『他に好きな人ができたから』
冷たく告げた、彼の声が、今も耳に残ってる。


愛してるって言ってくれなくなったのは、感じてた。
電話が面倒になられてるのも、知ってた。
メールが少ないのも・・
ハートマークが減ったのも・・
「東京にいる」って言ってた日に、
電話で思わず「今、稲毛」と言ったのも・・
いつもは疑っても笑って流すのに、
「だったら疑ってればいいよ」とため息ついたのも・・
本当は、全部、この日の前兆だったんだね。
わかってて、あたしは目を向けずにいた。

彼は、あたしと会う約束をドタキャンして。

他の女の子と会っていた。

会っただけじゃなくて、家に泊めて。

「浮気」をした。。。


電話で、別れ話をされて。
『泊められない。帰って』って言葉・・
あたしは、子供みたいに受け入れなかった。


「無理。帰りの交通費ないもん」


彼が帰って来ざるをえない理由を言って。
無理やり、会った。


会っても、何も変わらないことはわかってたし・・
別れが避けられないのも、電話の感じで分かった。


帰ってきて、煙草を吸いながら彼は・・
電話と同じように、別れ話をした。


『俺が言うのも変だけど、浮気は人としてありえないと思うし』
『そこまでしちゃったってことは、その子を好きなんだと思う』
『それなりの覚悟があって、俺もしたし』
『こんなことをしても、ミサと付き合ってくのは違うと思うし』
『俺は、その子と付き合いたいと思ってるよ』


そんな言葉の一つ一つが、とても悲しくて・・
胸に突き刺さって。


あたしは、何も言えなかった。

ただ・・
「最後の1日を恋人として過ごしたい」って
そんなワガママを彼に言いました。








本当に、あたしは、いつも通りの彼女を演じ切った。

作った夕飯を食べてもらって。

一緒に、テレビを見て。

いつもみたいに、くっついて。
キスをして、抱き合って・・・・・して。



『どうして、すっぱり別れないの?』
『なんで、別れるのにふつうにできるの?』
『なんで、こんな俺なのに・・・』

涙を流しながら言う彼に、あたしは笑顔で答えた。


「あたしは、まだ好きだからだよ」


どうして、そんなことができたのか分からない。
あたしに嘘をついて、他の子と遊んで、浮気をして・・
そんな彼に、どうして優しく接することができたのか。。。
「好き」って言えたのか。。。
笑顔を向けられたのか。。。

自分でも、わからない。


でも、悲しい終わり方はしたくなかった。
彼の記憶に少しでも残りたかった。


最後まで、笑って愛し続けたあたしの姿を・・
覚えててほしいって思った。


だから、笑った。
笑って、笑って、精一杯の愛を伝えた。


いつも通りに、彼の腕の中で眠って・・
最後だって思ったら、全然眠れなかったんだけど。
でも、彼に抱きしめられながら、朝を迎えた。


8時23分。
あたしが乗らなければいけない電車。


本当は、7時くらいに起きる予定だった。
でも、6時過ぎに、
彼が一度起きて、トイレに行って。
ベッドに戻ってきて・・
そこで、あたしは初めて泣いた。


「あと2時間しか一緒にいられない」


限られた時間が、すごく悲しかった。


彼は、その言葉を聞いて、何を思ったのかな?
ベッドの中で、ギュッって強く抱きしめてくれた。
きつく、息が苦しくなるくらい、抱きしめてくれた。



「あたしのこと、すぐに忘れちゃうのかな?」


『俺は、今まで彼女と別れたら、全部リセットして
自分の中から、その人のことを消して、次に進んでたけど
もらったネクタイは、これからも大切な日には必ずするし
ミサのことは、絶対に忘れないよ』


『こんなにストレートに気持ちを伝えてくれる人は初めてで、
だから、すごく辛いんだけど・・でも、俺は前に進んでいくよ』


抱きしめられながら、そんな会話をした。


泣いた。


彼も、泣いてた。


お互いに泣きながら・・最後に、愛し合った。


『俺にとって、ミサと過ごした時間は
今までの人生の中で一番大切で
なくしたくない時間だったよ』


「なら、なんで別れるの?」
「同じ気持ちでいるのに、どうして別れるの?」


『それでも、俺の決心は固いから』


何がいけなかったんだろう。
どうして、歯車が狂ったんだろう。
今は、ただ・・切ない。








起きて、支度をしてる間も「恋人」だった。
あたしが化粧する隣で、彼は髭を剃って。
彼が一服する時も、ぴったりくっついて。
家を出る前に・・キスをして、抱きしめ合った。


駅までの道・・
手をつないで、歩いた。


「あたしがいなくなること、少しは寂しいって思ってる?」


『うん・・誰かのことで、こんなに泣いたのは、初めてだよ』


「昨日、一緒にいて・・最後にあたしの愛は伝わった?」


『うん・・・・』


「なら、良かった」


最後の切符を買って。
改札の前で、最後のキスをして。
あたし達はサヨナラしました。


改札を抜けて、
後ろを振り返って・・
もう歩き出してる彼の後ろ姿を見て。
あたしは、名前を呼んだ。


改札にいた人たちが、振り返るくらいの大声で・・
彼を、呼びとめた。


振り返ってくれた彼。
あたしは、大きく手を振って。
伝えました。


「愛してたよ!!!!」



彼は、ゆっくり頷いて・・・
そして、手を振ってくれた。
それが、あたしと彼の「最後」。


電車に乗って、すぐにメール着信・・・


『おれも、愛してた。
ありがとう。頑張ろうね。ばいばい。』


人の目を気にせずに、
泣き崩れてしまった。




本当に、心から愛してた。
結婚したいって、思ってた人だった。


横浜と千葉の遠距離恋愛・・
距離を感じないくらい、何度も会いに行った。


いつの間にか、
彼のいる時間があたしのすべてになってた。


それが終わってしまったこと。
この上なく、悲しい。


悲しくて、悲しくて・・
どうしたら、立ち上がれるのか分からない。


でも、あたしも、前を向かなくちゃ。
いつまでも、泣いてばかりはいられない。





2010.07.02

大切な恋を、失いました。





また、いつか
心から愛せる人が現れたらいいな。







出会いは、偶然。

2月の末、すごく寒かった日snowman*



たまたま、彼の家に行く途中。

駅前で歌っているのを見かけた。



「路上ライブ」・・・

思わず足を止めて、聴いた。



あの日、私は色々と悩んでいて。

気分が沈んでいて。

そんな時に・・

楽しそうに歌って踊っているバンドを見かけて。

本当に、すごく楽しそうで。

気づいたら、曲に合わせて体を揺らしていた。



悩みが消えたわけではなかったけれど・・

それでも、何となく体が軽くなった気がした。



あの時に、出会ったバンドドレスシルクハットdrums

それからもずっと気になっていて。

HPをチェックしたり・・

もう一度聴きたいって強く思った。



それで、今日。

再び、同じ駅前。路上ライブバラ



待っている間は寒かったけれど。

ライブが始まったら、また自然と体が動いた。

あっという間に過ぎた、素敵な時間時計



音楽って「聴く」イメージだったけど。

ライブって、見てて楽しい。

目をつぶって、耳を澄ますんじゃなくて。

音楽の世界に、一緒に入り込む感じ。

うまく言えないけど、そんな感じがすごく好きWハート



通りかかったときに、立ち止まって聴くことはあっても。

今日みたいに、自分の意思で聴きに行ったのは初めて。

CDも買っちゃったCD









今まで、「音楽」とか「ライブ」って縁のない世界だったけど。

本当に、素敵な時間だった。








普段のバタバタした生活から、少し離れて。

ゆっくり体を揺らす時間も大切なのかもしれないballoon*



来週から、また学校が始まる。

大学院、2年目。

去年以上に、忙しくなると思うけど。

頑張って、乗り切りたいなpencil*











crystal*バレンタインcrystal*




私と彼にとって。


初めてのイベント。


手作り。


少し照れたけど・・


頑張ったchocolate*



*CHACHACHA*-choco




自分が作ったものを。


食べてもらえる瞬間って。


すっごくドキドキするWハート


「おいしい」の一言が。


その4文字がすごくうれしかったスマイルくん










若葉ホワイトデー若葉




彼は仕事が忙しい人。


付き合って2ヶ月も経ってないけど・・・


デートは、ほとんどが彼の家house*


だから、ホワイトデーも期待してなかった。


でも、しっかり考えてくれていたプレゼント





*CHACHACHA*





香水をもらいましたperfume*


すっごくいい匂い。


彼が選んでくれた匂い。


彼の好きな匂い。


そんな匂いに包まれるだけで。


なんだか、幸せな気分になるclover*






「Miracle」って言葉、好きballoon*


昔から、すごく好きな言葉。


その名前がついた香水をくれた・・・・


それが、そもそも「Miracle」だったりするドキドキ


愛用しよう(^^)