短律系詩人 句句句のQ -13ページ目

短律系詩人 句句句のQ

俳句、短歌、川柳、都々逸
短律と呼ばれる詩を書いたりしてます。
コントや なんちゃって落語も書きます。詩的に。

スゴつぶQ 2014 5月16日タイムライン句会
トゥギャッターでまとめました。
http://togetter.com/li/669417

「地球から見えない場所で星になる」

グランプリ! (うぐいすさんと同点で)
 *:'゚。.*ヽ(=´▽`=)ノ:゚・'・゚

本家のスゴつぶが終了してから2回目のTL(タイムライン)句会だったけれど、
感想タイムが全然盛り上がってなかったように思った。
感想タイムのコメントのやりとりがTL句会の醍醐味なのにぃ
しかし、最終選句・句会Q上ではコメントを書いてもらえてるしこういうカタチでも良いのかなぁ??

短歌なzine『うたつかい』 http://www.utatsukai.com/  に
2012 12月号(第12号)より参加させて頂いてます。
編集長の さくらこさんはじめスタッフの皆様 ありがとうございます!(毎回感謝)
4月号(第18号)の参加歌人は162名!すげぇ!
この号のデザインにも深く感動。
ネットプリントでモノクロで出してるから、モノクロでのデザインの難しさはよくわかってるし、なおさら。

連作5首と テーマ詠『色』の一首


◆カストルがα星

ふたご座の一等星じゃないほうを見上げてマナは笑って泣いた
木星は地面がないと知りましたすっぽかされたプラネタリウム
マナちゃんの大事な人のリストからはずれ冥王星になる僕
何光年離れた星に運命の人がいるのか肌は緑か
覗いたら宇宙の果てが見えそうな竹輪の穴を塞いで食べた


◆テーマ詠『色』

どの色のコードを切れば助かるか妻特製の時限爆弾

蟻の入った梅酒を蟻ごと飲んでキーの高い歌を唄う

工具買って直せず

フォークの握りでボール抜けなくなっている

春の汗を犬がひっぱっている

花見団子持って桜のない寺に来た

予定通りツッコまず下を向いた

ノアの方舟に穴あけている

ファールフライ落としたキャッチャーがロン毛

ばあちゃんに書かせた俳句が金賞

整えた言葉に寝ぐせがない

牛乳で割るカクテルしかないのか

悪役を褒めた子が地球儀をまわした


新月を鏡に映し帰り待っている

帰り待っている鏡の新月

嘘っぱちの夜と踊る

ぼた餅の重さで棚が落ちた

応募券いっぱい持って昨日までの締め切り

フィンガーボールじゃなかった

女豹のポーズがトドにしか見えない

フラッシュモブまでしたサプライズプロポーズ断られ煙草がない

貧困なボキャブラリーで言葉責めされている

病みながら旅する道にたんぼぽ咲いている

コロッケの中から小吉のおみくじ

青い山に灯油まいている

心の声が漏れる穴からも嘘

エッチなシーンないまま2時間が終わった

無職のラジオボタンがない

応募券いっぱい持ったまま昨日までの締め切り

「どっきりでした」と伝える役が急死

嘘はついていない答えだ

旅に出ない足がまた眠る

同級生に先輩と呼ばせているのか

陰口をわざわざ伝えに来る女の肌が荒れている

ぬか喜びの口が唇を割った

双子の黄身が出るまで割ろうとしている

上手にネズミ描いて消さされている

地下鉄ディスコに陽を入れるな

魔法の教科書に宇宙船のパラパラ漫画

ボブ・ディランの生まれ変わりが3人いてまだボブ・ディラン本人は生きている

ゴジラの尻尾再生してまだ夜は寒い

重たい福袋選ぶ指にささくれ

お金払って悪口いわれている

パワーストーンの店に不幸が続いた

誤診続いて臭いが戻らない

魔法がかかってもオスだしな

細長く林檎の皮剥いて食べない

最後の恋が何度も終わった

見舞いにきて黒星病のリンゴを剥く

記念樹枯れて僕も病んでいる

蛙ひいていったトラックに蟻のマーク

大蛇飲み込んだ蛙が月も食べようとしている


卒業証書の筒からマーブルチョコレート

飛行船追いかけて知らない町

猿の反省こそポーズだけだ

三択問題の4番が正解

きびだんごで複数年契約

「たのしいすごろく」で血がでた

ポカリ凍らせてきて溶けない

今日を生きて拾った言葉を句に変える

私のカルテに猫のような動物

先生に会いたくて受けなくても良い補習

さみしいと言えぬ口が春の歌

花曇りに君という器がない

鳴らないケータイだいじに持って蛍烏賊

ベストファーザー賞もらって息子に会えない

空が低くて恋のない街

青く青く山が迷っている

ひたむきに生きて回送電車

をんな星にして缶切りがない夜

縦書きの春が左脳でもつれる

割れた眼鏡が別れ際の川べり

十六の唇にさくらさくらさくらの血の味

売れ残った犬が尻尾振っている今日七杯目のコーヒー

人魚の瞼厚くキラーフレーズの波音
鼻唄をポケットに夕暮れのチューインガム

完璧主義で靴下に穴開けてる

眼鏡かけても君も見えない
「 霧笛聞こえるCaster吸う背中 」
リシャール・ヘネシー哺乳瓶に入れてよ
祝って喜ばれなかった
下ネタじゃなかったのに
かまってくれない女のブログ読んで朝刊の届く音
雪降る朝に一輪の春
一行詩が長い
嫁がぬ爪が値札を剥がす
帰り道忘れたどうせ一人暮らし
ふり返らない黒い蝶に夕立
雨から出て不味いタバコの煙
リセットボタン探す指が太い
病んだ月が欠けない
救いの手がとどめを刺した

ピーマン食べられず誰もいない放課後

立ち読みした本に涙落として帰る

去年もあのチョコ売れ残っていた

噛める下唇がない

番犬にならない犬がよく食べる

誰もいない星に湿ったポテトチップス

嫌な予感しかしないギターのイントロが陽気

おもちゃ箱の底にタミヤじゃないミニ四駆