パチパチパチ
ど~も

「いや~今日はね、この二人で皆さんに漫才をね見ていただこうと!思ってますのでね、よろしくお願いいたします」

「あっ、漫才?!、ちょうどよかった、やりたかったんですよ僕も」

「おっ、それじゃ早速やりましょうか、どんなのがやりたかったんです?」

「僕、あれ、あの、憧れてたんですよ、よく漫才の人がやってるじゃないですか、いや~今日はなついなーって…いやそれ言うならあついやーやろ!ってやつ」

「あーありますねじゃあ僕があいつやろって言いますわ」

「アッ、もういいです今自分で言ったら満足したんで」

「いや、いや、ちゃんとツッコミされた方がより、気分も上がるんじゃないですか?ね!やりますよオレ」
※少し間をおき

「えー、今日はこうして足元も悪い中ね
みなさんよくきてくださってねー」

「あっ、無視しちゃうかんじ?なんならあれやねこれね、頭からやり直そうとしてるねこれね」

「最近物騒な事件もおおいじゃないですか!」

「全然止まんないじゃん、えー隣だよ!えっ?見えてない?オレ見えてない?」

「急にね、襲われた時なんてね、対処出来ないですよね~」

「あーこれは見えないな、今襲っても見えてないからいけるかもな」
※横から手でツッコミ入れるように

の胸元叩こうと手を出す

「おっあぶな!」
※胸元に来た手を掴む

「あぶなちゃうわ掴むな!」
※掴まれたのを振り払う

「ね、こうも物騒な世の中なんでね、皆さんも気を付けてくださいね」

「いや、ちゃうやんこれはツッコミやんなんで掴むねんおかしいやろ…」
「なぁもうちゃんとやって、オレ漫才したくて来たんやから」

「えっ!あなたも漫才したいんですか!?」

「!?むしろそーじゃないならなんで隣おるとおもったん?、どー見ても観客ちゃうやろ」

「はぁーわかりましたじゃあ、僕が、店員やりますからお客さんやってください」

「おっ、っぽくなってきたんじゃない」

「いらっしゃいませ~」

「すみませーん」
※空気椅子をし手を上げる

「はい?あっ、ここコンビニなんで座らないでもらって良いですか?」

「コンビニ店員なん???先言うて、店員さん言うからレストランかなんかかと思ったやん」

「いや、レストランなら店員さんじゃなくてウェイターさんやりたい言うでしょ(笑)」

「なんかムカつくな」「まぁええ、コンビニな!じゃ頼みますわはい」

「いらっしゃいませ~」

「すみません8番のセブンスター下さい」

「あっ、セルフなんで自分でお願いします」

「タバコセルフのコンビニなんてあるか!」

「ごめんなさい、僕コンビニで働いたことないんでちょっと知らないです」

「働かんでも分かるやろ、どうやって生きてんねん」「あぁもうええ、君コンビニ店員無理やから別のにして」

「別のですか?あっ、それなら洋服屋さんの店員さんがやりたいです」

「洋服屋ね、じゃあお願いしますはい」

「いらっしゃいませ~ー」

「ちょっとまて、入り一緒やないかさっきと」

「違いますよ、さっきのはいらっしゃいませ~で、今回のはいらっしゃいませ~ー」

「わぁ最後がよくのびてるぅー」「じゃないわ」

「あ~なんかもう無理ですねあなたとはちょっと合わないみたいですわ」

「いや君がちゃんとやらんからでしょうよ」
※2人で互いの胸元へツッコミ

「ありがとうございました」

「ありがとうございました」
エセ関西弁的なものなのはお許しを漫才とかコントの台本書いてる人って凄いよな
物書きさんって地頭が良い人達なのかな。
最近デニ怖にハマってる。

怖くても笑えて楽しい。