DAIのOutdoor activity -18ページ目

DAIのOutdoor activity

DAIの野外活動の話題やお気に入りの紹介、日常の健忘録を兼ねたブログ

伊豆に行ったので帰りに、御殿場アウトレットによった。

そこでスコッチグレイン オデッサのダブルモンクのマイサイズがちょうどあったので、仕事用に購入した。

シェットランドフォックスや、以前履いて大変な思いをしたフェラガモも一応候補だったが、気に入るものがなかった。

スコッチグレインのオデッサの定価は4万円ちょっとだが、1万円引きになっていた。

オフの靴には10万円でも出すのに、仕事の靴はあまりにも安いものを選ぶ、オンとオフにこういう格差がある人物は労働者階級、下層労働者階級に多いらしい。何かの本に書いてあった。

別に労働者で結構だが、円安の今、流行り廃りの少ないビジネスシューズに、外国製を買う気にはあまりなれない。



ソールが紫色に染められている。
履けばすぐ剥がれるが、お気に入りの箇所だ。



右足がオデッサ910と左足がT0297の比較。



写真はどちらもスコッチグレインのダブルモンクであり、サイズ25.5のワイズはE(マイサイズ)で、メーカー、サイズ、ダブルモンクという点も全く同じである。

アッパーはオデッサにはアノネイ社のカーフを、T0297には国産カーフを使っている。

革のキメと柔らさには確かに違いがあり、オデッサの方が高級感がある。
ソールはどちらも上の写真と同じ仕様である。

定価はオデッサが約4万円、T0297が約3万円だ。

履き心地はT0297の方がホールド感がある。
革がオデッサより固いからそう感じるのかと思ったら、どうやら違うようだ。

下の写真は右足がオデッサ、左足がT0297である。
オデッサの踵は緩いがT0297の方はきちんとホールド感がある。
写真を見ても明らかにT0297の踵はオデッサより小さい。

これによりT0297はそっと両側から踵を掴まれているような感覚があり、踵が浮くことがない。自分はオデッサではやや踵が浮いてしまう。
紐で調整できないモンクでは重要な部分だと思う。

これから購入を考えている人には、日本人は踵が小さめが多いと聞くので(自分もそうだが)、T0297の方をオススメする。

きちんと足に合わなければ、皮革の良さによる利点は半減してしまうと思うからだ。

スコッチグレインのオデッサは造りは丁寧だし、皮革の質感も良いけれど、こういう風にちぐはぐなところがある。シングルEを買うような人の踵をもう少し考えたらいいと思う。
実際、T0297では出来ているのだから。














[スコッチグレイン] SCOTCHGRAIN ダブルモンク T0297 B(ブラック/26.5)/SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)

¥34,560
Amazon.co.jp