この前の傘は、外出先で傘立てにさしておいたら、無くなってしまった。
梅雨時にまともな傘がないと困るので、今回はフォックスアンブレラにした。細巻きが特徴の老舗メーカーだ。
このような包装で送られてきた。

大分、細巻きである。
なんでも2012年にナイロンからポリエステルになり、末端も縫製の仕上げに変わり、以前に比べ細巻きが出来なくなったと言われるが、それでも大分細い。英国人はこういう細巻きの傘をステッキ代わりに持つらしい。
しかしこの細さ、なぜか気恥ずかしい。気取った感じがするからかな?

フォックスの中でも最もベーシックなGT1
シャフトは直径8mmのステールパイプ(焼付け防錆加工)でフォックスの基本だそうだ。
ハンドルはマラッカと悩んだが天然木のダークウッドにした。マラッカだともっと気恥ずかしくなりそうだからだ。これは年齢的なもので自分が40、50になれば恥ずかしくなくなるのかも知れないな。
傘地はポリエステル。フォックスの傘はイギリスの霧雨用で、日本のどしゃ降りでは漏ると言われていたらしいが、ナイロンからポリエステル(撥水加工)に変わって、どの程度改良されたのだろうか。
まあ自分はそんな中、長時間外を歩くことは、まずないので問題はない。通勤も車だし。
カラーはネイビーにした。
サイズは親骨の長さ64cm、 広げたときの直径107cmだ。男性用傘は65センチがベーシックで女性用は60cmまでの大きさが基本だそうだ。
重さは468gあり結構ズシリとくる。
価格は22000円だった。一年間は無償修理の保証が付く。

FOX の特徴である細巻きが可能な8本骨。
パァンと張った傘地が心地よい。

メイドインイングランドで熟練の職人の手作業で作られるらしい。
無償修理はこのシールがある正規品の物に限るようだ。
基本的なお手入れ方法
①傘を開く前に2、3度振って生地をほぐしてから開く。
②使用後は下に向けて2、3度開閉して水を切る。傘を回しての水切りはろくろを壊す場合がある。
③濡れたまま畳まない。風の通る場所で陰干しして、湿気をよく取ってから収納する。
④折り目にそって畳む。(これと細巻きを両立させることは本当に難しい)
⑤ほこりの汚れは乾いたブラシで落とす。
当たり前の事ばかり。
これを見てふと思った、そういえば傘を干すとか、靴をクリームで磨くとか、スーツにブラシや、スチームをかけるとか、かつて親が日常でやっていた事を、自分の日常でもやるようになったんだなと。
自分が大人になったなと思う瞬間である。
フォックス・アンブレラズ(FOX UMBRELLAS)木目ダークウッドハンドル細巻き傘 GT1...

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