こんばんは
三連休ですね、秋らしく晴れて良かったです。
さて今回と次回は私の大好きな鋼の錬金術師のお話です。

では、ストーリーから…
アメストリス国の片田舎リゼンブールに生まれ育ち、
高名な錬金術師ヴァン・ホーエンハイムを父親に持つ
兄のエドワード(エド)と弟のアルフォンス(アル)のエルリック兄弟は錬金術師としての才能を開花させていく。

だが、父の失踪後は女手一つで兄弟を育ててきた最愛の
母親トリシャは病に倒れて帰らぬ人となった。

兄弟は旅行でリゼンブールを訪れていたイズミ・カーティスが
錬金術で水害から人々を救う姿に惹かれ、彼女に弟子入りを
懇願する。厳しい試験と合格後の過酷な訓練で実力を磨き上げる。
だが、それには重大な目的が隠されていた。

母親の死を受け入れられない兄弟は、錬金術における最大の
禁忌人体錬成でトリシャを蘇らせようと考えていたのだ。
だが、錬成は失敗。
エドは左脚を、アルは自らの身体全てを失ってしまう。
エドはアルまでも失うことを恐れ、自身の右腕を代価として父の
コレクションの甲冑にアルの魂を定着させることに成功する。
だが、生きる目的を失ったエドは廃人同然となり、アルは何も
感じず、眠れぬ体に苦悩する。


二人は父の親友で機械鎧(オートメイル)技師のピナコ・ロックベル
に保護され、幼馴染みのウィンリィ・ロックベルと共に暮らすことに
なった。
そんなとき、国家錬金術師で焔の錬金術師の二つ名を持つロイ・
マスタング中佐が副官のリザ・ホークアイ少尉を伴って兄弟を
訪ねて来る。天才錬金術師として噂のエルリック兄弟をスカウトしに
来たのだった。

だが、聡明なマスタングは死んだ目をしたエド、鎧姿のアル、そして
彼らの自宅の惨状を目の当たりにしてなにがあったかを理解。
エドの愚行を責めつつ、自身とアルの体を取り戻す気があるなら
自分を訪ねてこいと言い残して去って行く。「元の体を取り戻す
ため軍の狗として生きる」覚悟を決めたエドは過酷な手術の末、
失った右腕と左脚に機械鎧を装着。ウィンリィは専属技師
となってエドを支える決意をする。

12歳になったエドはリハビリの後、国家錬金術師の資格取得に赴く。人体錬成の際に真理の扉を目の当たりにしたエドは師イズミと同様に錬成陣無しでの錬成術(手合わせ錬成)を身につけていた。大総統
キング・ブラッドレイの眼前でその技を披露したエドは合格し、ブラッドレイから二つ名鋼を授かる。
国家錬金術師の証である銀時計を手に帰省したエドはアルと共に
自宅を焼き払い、「Don't forget 3,OCT,11(忘れるな、11年10月3日)」
と時計に刻み、絶大な力を持つという賢者の石に肉体を取り戻す
可能性を求め、ウィンリィとピナコに別れを告げる。こうして鋼の錬金術師となったエドとアルの旅が始まるのだった。

やがて二人の壮絶なる旅は様々な事実を明らかにしていく。「賢者の石の材料が大量の生きた人間である」こと、「アメストリス国軍が賢者の石錬成のため数々の流血事件を引き起こし、その最たるものが
イシュヴァール殲滅戦」だということ、

「目的達成のため最初の人造人間(ホムンクルス)が自ら棄てた7つの感情(欲求)の名を持つ子供たちを暗躍させている」こと、「キング・ブラッドレイの正体が憤怒(ラース)の名を持つ年を取るホムンクルスで軍事国家の支配者となるべく産み出された」ということ、「かつて一夜にして滅んだクセルクセス王国の滅亡は“最初の人造人間”が肉体を得るために引き起こした惨劇であり、唯一人の生き残りとなったのが兄弟の父ヴァン・ホーエンハイムである」こと、「人の形をした賢者の石たるヴァン・ホーエンハイムこそが東方に錬金術を広めた伝説の人物で長き人生を同胞たちの復讐に捧げ、最初の人造人間(ホムンクルス)打倒のため入念な準備を重ねてきた」こと。「人体錬成の域まで錬金術を極め、真理の扉に到達した者たちを人柱としてアメストリス国そのものを錬成陣とする賢者の石錬成が準備されている」
こと・・・。

エルリック兄弟はイズミ夫妻、ホーエンハイム、ロイ・マスタングと彼の部下たち、マスタングの元上官グラマン中将率いる東方軍、豪腕の錬金術師・アレックス・ルイ・アームストロング少佐とその姉でブリッグスの北壁ことオリヴィエ・ミラ・アームストロング少将率いる北方軍、

シン国の皇子リン・ヤオと二人の従者。
リンが宿すことになった強欲(グリード)、

シンの皇女で錬丹術の使い手メイ・チャン、

軍の実験でキメラにされた4人の元兵士、そしてウィンリィの両親の
仇であり、兄弟の宿敵で復讐に生きるイシュヴァールの武僧傷の男
(スカー)と彼が集めたイシュヴァール難民・・・といった協力者たちと
共にホムンクルスの野望を挫く決戦の日へと向かうのだった・・・。

鋼の錬金術師・漫画は全27巻でお話も長過ぎずリズム感
があり、テーマも重厚でかなり良い内容です。

それでは鋼の錬金術師のなぜどうして感動するのかは
次回ゆっくり書きたいと思います
では、楽しい連休をお過ごしください