日は県内出張!(信州の鎌倉経由)になりました、商用と親戚への用事を兼ねて、東信の小県地区へ行きました。

天気も快晴で往復は時間の余裕もあったので、一人ドライブ気分です。途中道筋に別所方面(塩田平を通ったので、「前山寺」に寄りました。


前山寺三重の塔は、「未完成の完成塔」と言う別名が付けられています。構造的にいうと、勾欄や窓がなければならないのに、この塔には一つもありません。しかし、作ろうとした跡はあります。そこで、”未完成”と言います。けれども学者や、美術家たちは、「それでいて少しも不自然でなく、釣り合いのとれた見事な塔となっているのが不思議だ」と言われており、"未完成の完成塔”と言われます。またこの前山寺は「愛の領分」藤田宣永原作(直木賞)の舞台になっています(彼の小説は奥さんの小池真理子氏と軽井沢に住んでるせいなのか、長野が舞台が多いので・・・好んで読んでいます!)


今回は寄りませんでしたが塩田平にはあと「大法寺」別名見返りの塔」があります。昔、道行く人が、あまりの美しさにふり返りふり返りしながら旅を続た、というところからつけられたと言われています。


もうひとつ別所温泉には国宝の八角三重塔があり「安楽寺」もお薦めです八角の塔は全国でここだけだそうです。四重の塔に見えるけど一番下は裳階(もこしと読みます、ひさしのことです)と言うもので、裳階付き三重の塔と言うのが正しいのだそうです。二つの見られなかった塔も含め、塩田平は信州の鎌倉と呼ばれ、見るものが多々あります。


帰りは田舎なので頂いた野菜、米・大根・じゃがいも・葱(採りたてで美味しい)満載で帰路に!
帰路ルートは5つ
①川西に旧道(最短で空いてるが狭い道)
②国道18号(ゆっくり走れる)
③高速
④地蔵峠越え(最短の山道)
⑤菅平高原越え(景色の良い山越)

高速でとも思いましたが⑤の菅平高原越えにしました。山道を跳ばして愛車も気持ち良さそうに久しぶりにアクセル全快です。今日は素晴らしい晴天だったせいか、山を越える時に、遠く北アルプスの山々に映える夕焼けが綺麗でした。