道を選び間違えてしまったんだろう。



わかってはいる。

あの日、会う約束をした前日。





全てを投げ出してしまった。

全てを遮断してしまった。

ただこの狭い空間で生きていけばいいと。







なんでかな。

“向こう”を選べばよかったのに。



いや、どちらを選んでも違う種類の苦しみがあったんだろうな。





でも、今のこの苦しみはいつか消えるの?

ちゃんと受け入れられる日がくるの?

忘れられない。
忘れたくない。
忘れなければ“今”を思えない。
忘れることが幸せではない。







きっと
名前を呼んでくれた声も
酔うと真剣になる顔も
口元も
髪型も


街で似た人をみるだけで

貴方であってほしい
貴方でありませんように

両方の思いで




幸せになってほしい
でももう一度会いたい
会えない、会いたくない...

そんな矛盾を





思い出はいつまでも綺麗なままで
少し美化されたりして


相手にいつまでも想いがあるわけがないのに
少しでいいから想っていて欲しいなんて願いを持ち



思い出の中の貴方を想っていることで
今の私は保たれていて



ここにこうして言葉を吐き出すことで
自分の気持ちに整理をつけようと








あぁ、大好きだなぁ