私はどこにでもいる


ごくフツーの人間です。


何の特別な能力も特技もありません…






















と、今までは思っていました。


















が、


















フツーの定義って何はてなマーク

















五体満足で自力で呼吸できる有り難さを忘れて


「フツー」


だとするのは違和感があるし


「フツー」の人間という言葉から想像する人間像は、人それぞれだと思います。


だとすると、


「フツー」の人間って何なのでしょう?

















私達人間の身体は、精子と卵子が受精して着床して母体で育つ過程を経て、母親が産む事によってこの世界に存在していると考えられています。



















ねぇ、コレ十分


















凄くない?


















だって、卵子の寿命は1日程度で、精子の寿命も3〜5日と言われていて

















女性は一生分の卵子を抱えて生まれてくると考えられています。

















つまり、女性と一緒に卵子も老いていきます。


















年齢を重ねれば重ねる程、卵子の質も落ちていくと言われています。

















また、女性は赤ちゃんのベッドを作り始めるのは小学校高学年頃が多いと考えられていて、


個人差があるので、高校生になる頃作り始める人もいれば


小学校中学年で作り始める人もいるかも知れません。


この「赤ちゃんのベッド」は、受精した「生命」を育てる為に


月に一度、新しくします。


せっかく作り上げたベッドを排出する「生理」を終えると


卵子を育てて、ある程度成長した卵子が飛び出て


そこに精子がいた場合、受精に至る


と考えられています。



















という事は、生命が「身体」を手に入れるチャンスは


1ヶ月の中に何日あるでしょう?






















ほぼ1日です。





















ひと月という事は、30〜31日ですよね?


その中の


1日


















更に、精子の数はよく分かっていないので何億とも何兆とも言われていて…


とにかく、いっぱい





















でも、卵子は1個


















女性が持てるだけ持って生まれてきた限られた卵子の中の1個






















だから、何億だか何兆だか分からないくらい精子はいっぱいでも



















「身体」を手に入れられる生命は



















たった一つ
























それが、今このブログを読んで下さっているあなたであり、私でもあります。























凄くないはてなマーク


















これが「フツー」のこの世界って本当に凄いと私は思います。

















そんな私は現在育児真っ只中なのですが、


我が子がやってきてくれた時の事を振り返ると


信じがたい偶然がいっぱい重なってて…


私は本気でこの子は


神様から授かった子


だと思っています。


















当時私は、主人の仕事の都合上、離れ離れで生活していました。


新幹線を使わなければ会えない距離だったので、


頑張っても会えるのは月に2回


しかも滞在場所は主人の部屋なので長期滞在する事もできず、休日でなければ行っても一緒に居られない…

















その貴重な休日に主人が『何をしたい?行きたい所はある?』と聞いてくれたので


私は『日吉大社に連れて行ってラブラブ』とお願いしました。

















あまり知られていないかも知れないのですが、実は日吉大社は仏様と神様を祀られている所なのです。


廃仏毀釈のせいで、今はバラバラにされてしまいましたが、日本が今より豊かだった頃は仏様と神様が一緒に祀られている事も珍しくなかったそうです。


そんなこんなで、


知る人ぞ知る、知らない人は知らない奥総社へお参りに連れて行ってもらいました。


実は、主人と結ばれるまでも紆余曲折あり、


一度は一緒に居る事を諦めた人だったので、


きちんとお礼を伝えたかったのです。


















そして、幸せな気持ちのまま夜まで過ごし、翌日の朝に私は他県に戻りました。


そして他県に戻ってからは、引っ越したばかりだったので、氏神様にご挨拶に伺う事にしました。


正式なお参りは二十一日なのだそうで…


戻ってから通い続けた二十一日目の朝に、ふと自分の異変に気付きました。



















あれ?


そういえば生理きてない…


















私は過去に子宮内膜症と診断され、偽閉経療法や投薬治療をしていました。


だから、


あ~…


これが噂の閉経ってヤツか…


それとも恐らく更年期ってヤツか…


とにかく病院に行かなくちゃ


と思いました。


















それから、保険証を用意したり病院を調べたりしながら


そっか!絶対に妊娠の可能性あるか聞かれる!


と思い、数年前に買った検査薬を引っ張り出してきて


使えるかな驚きと思いつつ待つこと数秒





















『え?』


さぁ~っとあっという間に色が変わり、くっきり線が表れました。




















『お腹にいてくれてる…の?』


















『え?』





















しばらく、呆然として


ふいに


涙がこみあげてきました。


嬉しくて


嬉しくて


夢にも思わなかった


でもずっと待ち望んで諦めきれなかった


















私の赤ちゃんがお腹にいるかも知れない


















でも、糠喜びはしたくなかったので、急いで病院に行ったら、その日の内に胎嚢が確認できました。


そして、次に行った時には無事に心拍も確認でき、


そわそわどきどきしながらも無事に妊娠期間を終え、


我が子と対面する事ができました。


















奇跡だと思いました。


子宮内膜症だった私が、主人の希望に従い毎回避妊していたのにも関わらず


自然妊娠し、可愛い我が子を腕に抱ける日が来るなんて…

















過去の私が聞いたら、やっぱり泣いて喜ぶだろうな、と思いました。


子どもを望みながらも、パートナーすら見つけられず、一時は生理も排卵も止まってしまっていたので


妊娠した報告を聞く度に落ち込んだり、結婚した報告を聞く度に焦ったりしていました。


時間は止められない


卵子が減っていくのも老いていくのも止められない


でも


私一人でできる事はもう何も無い


という、絶望を感じた事もあります。


今の主人と結ばれてからも


妊娠を望まない彼と、妊娠を切望する自分の本心との板挟みに疲れ、生理が遅れる度に期待して、来る度に落ち込むのを繰り返す内に


『期待するから辛いんだ。期待しなくて済むように、いっそ子宮を取ってしまおうか…』


と考えた事もありました。

















そんな自分に訪れた奇跡…

















逆算したら…というより、私達はアノ日吉大社にお参りに行った日以来会っていないし、その前に会った時は生理中だったので、受精した日はこの日以外あり得ません。


また、お医者さんに、

『子宮内膜症?綺麗に治ってるね。何も無いよ。大丈夫。』


と言われました。

















有り難くて


有り難くて


絶対にこの子を大切にしようと思いました。


















まぁ、そう言いながらも、つい怒鳴ってしまったり、

大切にできてないな汗と反省を繰り返す毎日なのですがあせる


















そんな日々を繰り返して、我が子が4ヶ月になった頃、


ようやくじいじやばあばとも顔合わせしようという話になりました。


実は、あれから仕事の都合でまたもや引っ越しをし、


あの県からも離れ、飛行機を使う距離の所で生活をしていました。


そこで、せっかくなので顔合わせのついでにお世話になった先輩方にも挨拶に行こうという流れになり…


待ち合わせをした当日、先輩の仕事が長引いているとの事で、待ち合わせ時間を遅らせる事になりました。


そこで、家族3人で近くを当てもなくお散歩する事にしました。


お散歩している内に、何となく見覚えのある道に繋がり、近くに神社があったので、ついでにお参りする事にしました。

















そして、鳥居をくぐる瞬間に気付きました。



















ここ、


















アノ神社だ…


















更に、ふと気付いたら、日付けも


アノ妊娠が分かった日


二十一日参りを完遂した日


の、ちょうど1年後でした



















ぞわぞわ〜


その事に気付いた瞬間、鳥肌が立ちました。


そして、


神様が導いて下さったのだと思いました。


















目に見えるものだけ信じている人も


神様なんていないと言う人も


それはその人の自由だと思います。


だから同じように


私は


神様を信じています。


どの神様という指名制じゃなく、


神様は神様なんです。


どこの、とか、どの、


じゃなくて、妊娠させて下さった神様も出産まで守って下さった神様も成長を見守って下さっている神様も



みんなみんな有り難くて


信じています。


そして、今の私が在るのは


御先祖様が生命を繋いで下さったお陰だと感謝しています。


更に目に見えなくても、いつも守っていただいているのを感じています。


だからこそ、


私は「フツー」ではないと思っています。


私達はみんな、凄い存在だと思っています。


















とか思っていたら、先日の『ホンモノ』の先生に


『この子は凄いです。え、こんなに?とにかくあらゆる存在に守られていて…本当に守りが凄いの。(先生もちょっと興奮気味)』


『いわゆる魔法使い』


『あなたを導いてくれるはずです。』


と教わりました。


やっぱりか…びっくり


日々、この尊い我が子にいろいろ教わりながら、


たくさんの人に繋いでいただいて


生まれて来れたお陰で体験できる今を


大切にしていきたいと思いますドキドキ


最後まで読んで下さりありがとうございました🙇💕


良かったら、コメント、フォローお願いします🙇💕