6月9日、広島市 中区東千田町の広電本社構内で開催された
路面電車祭りに初めて行ってきました。
・・小雨が降りそうな天候にもかかわらず すごい人出・・
やはり乗車できる小型の庭園鉄道が人気でした。
背後のレンガ造りの建物は変電所です。
整備工場の中ではジオラマがセットされ模型の電車、
皆さん 目を輝かせて走らせてました。
これは超低床電車5100型の足回りです。
整備工場のピットの中から見学できました。
左右の車輪を結ぶ車軸が無い構造、その代わり両方の軸受を連結する
横梁が通っていてH型の台車枠に固定されてる、・・・
・・・バネ下荷重が大きくてストロークが小さい構造、
道理で突き上げ振動が大きい、つまり短距離の市街地向きなんですね。
手前のが新幹線用の車輪です。
広電は新幹線と同じ標準軌(1435mm)である、との説明・・・だけど
それに気付かずに通り過ぎる人も多い、・・・
まぁ 興味のある方だけでも見ていただけれはよろしいですね。
右側のが350型です。
昔は850型でした。当時の550型と共に 市内線ー宮島線の直通
臨時・季節運行に使用されてました。
これは被爆電車650型です。
ボギー型台車が採用され始めた頃の電車です。
右側の2両は 元・京都市電です。
外観は殆ど移籍当時のまま、・・当時と違ってる所は 窓枠の下のオレンジ色の帯と 屋根の上にクーラー室外機が設置されてる程度です。
左側が 元・西鉄 福岡市電です。
当時と同じ3連接で走ってます。
古風な小型のドルトムント市電です。
運転台のマスコンは円形ハンドルで古いヨーロッパ風、
昔懐かしい4輪2軸の台車枠です。
開業当初の電車を復刻製造、
イベントで走るのが主、屋根の上のポールと前面の防護ネットは
実際には使用できずイミテーションです。
場内には売店のテントがずらり
模型グッズだけではなくて イカ焼き たこ焼き ビール かき氷
焼きバナナ などなど 大盛況。
午後4時の終了時刻が近づいてきました。・・・
1540頃から無料貸切電車が次々と構内から出発、
広島駅行き 横川駅行き 西広島行き と順次発車してゆきます、
・・( 写真省略 )・・
着ぐるみ人形や観光大使に見送られての発車でした。
今回は写真を載せませんでしたが、広島と岩国の観光親善大使のコーナーも
賑やかでした。
今回が初めてでしたが、予想以上に充実した内容にビックリ、
全部は とても紹介できませんでした。