⚪999999を7で割ると、不思議の数字  
 「142857」が

 フリーメイソンの核心は古代秘儀に由来し、3位階のシステムはセラピス、イシス、オシリスの秘儀と符号する。参入すると、従弟は3つの光、東方のオシリス、西方のイシス、マスター(オシリスに代わる生きた主)たる南方のホルスに言及されるのである。

 へクサプラ(ソロモンの紋章)は六芒星だ。カバラ思想において、男性数として尊重される数「6」をカバラ思想家はミクロプロソポス及び、ヘブライ語アルファベット文字「ヴァヴ」に配当し、6つのセフィロトを中間に置く。
カバラ思想こそ、神智学の基盤であり、『ユダヤ百科事典』の「神智学」の頁には「カバラの頁を参照」とあるだけだ。

 カバラ思想はエルサレムの没落以降、一つの明確な体系、即ち秘密の知恵(本体知識)として形を整えたもので、数霊術や魔術を大きな拠り所としていた。ヘブライ語のゲマトリアは数霊術に基づいた暗号体系であり、様々な数霊術的意味を入念にたどることで、回りくどい説明と予言を導き出す。

 (略)

 カバラ思想から発達した呪術、魔術の中には「ソロモンの大いなる鍵」のように難解なものもあり、そこにはルシファーを総ざらえする呪文が提供されている。……フリーメイソンの全てのロッジで見られるシンボルに、輝く星を型どったものがある。真の起源を知らないまま、フリーメイソンはそれを「賢明さ」を象徴するものだと主張する。実のところ、それは大犬座の主星シリウスを象徴するものである。



⚪フリーメイソンはなぜ殺人を重要視するのか

 フリーメイソンの主要儀式の中に、モーゼの秘儀を受け継ぐ一派の三大秘儀は誰にも知られなかったという伝統に基づくものがある。「3つの言葉」とも呼ばれるこの三大秘儀を知っていたソロモン王、テュロス(言うまでもなく、カナン人の主要都市の一つである)のヒラム、そしてフリーメイソンの間で「寡婦の息子」と呼ばれるテュロスのヒラム・アビフのうち、ヒラム・アビフは、低位階のフリーメイソン3人から秘密を明かすよう強いられるが、どうあっても口を割らなかった為に、彼等によって殺害された。先に述べた重要儀式とは、このヒラム・アビフ殺害の儀式の事であり、そこには、フリーメイソンの秘密を明かすくらいなら殺害される事も辞さないという決意の大切さを印象づける意図がある。

 (略)

 フリーメイソンたるカナン人の儀礼に従わなければ、死がもたらされると印象づけられるのである。
フリーメイソンの儀礼においては、神(常に彼等は憎んでいた)の新しい名が儀式好きのフリーメイソンによって考案された。彼等の真の神として、ルシファーの名はあえて使われなかった。

そこで、謎めいた呼び名
「“Jah ヤー Bui ブール On オン ”」が使われる事になった。
これは、「“Jah”」は、本来の「“Yahweh”」から、「“Bul”」はカナン人の神、バールのヘブライ語名から、「“On”」はエジプトの神として「“Osiris”オシリス」からといった具合に、神の名にカナン人悪魔崇拝者の神々をくっつけて作り出された名前だった。


 カバラ思想に起源がある為、13はフリーメイソンの儀式にあって、重要な意味を持つ。
5人委員会はロスチャイルド家の家長及び、この一族に最も近い仲間から構成された組織で、フリーメイソンたるカナン人の世界秩序を支配するが、この下に13人委員会なるものがある。これも大きな権限を持ち、この下には300人委員会が存在している。この委員会は、世界の主要政治家及び、ビジネス界の指導者から構成され、教育界、宗教界の名士も参加している。
また同委員会のメンバーは、フリーメイソンも基本に連動している政策会議(ビルダーバーグ協会)に出席することも多い。



⚪「宗教が死ねば法律も財産も
  我らの思うまま」という高笑い

 フリーメイソンの最初の7位階はグレート・ミステリーズ・オヴ・オシリスの最初の7位階同様、初心者の職人だ。それ等はまた、イエズス会の昇級資格として求められる7位階と同一でもある。ヘクソーンはその著書『秘密結社』(前出)の中で、従弟の儀式がイエズス会のそれに起源を持つと指摘している。イルミナティを創設したワイスハウプトは、インゴルシュタット大学でイエズス会の権威だった。

 ヘクソーンは「彼(従弟)は身につけている全ての金属を取り去り、右膝と、時には左脇腹を出し、左の靴の踵を踏みつけるよう求められる。これが、一部の研究者によって、イエズス会に起源があると見られる儀式である。金属を取り去る事は清貧の誓いの特徴であり、胸と膝を出す事は女性の入会を妨げる意図を持ち、靴の踵を踏む事は、足が不自由だったにも関わらず、イグナチウス・デ・ロヨラが巡礼を始めたことを参入者に思い起こさせる為である。」
と記している。

 (略)

 ……32位階は、「王者の秘密の至高の王子」と呼ばれ、その人物は高度の情報を知らされるに十分昇級した事を意味している。つまりニムロデが切り刻まれ、その一派が地下に潜った時代に遡る秘密を「知る」グノーシス思想である。

 32位階の儀礼は、儀式として、財産、法律、宗教を「グランドマスター・ド・モレーの暗殺者」として非難し、「宗教が死ねば、法律も財産も我々の思うままであり、人である暗殺者の屍の上で、フリーメイソンの宗教、フリーメイソンの法律、フリーメイソンの財産を混ぜ合わせる事で、社会の再生が実現する」と主張する。

 この儀礼には、社会の既存体制を覆してカナン人によって支配されるフリーメイソンによる体制に置き換えようという、フリーメイソンの基本目的が現れている。
スコットランド儀礼には又、ヘロデの儀礼、フランス儀礼、大東儀礼、ミツライム儀礼(ハムの息子の名に因む古代エジプトの儀礼)も含まれている。
こうした位階の中でも、ヘロデの儀礼は歴史上最も残忍な王を祝している。多くのユダヤ人は、ヘロデ王を流血を好んだとして非難する。キリストの誕生を恐れ、新生児を皆殺しにするよう命じたからである。



⚪33位階の捏造権力者
 トルーマン大統領を検証する。

 フリーメイソンの真の目的について知ろうとする時、最も重要なのが33位階だ。これは「革命の位階」として知られ、ここにおいて「全宇宙のメーソンの至高の司祭長」の称号が与えられる。称号に「全宇宙の」とあるように、33位階に達した者のみが世界権力を行使する事を許される。従って、33位階のフリーメイソンは政治トップ、ないしはそれと同等の重要人物である。もちろん彼等は自らが率いる国家に忠誠を尽くす事は出来ない。既に彼等は、死の制裁を覚悟して、国家・民族を超越した普遍的なフリーメイソン組織に忠誠を尽くす事を誓っているからだ。

 典型的な33位階のフリーメイソンとして挙げられるのが、元合衆国大統領、故ハリー・S・トルーマンである。これといって才覚があったわけでもなく、彼は紳士用服飾品店を開くも、閉店に追い込まれ、当時にあっては、ろくなキャリアを積むことは出来ないだろうと見られていた。ところが、ミズリー州全体のフリーメイソン・ロッジの世話役となると、彼の問題は解決された。

……彼の身分は、政治家として保障された。
……大統領としてトルーマンは革命の位階、33位階に忠誠を尽くした。
血に飢えた独裁者ヨシフ・スターリンを「グッド・オールド・ジョー」と親しみを込めて歓迎し、マーシャルプラン(欧州復興援助計画)を提案して、密かにソヴィエト連邦に物資を送り続けた。

 (略)


⚪「万物を見とおす目」は実は○門
 ・同性愛を意味する

 フリーメイソンのシンボルは、カバラ思想に由来するその意味合いを知らない人々、とりわけフリーメイソンの大部分を占めるブルー・ロッジの3位階のメンバーには、何の害もないもののように思われることだろう。だが、「万物を見通す目」のシンボリズムにしても、それが洞察ではなく、生殖のこと(アイ・オヴ・ホー)に言及していると、彼等に知らされることは決してない。「アイ・オヴ・ホー」とは○門の事であり、それは、私達の現在の指導者層たるカナン人の世界秩序による※ホモセクシャル或いは、※バイセクシャル指向において、重要な意味を持つ。「G」はGeneretionジェネレーション、即ち性交を、さらにはグノーシス思想を表象する。それは又、大邪神バールと失われた器官を称えるものでもある。

 セトとニムロデの伝説によれば、マスター位階の儀式において、ロトの「両性具有の息子」を表象する「マ・ハ・ボネ」として現れる。
またマスターのロッジは子宮(中間の部屋)を象徴する。アカシアは、全ての秘儀の起源がインドにあること、つまり参入の発想の起源がその地域にある事を物語る。
アカシア儀礼では、職人(クラフト)メーソンはギリシア語で「無垢」を意味する「白い」衣服を着用する。とはいえ、それは多くの宗教儀式においては「無垢の腐敗」を意味する色である。

 アカシア・ミューチュアル・ライフ・インシュランスといえば、ワシントンの連邦議会関連施設の近くという絶好地に本部を置く生命保険会社であり、J・エドガー・フーヴァーといえば長きに渡ってFBI(連邦捜査局)長官を務めた人物だ。
この人物には一つだけビジネス界との繋がりがあって、彼はFBI本部と通りを一つ隔てるだけのアカシア生保の重役に名を連ねていた。
彼がほとんどの生涯、FBIから追い出されることがなかったのはこの繋がりの為である。


(※補足 アメリカ合衆国元大統領のオバマも、現在のフランス大統領マクロンも、カナダの現大統領トルドーも、ホモセクシャルだと言われています。オバマのミシェル夫人は実はオカマ(男性)だと言われています。これは有名なので知っていると思います。マクロンも実は昔から男性の恋人がおり、現在の妻は偽装と言われています。カナダのトルドーは、バイセクシャルだったかな?)



⚪変質者アルバート・パイクの
  酒池肉林の聖祭(ミサ)

 合衆国の歴史上最も反逆的な人物の一人として挙げられるのは、フリーメイソンの大立者アルバート・パイクだ。彼はボストンに生まれ、ハーヴァード大学に学び、後にアーカンソー州に移った。南北戦争には南部連合軍の将軍として従軍し、その後の人生はフリーメイソンを普及させることに専念した。また、合衆国においてスコットランド儀礼(注目すべきことに、この儀礼では公式通信全ての日付がヘブライ暦で記される)を有名にした人物とも目されている。

 (略)

 パイクとマッツィーニの後を継いで世界フリーメイソンの長となったのはアドリアーノ・レンミだった。レンミとパイクの間には、儀礼で使われるフリーメイソンの神をめぐって意見の大きな対立があった。
パイクはルシファーと呼ぶことを、レンミはサタンと呼ぶ事を主張した。結局のところ、ルシファーに落ち着き、パイクは「ルシファーの至高の司祭長」という言葉で自らを称するようになった。

 中流家庭の出だが、パイクはアーカンソー時代、無尽蔵の資金(どこから出ていたかは未だ不明)を持っていたようだ。見苦しく太った、変質的趣味の持ち主パイクは、友人と売春婦から取り巻きを3台の荷馬車に分乗させ、ブランデーの樽やら、入手出来る限りの珍味、飲食物を積み込んで、山野を放浪した。そして数日間ぶっ通しで食べ続け、野蛮な狂宴(オルギア)に明け暮れ、世間に背を向けた。
アメリカのフリーメイソンのトップの座に就くと、パイクはメーソン・ロッジでの祈りの中で「イエス・キリスト」の名を口にする事を禁じ、ニュー・パラディアン儀式の高級管史の為にアドナイサイド聖祭(ミサ)をつくり上げた。
 
 これは、「蛇が人間の真の友」として、キリスト(アドナイ)が人類の真の敵として表現される25位階の秘儀伝授の儀式に基づくものだった。
この儀式自体、昔ながらの黒ミサの要素を含んでいたが、パイクはそこに、イヴと呼ばれる裸の売春婦に性交の儀礼を伝授することをハイライトにするといったような、多少の創作を加えた。そこでは、家畜類や動物がルシファーへの血の捧げ物として供えられ、キリストに対するサタンのシナゴーグの勝利が祝され、ホスチアを汚す儀式が執り行われた。その血は参会者の間で回し飲みされ、その肉も儀式の中で食された。そして儀式は酒池肉林の宴に転じるのだった。



⚪「見えざる手」がすべて管理する
  アメリカの諸活動団体

 しばしばこのような放蕩にふけったにも関わらず、アルバート・パイクは疲れを知らない大立者であり続け、『道徳と教義』(前出)という大部の著作を著した。これは今日でも、アメリカのフリーメイソンの聖典となっている。

 (略)

 パイクはフリーメイソンの悪魔的起源をきっぱりと認めた。22頁には以下のようにある。
「フリーメイソンは、※秘密結社の流れを汲むものであり、今でも古代風な教えに従っている。」これによって、フリーメイソンと世俗的人間至上主義の指導者との密接な協力関係も説明される。

 世俗的人間至上主義もまた、その起源を秘教カルト集団にもっているのである。
152頁には「フリーメイソンは行動する」と記されている。極めて短い一文だが、フェミニズム運動であれ、ヒューマニズム運動、人種融合運動、共産主義運動であれ、合衆国におけるあらゆる種類の主義に、フリーメイソンが勢力的に関わっている事がここで明かされる。
……その為、合衆国で展開されるあらゆる運動家によるあらゆる煽動活動は、その資金面は勿論、活動の面でも大きな部分をフリーメイソン組織「見えざる手」に直接負っている。

アメリカ国内で何かの団体がデモ行進をしているのを見かけたら、背後でフリーメイソンが糸を引いているとみて、まず間違いはない。
220頁では、世界単一政府への強烈な志向が説明されている。いわく、「全世界は、一つの共和国家であり、全ての国家はその一家庭であり、個人はその子供である。」これは、ファビアン主義に則って、ゆりかごからから墓場まで全国民の日常を支配しようとする現在のアメリカ政府の社会主義的干渉主義を説明づける。

……そうした人間主義的プログラムを、宗教的には何の感化力、価値もないが、実践出来るのである。そこでは「子供たち」には自らの金を使う能力はないとされ、ワシントンの賢い中央政府だけが、私達の収入を受けるに値する諸外国に私達の金を流す事を決定出来ると考えられている。


(※白人至上主義を掲げる秘密結社KKKもアルバート・パイクが創始した。)