つづき

元サタニストの自叙伝 (3)
2009/11/29

「サタンは‥‥ではない」という章です。
地上の(宇宙の)全ての権威はイエス・キリストの下に置かれ、サタンはその足元に置かれている存在なんだなぁということを確認できますね。でもイエス様なしには私達はか弱い存在なんだ!ということも思わされます。

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1)サタンは一度に1箇所しか存在できない。サタンの部下達と連絡を取合うことに頼っている。聖書の教えに基づく経験上、私達の祈りにより非常に効果的にこの連絡網を切断できることが実証されている。(詩篇86:10 マタイ18:18)

2)サタンは全てを見通せない
サタンの下僕達に情報を選ぶ役目を行わせているため、霊的な戦いにおける執り成しの祈りによって取り扱うことができる。(イザヤ44:24 列王記19:15)

3)サタンは未来を知らない
サタンは聖書を知っている。しかし、聖書の預言については聖書学者でいっぱいの神学校が知っている以上に、聖書の預言についてもっと多く忘れてきたのかもしれない。彼の召使い(偽預言者、サイキックなど)が「預言」を実現させたとしても、サタンの計画に基づいて行っているのであって、神はその計画を覆すのである。これは何故多くのサイキック予言が失敗するのかという理由である。一方聖書の預言は100%正確である。(イザヤ45:3 ローマ16:27 イザヤ44:7_8 テモテ第一17)

4)サタンは比較的少しの力しか持たない
特にクリスチャンが関与する限りにおいては。
しかし、彼はどんな人間よりも力がある。しるしや奇跡によって働くことができるが、神の子らに対してはほんのわずかな拘束力しか持たない!彼は私達に少し触れるだけである。私達の罪がサタンにアクセスする機会を与えてしまうとか、神がサタンに許すとかして。
5歳のボーンアゲインクリスチャンの少女は、イエスの名によってサタンをピンポン玉のように投げ飛ばすことを知っている。(マタイ16:17_18 ヤコブ4:7)

5)サタンは最初ではない
これは神が創造の源だからであるため、サタンがすることのほとんどは神が私達に下さった良いものをねじ曲げることである。霊的に、肉体的に、知性的または感情的に。人間が教会の歴史をあまり読まないものであることを知って、サタンは何百年も前に使っていた古い使い古した同じ嘘を繰り返し使っている。(イザヤ45:18ヨハネ1:1_3 コロサイ1:16_17)

6)サタンは独善的である
サタンのプライドのせいで、多くの分野で自分の手に余ることを行っている。人間の弱い楽器(祈り?)を通してサタンを謙虚にさせ続けるということを神はお喜びになる。黙示録があるにも関わらず、サタンは本当に自分が勝てると思っている。神に反対する時はいつも地獄に突き落とされるという事実があるにも関わらず。初めは天からの失墜だったが、自分のプライドによって何度も何度も身の破滅を招くことになるだろう。サタンは自分自身の嘘を信じるという究極の過ちを犯している!(イザヤ14;13_14)

7)サタンは憐れみや挫折、自己犠牲を理解できない。
それはまさに、これらが神がサタンを挫折させる所である。神は私達の弱さを利用してご自身の恵みと合わせてサタンの計画を打ち砕く。サタンはこれらの感情を理解できなく、最も難解で読めない人間の性質だと感じている。このことで聖霊がクリスチャン達に主キリストに服従させることができることを、サタンはいつも驚嘆している。(ピリピ2:5_8 コリント第一1:25 コリント第二12:9)

8)サタンは神ではない!
これは、それぞれ異なる7つの要素を合わせると自ずから分かるだろう。イエス・キリストの血の一滴にある力は、サタンの軍勢全てにまさる力がある。それがサタンを完全に怒り狂わせる原因となっている。(イザヤ45:5_6 申命記6:4)

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(4)
2009/12/12

大学生のとき心理学が好きでよく関連する本を読んでいましたが、女性はユングを好きになる人が多い気がします。でもだんだん彼の言っていることは占いみたいだと感じるようになりました。そしてある時ユングの経歴を読んで「?」と思うようになりました。確か彼の父親はキリスト教会の牧師で、祖母が霊媒師だったと読んだ記憶があります。それで彼の血には相反する霊性が流れていて、一方では牧師になろうとする気持ちと一方ではオカルト的な能力があることを感じて苦しんでいたと。彼の提唱する心理学には、そういうものが根っこにあるのだと理解しました。

※※上記ブログ主さんの情報に補足しますと、ユングは幼い時期は統合失調症を患っていたという話があります。ユングの夢占いは正に占星術的な要素があり、心理分析にも先輩のフロイトとは違い占い要素が含まれているかのようです。そして彼はサイキックだったとも。すべてがまさにニューエイジっぽいのです。


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第4章の内容です。

 私達は何年も高位の僧職とウィッカに関わってきた。生徒達のいるクラスを次から次へと自分達の集会のために持ってきた。しかしウィッカもまた幻滅させるものだった。シャロン(ビルさんの妻)と私はウィッカというものを、原始的でその無邪気さのため純粋なエデン的な信仰だとみなしていた。今やそれは他の宗教と同じように、中傷と裏切り、学説の口論、支配関係で満ち溢れたものであると分かった。他の変化も同様に起こった。友人の一人(シャロンと会う前にウィッカに引き入れてくれるのに影響した人物)は、アントン・ラヴェイが書いた「サタンの聖書」を読んでみるように勧めていた。私はまだウイッチはルシファー、角のある神を崇めはするが、彼等は全然サタニストではないと思う程に未熟だった。私は彼にどうしてサタニストであると公言している人の本を読むべきなのかを訊ねた。私の友人は、ラヴェイは偉大な洞察力を持っていて、とりわけアレイスター・クロウリーの魔術に関して、彼の著作には注意して研究するに耐えるものであると説明した。

(中略)

シャロンと私は、なぜサタニズムがそんなにもウイッチにとって悪いものなら魔法の第2段階(高僧職)のシンボルは、逆さまのペンタグラムなのだろうと不思議に思い始めた。そのペンタグラムは何世紀もサタニズムと関連付けられてきたものである。なぜ、角のある神の究極の名前はNotariquon*-まさにサタンの教会のシンボルである-から由来しているのだろうか。なぜ、全ての魔法のサークルの中で最も強力なのは逆さペンタグラムのみを使って構築されるものだと教えられるのだろうか。これらの疑問は熟し過ぎた実のようにぶら下がっていた。それを同僚や教師と議論したが誰も答えを持っていなかった。祝福された「スピリットガイド」に訊ねようとしてみた。ガイド達はおそらく以前は人間だったが、自身を完成したカルマの輪から切り離された者達で、人間を霊的に進化させるために今や肉体を持たない霊として人間にトランス状態を通して話しかけてくるのである。ほとんど毎日これらの存在とチャンネルしてアドバイスを伺った。彼等は私に穏やかにサタンの教会に加わるように勧めた。彼等は、ウィッカは女神(魔法の女性的側面)に精通すること、サタニズムは角のある神(魔法の男性的側面)の多くの秘密について教えてくれるものだと主張した。ウィッカは現代オカルティズムは心理学者のカール・ユングに多くを負っている。相反するものの両極性を融合させるという考えは中心の教義である。ユングの著書によると、スピリットガイドと多くのウイッチは私達の「闇の側面」「影」(ユング派の用語による)に接触させようとしているのである。ただ自分の闇の側面を抱え、自分達の内に住む荒々しい獣を認識することによって、魔法使いの熟達を得られるのである。私達は全部でなくてもこの世の悪という概念のほとんどが、ユダヤ-クリスチャン達によって、動物のような情熱を抑制することによって作り出されたものであると教えられた。これはこの世の心理学の共通のテーマである。
こういう訳で、心理的な健康や魔術の発達のためにサタン教会の教えを使うことは必要だった。自分達の影を捉えそこに潜むであろう原初的な魔法の力を解き放つようにさせるには。それでほんの心の呵責はあったが、サタン教会に加わることにした。結局は地上の友や教師、そして全ての賢者のスピリットガイドが勧めてくれているのだ。間違う訳はないだろう。

(*バフォメットの山羊の頭、その周りにヘブル文Lamed.Vau.Yod.Nunの5文字を持つ。その名前やスペルを隠すための、ヘブライ文字を並べ替えるカバラ的な帰国システム。)

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ブログ主さんがユングの心理学を話した意味がビルさんの本文4章で理解できます。
心理学が魔法、魔術と関連しており、悪魔的な概念みたいなものを含めているということなのです。