一時期息子がかなりナーバスになったことがありました。

家でも園でも些細なことに反応してパニックを起こすようになり、笑顔が減っていきました。

睡眠の質も悪く、入眠剤を飲んでも寝つけなかったり、ほぼ毎日のように夜中や明け方に起きてしまったり。

見ているこちらもしんどくなり、入眠剤を頂いてる病院に相談して安定剤を始めました。

安定剤の効果はゼロではなかったけど、ものすごく楽に、とまではいきませんでした。

この状態、ずっとじゃなければいいけど…

何とかやり過ごすしかありませんでした。

その最中にインフルエンザに

熱が微熱程度まで下がったので、息子をおばあちゃんに任せ、買い物に出かけて戻ってくると…

駐車場にある家の車の中に息子とおばあちゃんがいました。

？？？

よく見ると2人とも運転席にいて、何やら揉めているように見えます。

おばあちゃんに事情を聞くと

息子が外に出るとアピールして聞かず、運転席に座らせれば気が紛れるかと思ったそうですが

息子は納得せず、車を発車させろと押し問答していたようです。

なんかふだんよりも反応が激しいな…

あ　そうか…

息子にとって体調不良はイレギュラーな変化でしかない

いつも通り園に行くのが鉄板で安心できるパターンなのに

高熱で無理矢理そのパターンを遮られて苛立ちが爆発したんだと思いました。

おばあちゃんと私、大人2人かかっても

部屋に連れ戻して落ち着かせるのは大変で骨の折れる作業でした。

高熱のたびにこうなるの？とゾッとしましたが

この事件はこれ1回きりでした。

親子ともにきつかったけど、どうしても通らねばならない関門、

そういう時期だったようです。

インフルエンザ回復期の出来事