こんばんは、タカtierです

東京国立西洋美術館で開催中の『よみがえるバロックの画家 グエルチーノ展』をみてきました。

グエルチーノは、17世紀イタリアで活躍したバロック絵画の巨匠です。

まずは代表作を…



※聖母被昇天



※キリストから鍵を受けとる聖ぺテロ



どちらもタカtier好みの巨画で見応えがありました。

15~16世紀のルネッサンスを「完璧な美」とするならば、バロックは「ドラマチックな瞬間」が特徴です。

当時、プロテスタントにおされていたカトリックは、ドラマチックな瞬間を画にすることで民衆の心に訴えたのですね。

ちなみに、ぺテロはカトリックの総本山・ローマ法王庁の初代教皇であり、「キリストから鍵を託された」場面を描くことで、カトリックこそがキリスト教の本流であることを伝えているのです。

絵画をみる時は、こうしたサイドストーリーを知ると何倍も楽しいですね(^^)

皆さんも機会があれば行ってみて下さいね♪