同じグループの仲間に、現在闘病中の仲間がいてね。病名は「癌」肝臓とか、すい臓とかじゃない…彼女との付き合いは僕が、AAに繋がってからの付き合いだから、一年少しになる。
煙草を吸わないのに、肺癌の一種で、約、2年前から、闘病を繰り返していて、痛みと、抗がん剤の副作用とで体調を崩しがちになりながらも最後まで諦めないで闘い続けてる…最後に参加したミーティング会場で、具合が悪くなって、一ヶ月ほど前から入院中…
癌で、余命宣告されてからの彼女は、腐ることなく、ミーティング、メッセージに走りまくり、一人でも多くの仲間に体験談を伝え、自分も「死ぬことが怖くないって言えば嘘に成るけど、それ以上の愛と幸せを飲まない24年間で手に入れた。」っていってた。

今は、鎮痛剤のモルヒネも効かず、痛みに耐えているみたいだけど、今夜辺りが峠だそうだと、他の仲間から連絡を貰った。
人間、いつかは、死ぬ…今、皆が見えている姿は、神様が与えた仮の姿…仮の皮を脱ぎ捨てて本来あるべき所に戻るのかなぁ?

僕も、はじめて彼女と会ったとき、僕の目を見て反らさずに、真っ直ぐ、体験談を話してくれたし、2度目にあった時は、本当に「又来てくれてありがとう❗」って握手された。
何か少し、恥ずかしかったのと、嬉しかったのを覚えてる。彼女からは沢山のメッセージを貰った。男女隔てなく、全力でぶつかって来てくれた。

助かる見込みがないのなら、せめて、苦しまずに最期を迎えて貰いたい。せめて…
もう一度、一緒の会場で、ミーティングで、分かち合いをしたかった。けども、それはどうも叶いそうにない…
今の僕にできることは、祈ることくらい…