昨日の、AAミーティングのテーマ。
どんな時?
離脱を押さえるとき。手や全身が震えて仕事にならず、仕事をするために、離脱を押さえるために一杯飲んである一定量の血中アルコール濃度を保ちながら、日々生活していた。
完璧にアルコールにとらわれていた自分、頭では仕事中、飲んではいけないと分かっていても、体が言う事を聞かない。支配されてた…

思い通りにならなかったとき。
これは、他人が自分の思い通りにならなかったときって意味じゃなくて、自分が自分の思い通りにならなかったとき…飲んでいた頃も、飲んでいない今も真剣に一生懸命それなりに自分では生きてきたつもり。でも、飲んでいた頃はどうしても、上手く事が運ばない…自分で自分にイライラしてた。でも、よく考えてみたら、酔っぱらった頭で考えてるんだから、上手く事が運ばないって当然だし、冷静な判断力なんか狂った頭でできてるわけ無い。簡単な理由だった。
現実を見たくなかったとき。
飲んでいた無駄な時間、もっと、優先すべき事、目を向けること、現実問題にどう対処するのが良いのか考えること…問題は山積みだったはずなのに、そこから目をそらして、現実を見ようとしないで、酔いの快楽に 逃げていた頃。

酔って快楽をもらえてる間はまだよかった。離脱、自分自身へのイライラ、現実逃避できてる間は…
でも、段々それすら出来なくなって、素面に戻ると物凄い罪悪感、自己嫌悪、自己否定、劣等感が一気に襲ってきて、又それから逃げようと酒を飲んでも、(迎え酒も苦しくてもこれを飲めば暫くしたら楽になるって知っていたからやった)今度は、快楽じゃなくて幻覚とか、幻聴が聞こえてきて、体も、精神もボロボロ状態で…

これって酒がすべて悪い訳じゃないと思う。お酒で、楽しい思いでもたくさんあるし、勿論後悔もたくさんある。
どこで道を間違ったのか考えると、経済的、財政的不安、恐怖が、月末になると襲ってきて、それがストレスの大元になって、(僕は個人事業主だから)
金策に走る…その前に、何とか、稼ぎを上げないとって焦る→焦ると生産性が落ちる→小さなミスが増える→自分に自信をなくす→それでも一家の大黒柱、従業員の生活を支えている使命感、責任感…それが表に立ちすぎて自分の指名を全うしようとキャパオーバーな仕事量をこなす。決して、そんな感情を表に出しては不味いと自分一人で抱え込む。家族にも誰にも本音を言わずに…
その内に、欝症状まで出て来て負のループから逃げられなくなって、どうやって抜け出したら良いのかわからない。誰に相談したら良いのかわからない。誰か自分を認めてほしい。誰か、僕の気持ちを本当にわかって欲しい。この現状から抜け出したい。
でも、表向きは、みんなの生活を支えている立場だから、これからも、同じように、給料、を払い、家族の生活水準をこれまでと同様に保っていかなくてはならない。そのために、自分が頑張るしかない。自分が少々の事で、弱音を見せるわけにはいかないって思いが強すぎたのかもしれない。そんな自分が、情けなくて…不甲斐なくて…メンタルの弱さが許せなくて…でも、どうあがいてもどうにもならなくて…生きることも死ぬことも出来なくて…全部がどうでもよくなっていって…
もっと楽に(程々に)考えて、分かち合える同じ悩みを持つ仲間がいて、家の事と、仕事の事以外に夢中になれる趣味みたいなものがあったら、今は少し変わっていたのかもしれない。
こんな感じの事をミーティングで話しました。