学説や、ルールだって変わることがある。
本や他人に「これが良い」なんて教えられても、それが正しい事か、自分に合っているかどうかも分からない。
自分であれこれやってみて、自分にあっていると思うものを信じていけばよい。
仮に失敗したとしても修正すれば良いし、他人を信じて悪い方向に行くよりもよっぽどマシだ。

自分が人生の主人公だ、というくらいの勢いの方が丁度よい。
自分流というものが必ず存在する。
長い間、投稿していなくてすみませんでした。
今日、復活します。
最近、瀧本哲史さんの「武器としての決断思考」を読みました。

武器としての決断思考 (星海社新書)/瀧本 哲史

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20代を対象として書いたというだけあって、非常に読みやすく、内容も面白いものでした。

私達が置かれている状況、これからの時代を生き抜くために必要なことを考えさせられました。

「正解」はない。だから自分の道は自分で決める。

自分で答えを出すための思考法が詰まっています。
ネット掲示板の「やらせ」問題で、口コミ広場というサイトに投稿されたマイナスイメージの書き込みを削除することを15万円で代行することを、そのような業者がもちかけるということがあった。

この話をもちかけられたのは、とある歯科医師で、以前に口コミ広場でいわれのない書き込みを見つけ、管理会社に問い合わせたところ、拒否されたそうだ。

しかし数日後、全く知らなかった業者から、上記のような話をもちかけられたという。

ここで、問題点が1つある。第三者がネットの書き込みを削除することはできるのかということだ。
業者が書き込みを削除することを可能だと主張しても、実際に実行できなければ意味がない。
このことはネットのプロに言わせると、そのサイトの管理者でないと不可能だそうだ。

ここで、さらなる問題が生まれる。仮に話をもちかけられた歯科医師がその業者に書き込みの削除を依頼したとしよう。そこで、書き込みを削除するのはその業者ではなく、サイトの管理者のはずだ。歯科医師が以前にそのサイトの管理会社に書き込みの削除依頼をして断られていたにも関わらず、その業者がサイトの管理会社に依頼をして、書き込みの削除がされたというのなら、これはおかしな話だ。

以上のことから考えられることは、書き込みの削除をする話をもちかけた業者は、サイトの管理会社と関係を持っている可能性が極めて高いということだ。
歯科医師からマイナスイメージの書き込みを削除してほしいとの依頼があったことから、サイトの管理会社の誰かが、又はその情報を嗅ぎつけた誰かが、歯科医師に話を持ちかけたと考えられる。


以上の見解は、あくまで歯科医師は被害者であるという視点からのものだ。
今度は、歯科医師もサイトの管理会社とその業者と名乗るものと共謀していたという視点から考えてみよう。

なぜこのような視点から考えたかというと、テレビのニュースを見ていて、インタビューされている歯科医師の背後にあるパソコンの画面に歯のCGが表示されていることから、売名行為の可能性もあると考えたからだ。

最近、食べログで、書き込みのやらせ問題があった。
この問題は大きなニュースとなり、日本中に知れ渡った。
そこで、このニュースに目を付けた誰かが、つながりのある情報をながして、この歯科医師の経営する歯科医院の宣伝効果をねらった。これが口コミ広場での書き込みを削除することについて持ちかけられたというでっち上げである。

この場合、歯科医師は業者から書き込みの削除をする話を持ちかけられただけで、それを断っているため、世間が持つのはプラスイメージである。
一方、口コミ広場の方は、食べログでのやらせ問題で飛び火を受けており、その事件があってから同じ口コミサイトとしてイメージは下がっていたはずだ。
そこで、口コミ広場の管理会社としても、自分のサイトにやらせの書き込みがあって、それがニュースになってもならなくても、自社が受けるダメージは少ないと考え、歯科医院の宣伝に使おうと考えたのかもしれない。自社イメージが多少悪くなることと引き換えに、歯科医師から広告費用を貰うといものである。
管理会社は口コミ広場は捨て駒にして資金を集め、新たなビジネスをすることも予測できる。


2つの視点から考えたが、可能性として高いのは、最初に述べたサイトの管理会社と業者が関係を持っている方だろう。後に述べた見解よりも事件を構成しやすいからだ。

このような事件はネットに匿名で容易に書き込みが出来ること、及び書き込みへの信頼性とそれに伴う評価を利用することが出来ることから生じた。
今ではネットで調べればすぐにわかる、ということが一般的になった。そのようになったが故に調べるだけで、調べたことから何も考え出さない人が増えてしまった。
今回の事件はそのような人達に警鐘を鳴らし、一次情報の大切さ及び自ら考えることの重要性を強調している。
今思うと、ブログを夜に書いているせいか、文章に論理性がない個所が多々ありますね・・・。

ブログを更新するときは、文章を書いてから一晩寝かせて投稿したいと思います。

夜にブログを更新するのは危険だということが分かりました。