BGMはほとんどなし。劇的なシーンはあまりないが、ついクスリとしてしまうシーンが随所に配置されている良さ。南極料理人と似て、遠くから人を小さく撮る場面が多い。ストーリー頼みや目を楽しませてくれる映像を期待して映画を観る人にはいささか退屈かもしれないが、沖田ワールドが好きな人なら一発でお気に入りの作品になるはず。最近、自信家で実力者な役をやることの多い小栗旬の腑抜けぶりが秀逸。また、この映画の雰囲気を牛耳っているのはやはり主演の役所広司。無骨な林業家の一面とお茶目で優しさに溢れた一面をバランス良く出しながら映画全体の空気を作っている。息子役の高良健吾の作業着姿も◎。
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