表現力について

 

 今の子どもたちは表現力に乏しいと言われる。それについて考えたことを書く。そもそも表現力とは自分の考えを絵や言葉に表すことであると思う。その能力が低くなっている…。


 ほんとにそうかなぁ、と私は今(遅い?)考えている。私が勤務した3年間、常に日記という宿題を出した。そこには本当に多くのことが書かれている。スポ少(今はこういわない?)、勉強、遊び、習い事…。内容が多い、多すぎる。ほとんどの子どもの日記の内容が違う…。


 日記を読んでいて思ったのは、一日にやったことがおおすぎる、ということだ。私が子どものころにも日記があったが、日々同じような日常をいかに面白く書こうかと考えていた、はっきり言って各内容が少なかった。だからいろいろとごまかして…、いやいや表現を駆使して書いた。けれども今はやったことを書くだけで文章がある程度の文字数を稼げる。自分の考え、感じたことを書かなくてもいい。これが表現力の低下に繋がっているのではないかと…。


 そもそも表現力って何かということをきちんと示さないと(われわれだけでなく万人にわかるように)いけないのでは、と考えた今日この頃…。




何かテーマをくれればそれについても書きたいと思います。コメント待っています。

 大学卒業後、臨時教員を3年間していたが、ここに来て無職の生活になっていました。で、暇なんでブログでもはじめるかぁ、という軽い気持ちで始めます。


臨時教員について

 皆さんは臨時教員、正式名称臨時的任用職員という言葉を市っていますか?これはどういう人かというとやむをえない事情があって教員に欠員が生じた場合、それを埋めるための人です。赤ちゃんができた、病気になって長いお休みが必要だ、というのが「やむをえない事情」にあたります。で、その不足分を補う人なわけです。

 「臨時」ですから正式採用ではありません。多くは採用試験に落ちたり、一度辞めた先生がもう一度やっていたりします。大卒で何も分からずやる人もいれば、経験がある人もいます。そんな世間ではあまり注目されない、元臨時教師の視点からの教育問題、学校問題、日常のことを書き綴ります。もちろん秘密は厳守しますので、ご安心ください。