〇1892年頃にギャランティチケットが登場するまではスレーキに「17年間、アモスケイグ社の9ozXX生地を使用し、リベット留め補強をしたパンツをつくっている」との内容をプリントしていた
〇1890年頃~1910年頃にはウエストバンドが2枚継ぎ仕様になる
〇1901年頃にバックポケットが2つになる
〇1906年サンフランシスコ震災以降フロントボタン裏にロック処理の仕様が見られる
〇1922年モデルは赤耳の赤が青と白の境目に位置している、ベルトループがXX生地よりもライトオンスの生地が使用されている、ポケット横にサイドステッチが入れられる
〇1915年~アモスケイグ社とコーンミルズ社の生地を併用するようになり、1922年からはコーンミルズ社のみとなる、そしてウエスト下がチェーンステッチになり強度アップ
〇1935年のデッドストックという奇跡的な1枚も掲載されている
〇1927年頃~裾がチェーンステッチとなる
〇シンチが切り落とされたデニムをカットバックルと呼ぶ
〇1936年赤タブが登場、ベルトループ生地が本体と同じオンスとなる、フロントボタンが4つから5つに変更される
〇1937年頃に大々的に隠しリベットの広告が打ち出されるまでのわずかな期間、パッチに501XXCと表記された物あり(Concealed RivetのC)
〇1937年頃からトップボタン脇にVステッチが入る、サスペンダーボタンがなくなる
〇サスペンダーを好む人のためにプレスオンボタンと呼ばれる着脱式の簡易ボタンを提供していた
〇大きなアーチを描いたアーキュエイトステッチをクレイジーステッチと呼ばれる
〇大戦モデルの主な仕様はアーキュエイトステッチの廃止、ボタンは廉価な月桂樹やドーナツボタン使用、コインポケットリベット省略、LEVIS社の刻印が入らないリベット使用、隠しリベットに鉄を使用、S501XX表記
〇具体的文書で9つを越すバータックまたはリベット使用が禁止されていた
〇大戦モデルのスレーキにはデニム、ツイル、ドリル、ヘリンボーン、フランネルの生地が確認されている
〇Lot表記が緑色に見える「グリーンスタンプ」と呼ばれる物がある
〇片面タブはポケット横サイドステッチが長い
〇1953年頃両面タブになる、ポケット横サイドステッチが短い
〇1954年501ZXX、ベルトループがオフセットされる
〇レングスが特に長い物にはパッチに特別な表記がされていた「501SPXX」「501SXX」「501EXX」
〇ギャラ入紙パッチの頃から足長Rボタンが使用される
〇ギャラ無しの頃からリベットが銅からアルミに変更
〇1966年ベルトループがセンターに戻る、隠しリベットからバーダックに変更(フラッシャーの表記も変更)
このように実際に写真で仕様変更を追っていけるのは分かりやすいし楽しいね
一読の価値有り