地震に備えた必需品の話。 | ★ろくたんブログ★ 

地震に備えた必需品の話。

11日早朝の地震はびっくりでちたね~(>_<)
極東基地辺りは震度4で、
おっきな揺れはすぐやんだけど、

・・・って、書いてる今、ろくたん(ヨーキー)に「ヒマ人」認定されちゃったようで・・・
ピカチュウパペットをくわえてきたのを無視したら、
牛のひづめが飛んで来て(くわえて投げた模様)、
パソコンの画面にガツン・・・

壊れなくてよかった・・・
って、今はひづめを拾ってくわえて、私のほっぺたにグイグイ押しつけられてます・・・
痛いって・・・(>_<)
さらに今は吠えられてます・・・

話は戻って、
ゆらゆら5分ぐらい小さく揺れてるので・・・
この後ドカンと大きいのが来たらヤバイと、
脱出を視野にいれて、準備のためにろくたんにハーネスつけたら、
「散歩♪」と勘違いして、非常に喜ばれてしまいました・・・

私は阪神大震災で被災したので、まぢ怖いッス。


そうそう、避難持ち出し袋をご用意されてる方も多いと思いますが、
中身で一番大切なのは、食料品じゃないですぉ。

「食べ物」ってのは誰にでも思いつくことなので、
被災後、各方面からガッツリ支給されます。
(山岳地帯の方はわからん・・・けど人間がいるのさえわかればヘリで投下ありだぞー)

そんな風に誰でも一律の必需品は、いくらでも手に入るので、
一番大事?なのは、個人的な生きるのに必要なもの。

たとえば、コンタクトの人は、昔学生時代につかってた眼鏡
リュックに入れておきましょう~。
水の入手にしばらくかかるので、避難場でコンタクトは無理ッス。
たいてい、阪神クラスくると、脱出までの間にコンタクトの容器取りに行けないので
(または洗面所や自分の部屋はつぶれてる)、
リュックの中の眼鏡で、お店が復興するまで暮らさないといけないです。
ないと、何にも見えない+無理にみて頭痛がする中頭痛薬も手に入らず、
体育館でうずくまるライフになっちゃいまーす。
快適な避難生活のためにも眼鏡は入れましょう。


あと、懐中電灯
ネオンも街灯も何もかも消えてるので周囲のすべてが漆黒の闇でぇ~す。

ラジオは特には要りません。
情報はそこらへんの人に聞けばわかるからね☆
被災後は、情報戦(笑)なので、周りの人と仲良くして最新情報をゲットしましょう。


家族の人数分の靴下と、スリッパ系のものは必須です。
本気の地震は玄関から出られないので、靴履いていけませーん。
これまたリュックの中のスリッパが頼りになります。
できれば体育館シューズ。これならどこでも歩いていけましゅ。
しのぎなら、100円ショップのスリッパで。
靴下は怪我と寒さ防止のため。

そう考えたら、マキロン・包帯は入れておいた方がいいね。
昔の映画みたいに、シミーズ(笑)やぶいて怪我した恋人の手当てするのもロマンティックだけど、
シミーズなんか着てないよね・・・。

あとはペットフード
犬猫フードは第二次・第三次民間救援の人が思いついて
ゲットできる可能性高いですが、
ウサギ・プレーリードッグ・ハムスター・鳥類など、フードがちょっと特殊で
人間食を食べさせるのが難しい動物飼ってる方は、
リュックに予備を入れておかないと、
命にかかわります・・・。
配給のおにぎり食べさせるわけにはいきませんから・・・。

(あー、ブロガーさんにはいないと思うけど、動物逃がしたらあかんよ。
野生じゃないんだし、野性の子を飼ってるとしても、周辺の環境が違うから
生き延びられないよ)

(ネズミが棲みかを無くして、押し寄せてくるケースあります。キモスよ~)


毛布とかも早めに支給されますので別にいらん。
冬でも人間同士くっついけばあったかいし、犬飼いは犬で暖をとりましょう。

女性の生理用品はちょっと遅れての配給です。
(私も救援隊で物資配達やったんですが、どうしても後回しになってました)

犬猫飼ってる方はリードと首輪もリュックに入れましょう。
こちらは使い古しとか100円ショップゲットで~。

持病の薬のある方などは、緊急時にどうするかなど、
脳内シュミレーションしておきましょう。


避難持ち出し袋は、一般的なものより、
個人的なもの重視でいくのがいいですぉ~~。

あと袋はリュック形態でないと、がれきの中では両手でバランス取って歩きます~。

押し入れに入れてたら、肝心な時取り出せません~。
予測地帯にお住まいの方は、夜は手を伸ばせば届くところに、
リュック置いてないとだめですぉ。
家ごとつぶれたりゆがんだりするので、しまい込んでると取り出せないんです。

木造建築にお住まいの方は、家族が生き埋めになった場合、
重要な道具はカナヅチとのこぎりです。
「誰か助けてください!」の順番を待っていると手遅れです。
他力本願ではなく、自力でやってやる根性を出しましょう。
人の手で造ったものは、人の手で破壊もできるのです。

うちは、じーちゃんが一軒家の一階で寝ていたところ、
鬼がわら付きの瓦の重たい日本式家屋だったので家はぺっちゃんこになり
生き埋まってしまいましたが、身内のみで救出しました。

屋根系はかなづちでたたき割ります。後はのこぎりです。
刃こぼれするので、1本じゃ足りません。
ですが根性で救出です。



同様に友人はお父さんが埋まってしまい、
でも「誰かが救出してくれる」のを待っていて・・・
待っても待っても自衛隊など来ず・・・
(人手不足下では、戸建てより、大勢の人が埋まってる方が優先になります・・・)
私の彼氏や友人たちで彼女のお父さんを出しました。
地震発生から1週間後のことですので・・・残念な結果で・・・。
ひょっとしたら・・・もっと早くに・・と後悔しないように、死ぬ気で自分でやりましょう(>_<)



耐震系の住宅の方、万能ではないので、過信するのはやめましょう。
阪神クラスは大地が裂けますので。

鉄筋コンクリートの高層住宅にお住まいの方は、サンドイッチになって
脱出できない場合、残念ながら、自衛隊を待つのみです。
脱出できた家族で騒ぎ立てて、お涙ちょうだいしまくりで、
マンションへ自衛隊を誘導して、
他の建物より自分のところを最優先にしてもらう
ジコチューでいくしかないです。

埋まってるさなかの方はホイッスルを吹くか、
固いもので周りを叩いて位置を知らせて呼び寄せましょう。

ちなみに知人は、阪神大震災の時、マンションでサンドイッチになってしまい
サバイバルとなり・・・「九死に一生スペシャル」に出演なさってました。



5階建ての建物は、2階がぺしゃんこでした。
1階が飲食店など店舗の場合は1階がぺちゃんこです。
6階建て以上は4階がぺしゃんこです。


この件に関しては、後から関東在住の一級建築士の友達とケンカになりましたが
(そんなデータはない、2階と4階が限定的に多くの建物でつぶれることはない!と言われました)
でも実際、あの時はほとんどの建物がそうでした。

あと、被災をまぬかれた、ちょっと離れた所に住む親戚の人とかが押しかけて、
つぶれた家の片づけの手伝いとかいって、
どうでもいい、座布団とかをがれきの中からとりだして、
「ほら喜べ~」という風に被災者に押しつけるのはやめましょう。
今だからはっきり言っちゃうけれど、
祖父宅の方でやられてすごく迷惑でしたぉぉーんww
(どこに置いとけっていうんだぉ~(>_<)
出てきて嬉しいのはアルバムなどの思い出系、通帳印鑑証券などマネー系です。
コップとか5客セットのものが割れずに残ってたからと、
レスキューされても非常に困ります・・・。被災者はそれどころじゃないんです・・・。



要は
建物はつぶれるから、持ち出し袋は手の届くところにおきましょう。
中身は食いものよりは、自分が毎日の生活に使ってるもの中心に、
というわけです☆