秘密曼荼羅十住心論 呪悔法の学び部屋:ブログ

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秘密曼荼羅十住心論にある呪悔(しゅかい)法(呪法と懺悔法(さんげほう))と、因縁とはなんぞや?と密教を勉強のする身として、書き残しておきます。
佐伯泉澄師を始め、野口裕教先生、田中僧正の元で、たくさんのご指導をいただいております。
南無大師遍照金剛 合掌

霊能者はとかく、生霊の事を言います。
生きている人間が人を恨むと、恨んだ人の生霊が恨まれた相手に憑依すると言うのです。

起きて日常の生活をしている人間のもう1つの魂が一人歩きして、恨む相手に憑依する。

そんなことが本当にあるんでしょうか?
答えはノーです。

霊能者が生霊だと思い込んでいるモノの正体は怨霊です。

霊能者自身に怨霊が憑依しているために、情報を操作されて、こんな嘘がまかり通るのです。

冷静に考えれば人間に霊魂が二つもあるわけないのです。
それでは生霊は無いのかと言うと、生霊そのものは存在します。

それは幽体離脱の事です。

人間が睡眠状態、あるいは意識不明の状態にある時に、魂だけが肉体から離れることがあります。この状態の魂を生霊と言うのです。

そして、生霊と肉体は必ず、魂の緒と呼ばれる細い白い糸でつながっております。

この魂の緒が切れることは死を意味します。
それでは、この時の生霊に人を苦しめるだけの力があるかと言えばありません。

あったら、世界中の独裁者はあっという間に死んでしまいます。
浮遊霊には明確な目的は無い。
地縛霊はその土地から動けない。
生霊は幽体離脱の事で何にもできない。

霊障の最たるものは怨霊による霊障だ。
怨霊の霊障解除できて霊能者は一流と言える。
霊学を知らず、怨霊に騙されっぱなしの不甲斐ない霊能者ばかりの現代。
僧侶や神職の方々を、霊能者を超えた霊能のプロに押し上げ、育てたい。
そう言う壮大な夢を持っております。
南無大師遍照金剛 合掌
何か、霊的な事を聞かれたら、次の事を述べる。

「浮遊霊や地縛霊をもらって来たのではありませんよ。先祖が殺した相手の霊、つまり怨霊です」

合掌