最近は、もう春を感じてきましたが、まだまだ寒の戻りもあり、気温差が激しいですねぇ。そして、花粉症も酷い状況で困ったものです。毎年毎年の事ですが、ホントに嫌になりますねぇ。。花粉症によって免疫が活性化している為なのか、下痢が酷くなっているように感じます。あと約1ヶ月は耐えないと。。。。
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先週で、子供らの卒業式も無事に終わり、来月からはそれぞれまた新たなスタートですね。早く一人前に巣立って欲しいところですが、まだまだリタイヤできそうにないですね。あと何年だろう。。。(^_^;)
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さて、前回からの備忘録ですが、今回は大学病院での検査(入院検査)です。
もう、約30年以上も前の話ですが、嫌な記憶は鮮明に残っているものです。大学病院は、都内の3つの大学病院でした。2つは通院での検査で、1つは入院検査でかなりハードでした。
大学病院に入院したのが、自分が高校を卒業した頃でしたので、正に今頃でした。卒業した翌日に都内の大学病院に検査入院しました(超有名な国立大学病院です)。卒業した翌日って、今思うと何でこんなタイトなスケジュールにしたのかなぁ~と変に感じています。もう少しゆっくりしても良かったような。。。
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検査入院期間は約1ヶ月程度でしたが、とにかく恐ろしい想い出です。正に、モルモット状態でした。あくまでも個人的な印象なので、全ての大学病院がこのようだとは思いませんが、この時代はこんなものだったのかもしれません。
入院前にも都内の2つの大学病院で検査はしていましたが、通院での検査でしたので、通常の一般的な検査だけでした。入院検査はとにかく凄かったです!!今までの通常検査に加えて、骨髄検査、心臓カテーテル検査、髄液検査などなど。。。18歳の何も知らない子供にとっては、それはそれは恐ろしい体験でした。
骨髄検査では、2人の医者が寝ている自分の上に覆いかぶさって来て、胸のアバラ骨に、ぶっとい吸引針をねじ込んで、苦しくて苦しくて殺されるかと思いました。心臓カテーテル検査では、手術室で大勢の若手の医者や医学生連中が見学しており、正に見せモノ状態で、今でもその映像がハッキリと脳裏に焼き付いています。
後になって、このような検査は本当に必要であったのだろうか??と思いましたが、その当時は何も知らずにされるがままでした。時代的な背景もあるかと思いますが、今思うと無知はホントに怖いものだと感じますね。
その当時、大学病院ではモルモットにされるといった巷での噂を聞いていましたが、ホントにその通りなんだと感じましたね。この時に、このような検査はもう二度と御免だと痛感しました。
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そして大学病院と言えば、教授回診ですよ。まさに白い巨塔です。今の大学病院ではどうなのか全く知りませんが、その当時は本当にありましたからねぇ。。患者の事よりも自分達の事しか考えていなかったのではないのか、と思えてしまうような風習でした。
教授回診をすることによって患者の病状が良くなるのであれば、まだその意味は大いにありますが、現実にはそれで患者の病状が良くなるはずがありません。少なくとも自分の場合には全く良くなりませんでしたね。よほど権力を見せつけたかったのでしょう。そのような振る舞いをしないと、自分自身を認めてもらえないような器の小さい人間であったということですかね。時代的な要素も関係していると思いますが。。。
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いくら権力を振りかざしたところで、苦しんでいる患者の病気を治せない(治す手助けをできない)医者など、本来は患者にとっては必要ない存在です。治療(※注)という名目でお金をだまし取っているようにも感じますが。。。。。
今思うと、人間の醜さ、愚かさをまざまざと見せつけられた経験でした。
(※注)
私の言っている『治療』とは、患者の症状を抑えることによって、症状が出ないから病気が良くなったということではなく、患者の症状の原因部分を確実に取り除いた結果として症状が改善されることを意味しています。つまり、対症療法等はここでいう治療には含めていません。