ZILDドラマーHiDEです。

なぜだろう、あれ程に盛大にファンの皆に見送られたのにZILDがまだ存在しているように感じるのは…
あのステージを降りてから30時間も経とうとしている今何を心残ることがあろう……

あの3年という長いスパンを名古屋で生き続けたZILD。僕はその中ではほんの一端しか知らない。
初夏から共にしてきた時間もZILDからしてみれば瞬く間でしかなかったんだろうね。

僕はもともとV系というものに強く疑問を抱いていた人間で、過去に数回V系バンドを組んできてはいたんだけど、その全てが解散したところで大して想いに耽ることなんてなかったんだ。その頃はV系のイメージは人間味がなくて殺伐としたものって思ってた。
でもZILDは長い歴史の中で欺瞞・錯綜・葛藤・躊躇・困惑・衝突といった負の連鎖を繰り返し、それでもそれがあって初めて強い「絆」が生まれて、ZILDを応援してくれる心強いファンとの「縁」の下、最後には色々な人の温かさで包まれることで生まれた感動と歓喜があって、僕は本当に大好きなバンドだった。

メンバーも目まぐるしくメンバーチェンジを繰り返し、ファンの皆にもたくさん迷惑をかけたって聞いてるけど、それについては本当に申し訳ないって思っています。元ZILDの代弁をしようって思ってるわけじゃないけど、そんな元メンバーも元気だよ!何度か彼らに会ってるけど、いつ会っても本当に快い連中だって思う。僕が初期・中期ZILDを良く言えば自画自賛になろうも然りだけど、初めてV系で心を動かしたのは間違いなくZILDで、V系に対する僕の偏見を彼らがボッコボコにぶちのめしてくれた。

大男の中でメタル系を中心に活動してきたから、可愛い女の子のファンがこんなに大勢いる中で演奏するのは本当に大変で、物販も何を話せばいいのやら空回りの連続。それでもファンの皆が本当に温かくてファンから僕をZILDに溶け込ませてくれて、V系の立ち振る舞いも多く学ばせてもらいました。本当にありがとう♪

しかも今回はメンバー分の生花がとっても綺麗で心を癒されました。心のこもった手作りのお菓子本当に美味しかった。各メンバー愛用のタバコはこれから僕が20本ライブをするまで勝負タバコとして本番前に1本ずつ頂きます。そして心がこもった寄せ書き。本当にZILDはファンに温かく支えられて幸せだったとメンバー一同が感じていると思います。
また、僕にはバースディカードまで!本当に憶えてくれていたんだなって、僕もZILDだったんだなって、今更ながらに痛感してます。どうやら発端はMattsuの誕生日ライブで僕が羨んでいたかららしいです…。(嗚呼、嫌な自分…orz
解散が決まってからは叶うことなんてないって諦めて、人知れず解散するのも悪くないって思ってたから本当に感動しました!

演奏はガタガタだったし、M.C.もグダグダだったけど、本当に本当に幸せなライブでした!みんな夢のように楽しい時間を本当にありがとう♪



ファンも含め皆でZILDだと強く思います!

ZILD大好きだ!!


ZILDは終わっちゃったけど、更新頻度の低くて訳の分からん内容のブログはこれからも続くと思うので、ご愛読いただければ嬉しいです☆

HiDEでした。バイバイ♪

こんばんわ。ZILDのドラマーHiDEです。
今月の11日にZILDの運命がファンの前で決せられ、いくつもの不満の声に阻まれ、それをも凌ぐ幾重もの応援。
自分が半年余りとてZILDであったこと本当に誇りに値する足跡であったと自負するもの・・・

ただ、自分が皆からの温かい声援に支えられていただけであって、自分がZILDのHiDEとして如何程に皆の心を支えられていたかなんて自信はない。

加入当初はただ単にロックをしていたかった自分はV系というと何か敷居が高くて容姿が良い人間にのみ許された特異なジャンルで、女の子にさえ評判がよければいいのかなって思っていたんだ。(少なからず今でもその偏見じみた先入観は皆無ではないのだけど)その中で、性別なんて関係なく音楽をV系を楽しんでもらうにはどうしたらいいのかなってずっとずっと考えてきた。結果、模範解答なんてなかった。今、自分たちのできる最大限を為して、ファンのみんながZILDに何を感じるのかが全てだったんだろうね。
確かに自分たちの演奏で楽しんでくれる女の子を見れば愛しく思うのは当然なんだろうね。でも、このジャンルでプレイしてみて男女問わずして、ファンも他客も関係なく愛することの難しさを感じたのは事実で、自分がなんと愚かなのかと呪う日も多くあった。

HPにも公開されている通り、仲間割れでの解散など本当にないのだけど、強いて言うなれば、過ぎたるは及ばざるが如しとも言うべきか協調性も過ぎれば諸刃にも成り果てるのだと痛感した。

ZILDは21日で解散。これはもう覆しようのない真実。
されど、各々が出したこの選択の結末は未だ知れぬ未来にのみあり、今後メンバーがどんな未来を皆に見せるのかは定かではないけど、ZILDを超える将来性を見据えて出した答えだと思うし、今後誰の活動を目の当たりにしてもガッカリさせはしないって約束できるよ!勿論僕も他のメンバーになんて負けない未来図を描いていくつもりだけどね♪

ってことで!ロックが嫌いな人間でもロック好きになってしまうような音楽を叩き込んでいくんで、よろしくね!

HiDEでした♪
こんにちわ。HiDEです。
本当にご無沙汰、気づけば年末。そんな寒空の下、みんなは元気かな?

今日は前回の「猫」からレベルダウンしてZILD上手ギター「Mattsu」でもわかってしまう簡単な講座だよ☆

Cat≧Mattsu………?
……Cat>Mattsu!!!!

今日は知識編ではなく、技術編ね。

ドラムが打楽器であることでわかると思うけど、ドラムは音の長さの概念が一般的にないと考えてください。
つまり、どのタイミングを(どの程度の強さで)鳴らすのかが演奏の全てといっても過言ではないのだぁ~!

そしてドラムの演奏は大まかに分けると2タイプ存在し、ビートフィル=イン(別称:オカズ)に分かれるんだけど、ビートは音楽の大部分を構成する繰り返される基本的なリズムパターンのことを言います。

音楽を聴いていてどれがドラムの音なのかわかる人ならすぐにわかると思うけど、"チチタチチチタチ…"とか聴こえるのはロックの基本「8-Beat」というビートです。他にもジャズスウィング4-Beat/
 
Shuffle-Beat/A
fter-Beat/16-Beat/Blast-Beatなどなど…様々なビートがあります。
中学校くらいまでしっかり音楽の授業を聞いていたMattsu以上の人ならわかると思うんだけど…
8分音符を基調としているから8-Beat
4分音符を基調とすれば4-Beat
追随して16-Beatは然りね。
Shuffle-Beatは
スネアドラムでゴースト・ノート(16部音符以下の細かく小さな音)を織り交ぜてグルーヴ感(オンタイムではなく、個々のミュージシャンが持つアナログなノリ)を重視したビート。
After-Beatはスカやレゲェ、最近ではJ-Popsにもしばしば見られるビートで、刻みの音が裏に来ることで独特なグルーヴ感を演出できるんだけど、音で言うとすれば「ドッチータッチードッチータッチー」みたいなリズムパターン。

そしてこれらはバリエーションとしてダブルビート、ハーフビート、クォータービート、クアッドビートとあり、刻み音以外の音のタイミングを変化させることで全く違うビートにできます。
ダブルビート……スピード感2倍(ハードロック・メタル系)
ハーフビート……スピード感半分(バラード・ヘヴィロック)
クォータービート……スピード感1/4(バラード・演歌・特殊効果)
クアッドビート……スピード感4倍(エクストリーム系メタル・ブラックメタル・デスメタル)

少しマニアックなBlast-Beat。これは8-Beatのクアッド・ビートで、「ドタドタドタドタ…」とか「ダダダダ…」とか聴こえるビートで、もっとも稚拙且つ単純なビートにも関わらず、音量や迫力、スピード感を極限まで押し出すことができます。ただ、使いどころが難しいのと消費MPが…っぱーねぇのでしっかり考えて使いましょう。


そして、フィル=インなるものは曲調の変わり目や、ビートの途中などに織り交ぜる不定形リズムのことで、フィル=インを適度に織り交ぜることで楽曲全体を引き立てることができます。例えば、ビートが切り替わるときに何もフィル=インを入れなかったりすると、曲調が急角度に展開してしまうため、リスナーがノリ難かったり聞き難い音楽になったりしてしまうかもしれませんとも言い切りがたくもなりえる可能性も無きにしも非ずとも断定せざるをえないんだよね。
フィル=インの入れすぎは歌詞を潰したり楽曲全体の質を著しく悪くなるからほどほどにしようね!
フィル=インがなさ過ぎると今度は楽曲にキレがなくなるので、程よく頑張ろう!

そんなこんなで、リズムの基本講座でした。

長いのでだれるかとは思うけど、こんな内容でもまた読んでくれると嬉しいです♪
HiDEでした。じゃーね、バイバイ☆
おはようございます♪
ZILDドラマーHiDEです。

さてさて、今回は前回の続きだけど、スティックの話ほど難しくないからミジンコレベル!!
ミジンコとアメーバってどっちが頭いいんだろう・・・おそらくミジンコの気が・・・

まぁ、いいや!そんなわけで、今回はドラム椅子とスタンド類の話をしよう☆

まず、ドラム椅子ね!正確には「ドラムスローン」って言うんだけど、形状が色々あるんだ。
大きく分類すると
・「座面」即ち「シート」
・「脚」またの名を「レッグ」
・「中心軸」人呼んで「ベースパイプ」に分かれます!

○とりあえず、然程細かくない「レッグ」からご紹介しましょう♪
シングルレッグタイプ
脚の支柱が各1本で構成される細マッチョなタイプ。
まず、ほとんどの場合、三脚で比較的安価なモデルに採用される傾向にあるんだけど、最近のドラムはセットで買った時に付属するようなグレードのスローンでも構造がしっかりしていて、ある程度の耐久性と安定性を約束してくれると思っていていい感じです。

ダブルレッグタイプ
脚の支柱が各2本で構成されるゴリマッチョなタイプ。
メーカーにも依るけど、フラッグシップグレードのスローンには四脚タイプもあるよ。
ほとんどの場合、オプションとして別途購入しないと手に入らないと思うけど、廉価版のドラムセットでも付属することがあるかも。
構造的には耐久性、安定性ともに抜群で、プレイ中のブレもほとんど感じない物が多い。ミドルクラスからハイエンドクラスに多く点在する感じです。

○次は利便性を大きく左右する「ベースパイプ」の高さ調節構造について。
ナイロンプッシング方式
エントリークラスのスローンに採用される傾向にある方式で、ネジで直接パイプを締め付けて高さを固定します。
ただ、この方式だと固定力がいまひとつな感じなんだ。そぅ、例えば、スタジオとかライブハウスとかでこのタイプを使ってる場合によくあるんだけど、すごい力でボルト締めるドラマーさんがいると、僕が「いざセッティングだぁ!!」って時に「…へっ!?あかねぇ~!!Σ(゚д゚lll)ガーン」ってことによく陥りますので、ご注意を!
たまに「ロッククランプ」とかいうパーツがパイプに付属している場合があると、2重ロックによって固定力は2乗になるからその場合はそこまで強く締めなくても、0.2t級のドラマーさんでも、100人乗っても、大丈夫~!です。

スクリューロッド方式
ミドルクラスからハイエンドクラスに広く採用されるもっとも一般的なタイプなんだけど、これは言わばデカネジです。ベースパイプの中に収納するパイプがボルトみたいにねじ山がきってあって、そのパイプにナットが付いていることで高さを調節する感じなんだ。
ネジを想像してもらうとわかると思うんだけど、固定力は抜群です。高さ調節もシートを回したり、ナットを回せば比較的手軽にセッティング可能!

ガス調節式
ほとんどの場合、フラッグシップクラスにのみ採用される上にメーカーに依っては存在しない場合も多いやや特殊な方式かなって思う。
構造は言うが早いか、オフィスチェアのようにフロンガスの圧力を利用してレバー操作ひとつでイージー&スピーディな調節できる優れもの。僕も欲しいんだけど、ちょっと高価…(ノД`)シクシク
ただ、ガス圧による調節だから座ると1cm前後の沈み込みが発生するんだ。それによってクッション効果が増す反面、セッティング性に若干かけるからドラマーさんによって好き嫌いがハッキリわかれるみたい。

○最後に座り心地やフットワークに大きく左右する「シート」
ラウンドタイプ
もっとも一般的で、エントリークラスからハイエンドクラスに広く採用される真円型のシート。
どの角度からでも均一の座り心地でドラマーを選ばないスタンダードなシート。

サドルタイプ
ミドルクラスからハイエンドクラスに見られるシートで、自転車のサドルを極端にワイドに伸ばしたような鈍角な形状。見た感じは「うわっ!ブッサ…www」みたいな感じかも。
反面、ドラマーさんの姿勢を過重視して立体的に面取りしてあるから座り心地は(・∀・)イイ!!
僕は結構好き♪

その他
メーカー依存が激しい変形タイプのシートで、座面がメッシュだったり、マイルドな長方形だったり、180度回転させることでハイブリッドな座りわけを可能にできたりと様々なアイデアが盛り込まれたユニークなシートが多いかなって主観として思う。
各メーカーとも、独自のアイデアを強く形容した結果の商品というのが理由かどうかは定かではないけど、フラッグシップにのみ採用される傾向にある。

背もたれ付き
これも結構特殊、後からオプションで付けるのが一般的だけど、最初から付いているモデルもあるよ。
ハードなプレイをするドラマーさんは腰に負荷がかかりやすいから、背もたれをレストとして腰に当てながらプレイすることで、一定の姿勢を保って負担を軽減したりもするみたい。


…って!今日も意外に長くなってしまった(;^ω^)
スタンド類の話もしたかったんだけど、これはまた今度。今日の授業はここまで♪

それではオヤスミ~☆
HiDEでした♪

こんにちわ。ZILDドラマーHiDEです。
前々回は「次回も盛り上がろう」的な発言をしたにもかかわらず、前回のブログのおセンチっぷりは言語道断だったと反省ちぅです…(^^;

さてさて、今回は「猫でも~」というテーマなので、前回の「アメーバでも~」よりも格段に難しいわけだけど、モニタの前のみんなは人間なので全然理解できるはず♪



今回は太鼓とシンバル以外の音が鳴らない楽器について!!

例えばスティック、例えばドラム椅子、例えばスタンド類…
多種多様な機材があるけど、
どれもこれもプレーヤーにドラムを叩かせてくれる大切な機材なので、しっかりと覚えましょう。

まずはこれがないと始まらない「ドラムスティック!!」…えっとまぁつまるところのバチですね。
<各部名称>
握る太さが均一の部分を「グリップ」
打面にヒットする先端部分を「チップ」
グリップとチップの中間に位置するくびれの部分を「ショルダー」
と呼びます。

<材質>
ヒッコリー・・・もっともスタンダードな木材で、硬質で軽量なマテリアル。コストパフォーマンスは中。
オーク・・・ヒッコリーの次に一般的で「樫」の木です。極めて硬質で折れにくいが、比較的重量のあるマテリアル。で単価も安価です。CPは安。
メイプル・・・楓の木のことで、ヒッコリーよりもやや軽く、全材質中でもっとも軽量なマテリアル。単価はヒッコリーとほぼ同等。ただ、ヒッコリーよりも脆弱な木材のため、CPは中高。
ファイバー・・・カーボンファイバーを用いたスティックや、合成樹脂などのスティックも存在します。一般的に折れる頻度は木材よりも低い傾向にありますが、撓(しな)い具合がウッドスティックとは異なり、ドラマーにより好き嫌いが大きくわかれます。CPは中安~安。
金属・・・スティックの軸を軽量の金属で構成し、ショルダーとチップを交換可能なナイロンやファイバーでカヴァすることで高い耐久性を実現したもの。まず折れないため極めて高いCPを誇りますが、単価が高いため、導入する時にお財布と相談が必要かも…(汗

<長さ>
これをドラマーの中では「スケール」って呼びます。一般的なサイズは360~430mm程度です。ちなみにHiDEは405mmのものを使用しています。
このスケールの違いで重心が違ったり遠心力が違ったりで、スティッキングに大きな影響を与えます。一般的に長いものはパワーヒッター、短いものはスピードドラマーに好まれます。

<太さ>
つまりは「径」です。一般的には13~15.5mm程度ですね。HiDEは14mmのスティックを使用しています。
これは単純に太ければ重量が増し、しないにくくなるので太いものほど音量が増します。ただし、太いスティックは長時間のプレイには向かない傾向にあります。

<チップ>
説明した通り、ドラムに直接ヒットする部分ですが、様々なものがあります。
ボール・・・俵(たわら)型でもっとも一般的。どんな角度からでも大体一定の音になります。
ポピュラー・・・細長く、米粒のような形状で、角度により様々な表情の音を鳴らすことができます。
トゥルーラウンド・・・ほぼ完全な球体で、どんな角度からでも均一なヒット感とそれに追随する音が得られます。
ナイロンチップ・・・形状ではなく素材ですが、チップのみをナイロンにすることで、ウッドチップよりも硬質なため、チップを用いるシンバルワークで、アタックが明瞭になり、ウッドチップのように削れることがなくなります。形状は紹介した各種あります。

ドラムを叩く道具にはスティックのほかに「ブラシ」や「ロッド」といったものがありますが、HiDEはそれらを使わないし、あまり詳しくないのでさわりだけの紹介でご勘弁を…(汗

<ブラシ>
小ぼうきのような形状で、柄から幾本ものワイヤーが出ている道具。
主にスネアドラムの表面に塗布されたザラザラをこすって音を出す道具で、太鼓やシンバルにも利用は可能なものの、ヒット感がソフトなためボリュームは極めて小さい。

<ロッド>
3~5mm程度のひごを7本以上束ねて形成したスティックで、アタック感はスティックとブラシの中間のようなもので、用途はドラマーにより様々。


・・・っと、高々棒1本の話題で長くなりすぎたね。時間の都合上、椅子やスタンドの話はまた追々ということで♪
今日の授業はここまで☆


なんだか、ブログならざる新種の教則コンテンツになりつつあることが懸念されるけど、意外にも読者が多く、更新を心待ちにしてくれている声も多いので気にしませんよっと♪

それでは次回更新もお楽しみに~☆
HiDEでした★

最近、秋めいてきたせいか変に色々と考えてしまう。

今日も眠れないからなのか知らないけど、"ヴィジュアル系"って何をファンのみんなに伝えたいのかなって思ってしまったり…。
以前にも何度か他のバンドでヴィジュアル系は経験させてもらったけど、ずっとずっとその答えがわからないんだ。
でも、主観としての実感は伴っていないにせよ、概ねの答えは理解できているつもりなんだ。それってきっと「美」と「音」のコラボレーションなんだろうけど、僕には音意外での「美」がわからないし、然程の魅力もない以上、演奏面でしか貢献できないと思うのが事実。

ヴィジュアル系アーティストの自分がとんでもない発言をしてることは自覚してるけど、きっと僕の本音なんだろうね。
そう考えるとやっぱり僕は最終的に音で勝負がしたいんだと思う!音だけを愚直なまでに信じて音楽を続けてきた自分にはそれしかできないのかもしれない。

例えば、容姿的には非の打ち所がなく、それ見たさにお客さんが集まるようなヴィジュアルアーティストさんがいたとして、お客さんに目が見えない人がいたらそのアーティストさんは何を以ってその人に感動を与えられるだろう。
それはやはり「音楽」というからには「音」を「楽しく」届けてあげることじゃないのかなって。

でも、反面だってあるよね。……例えば、耳が聴こえない人は音楽の何を楽しむのかとも考える。…否、違うかな。その人が何を楽しむのかではなくて、その人のためにアーティスト側として何をできるのかってことだよね。
きっと難聴者の方は他の感覚を使うわけだから、歌詞や見た目に惹かれるのかも知れない。もしそうならヴィジュアル系はその人にとって救いとなれるのかもしれないね。

理想論者の自分にも最近いい加減疲れるけど、人に楽しんでもらえないならそれは「音楽」とは呼べない気がする!愛と平和をもたらさないロッカーなぞ、社会を風刺・愚弄した挙句、何も変えられないのならそれはただの文句や愚痴と同じだと思う。



「じゃぁ、視聴の二重苦ならどうするんだよ」って思う人もいるかも知れないね。

生物学的に言えば音は空気振動であるから空気を伝達し、触覚として周波数分の振動を与えることができるため、低周波の音程なら人体に察知させることはできるけど、振動数がわかっても暗闇の中で体が震えるだけならそれは恐怖でしかないんだろうか。
もしも「魂」とか「愛」とかいうスピリチュアルなものがあるとするならそれは伝わるんだろうか?
伝えられるとしても五体満足な人から二重苦の人に伝えることはできるのかな……。

答えはまだまだ出ないけど、自分にとってこれから音楽をどう見つめていくのか大きなテーマになりそう。

Spirit
Heart
Sole

それらをこれからも大切にしながら、心ある音楽が貴方に届けられるよう心の限りを尽したいと想う……

こんばんわ。ZILDのドラマー"HiDE"です。

今日は普段あまり、意識することがない我が愛すべき楽器「ドラム」についての話をしたいと思うんだ。

見たことがある人はわかると思うけど、ドラムセットは基本的にドラム(太鼓)シンバル(円盤状の金属盤)で構成されます。

太鼓群は…
直径 × 深さ
22inch×16inch --- バスドラム
14inch×6.5inch--- スネアドラム

12inch×10inch --- タムタム(Hi-Tom)
13inch×11inch --- タムタム(Lo-Tom)
16inch×16inch --- フロアタム


シンバル群は…
直径
20inch
--- ライド・シンバル 
18inch --- トップクラッシュ・シンバル 
16inch --- サイドクラッシュ・シンバル 
14inch --- ハイハット・シンバル(2枚で1ペア)

というのが、ロックドラムのスタンダードセットになるんだ。
音楽練習スタジオやライブハウスでも十中八九このドラムセットだから一番みんなの目にふれる機会が多いセットだと思う。
これがジャズドラムとかになると太鼓類が小口径になったり、シンバルの分厚さが薄くなったり随分と違うんだけど、実は僕も細かくわからないし、今日はここまで♪

今日もお疲れ様でした。

次回もまたドラムの話で盛り上がろうね☆
 
こんばんわ♪ZILDドラマーHiDEです。

前回までは長々とドラムを始めるまでの話をしたけど、今回は自分が今まで通ってきた音楽と現在のプレイスタイルについてお話しようと思うんだ。

ドラムを始めて最初に耳にとまったのは"X"なんだけど、率直な感想は「なんだろうこの轟音は?」って思ったなぁ。それら全てを一人でこなせることに驚嘆して"いつかこんなドラマーになってやる"って心に誓った日が最初のリスペクトアーティスト。

ビジュアル系は世代だったし、その時代の音楽シーンを築かれたバンドさん方々を部活でも外バンでもコピーさせてもらいました。それはもぅコッテリと…(汗

GLAYさんに始まり、Dirさん、ラルクさん、SHAM SHADEさん、黒ゆm・・・・・・・・・・・・・・・・・ZILDさんwww

そうして、コピーバンドで様々な栄養素を蓄えた僕はいつの間にか"スティッキングが派手なドラマー"で有名になってしまったらしく

(注:正確には譜面を無視して派手なフレーズをアドリブで叩いているうちにそれが好評を博してしまい、辞めるに辞められなくなった的なヤツなんだけどね(; ・`д・´)
気づいた頃には洋楽も適度にこなせるメタルドラマーとなり、挙句には実しやかに「超絶手数系テクニカルロックドラマー」みたいなそれはそれは大層な通り名がついていたりとハードルがグングン上がる上がる…orz


それでも僕に期待してくれるお客様やメンバーがいることで今の自分が保ててるのも事実。
だから、世間がそれを欲するなれば、僕が為すべきはその方向性を保ちつつも更に先に身を進め、常に十二分の感動を与え続けることに執着するまでだと思うんだ。

現状が是が否かはまだわからないけど、まだまだ自分に為せること・為すべきことが目の前に見えている以上、足は止めたりしない。それがいずれZILDサウンドに溶け込み、綺麗なアンサンブルを奏でると信じて…

…って、今日も結局長くなってしまったΣ(゚д゚lll)ガーン

みんな、今日もご愛読ありがとう♪

次回は「○○でもわかるドラム講座」を予定しています。
お早う御座います。またも不健全な時間でごめんね(m´・ω・`)m

さてさて、今日は前回の続きをお話しよう・・・



それから時間は流れて夏になっていたんだけど、高校というものに執着がなかった自分は勉強もせずに馬鹿みたいに馬鹿してたかな(笑

夏休み中だったかは憶えていないんだけど、当事の友達数人とカラオケに行ったときに連れの一人が曲に合わせて手だけでビートを刻んでたっぽいんだ。それを見て、その動きが適度にキモかったから「何それ、儀式?病気?新しいキャラ?」みたいなことを聞いたら「・・・ドラム~」とか、得意げな表情で言ってのけてくださったわけさ。
そのときに例の彼を思い出して、彼と話す話題のためにも「ドラムってどんな楽器!?」って聞いてみたらちょっとしたカタログみたいな物を見せてくれた。
最初は視覚的なものだった。もともと生理的に丸いものが好きな自分はその時点でドラムに良いイメージが沸き始めていたらしい。
それから男の性なのかは不確かだけど、棒がなんとなく好きだったからなのかも知れない。
幼い頃にヴァイオリン、小学生ではピアノを習った。消去法で考えたら次はドラムかな・・・ってのも大きな要素のひとつだと思う。

そんな感じで「よしっ!ドラムだっ!!」って思ったのが、今に続き、強いては未来にも続くであろう、ドラマー道の出発地点じゃないかな。



さてと、次回は何を語らおうか・・・
今日もお疲れ様でした♪
ちょっと早いけど、お早う御座います。

実は寝てないから早いだけなんだけどね・・・(^^;

東の空を眺めつつ、一人じっくり呑み深めていくと自分はなぜドラマーなのかと思い返していたんだ。
だから今日はドラマーとして、僕とドラムの出会い話をしようと思う。



僕が始めてドラムというものを意識したのは中学3年生の春。
その春、転入してきた男の子がいて、自分が初めて話しかけたんだけど、受験で皆が大変なこともあり、なかなか友達の輪を大きくしてあげることもできず、彼が一人のときはほとんど自分が寄っていき、二人でよく話していたことを憶えている。
彼は親の影響でJAZZやらブルースのドラマーで年配に混じってはセッションなんかをしていたらしいんだけど、当事の僕からすると「ドラムって太鼓だっけ・・・」とか「そもそもドラムってどんな形状」なんだろうといった感じで、彼の話題を理解して聞くことができない癖に、質問攻めしちゃ悪いかな・・・とか考えつつ、相槌ばかりの申し訳ない会話を繰り返してた。
当事はインターネットも普及してなかったし、ドラムなんて自分のまわりに精通している人もいなかったからドラムに対する進展は結局なかったんだ。



・・・って長いので今日はここまでね。

最後まで読んでくれた人、ありがとう♪
お疲れ様でした~☆