恋に唄えば♪ 感想 | ペニ〜✩*のブログ

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恋に唄えば♪ 感想
監督 金子修介 2002年 日本
 

 

 
【あらすじ・解説】
大好きな恋人サトルとの楽しいデートのはずが、突然一方的にフラれてしまったユミ。一気に不幸のどん底に突き落とされ、すっかり元気をなくしてしまったユミは、ある日、勤めているデパートの催事コーナーで不思議な壺を目にする。ユミが、見るからに怪しげなその壺に触れた瞬間、中からもっと怪しげな自称、魔法使いの中年男が現われた。男は、ユミの願いを1つだけ叶えてくれるという。ユミは迷った末に“別れた彼を取り戻したい”と願う。が、当のサトルはオーストラリアに旅立ったあと。こうして、サトルを捜すためのユミと壺男の珍道中が始まった。
 
 
【感想】(※ネタばれあり)
この気持ちをどう表現すればいいのだろう?
おそらく映画館で観ていたら金返せ!って叫んでいた。
 
正直、映画と呼んでいいのか?
タイトルは名作「雨に唄えば」から取っている。所々歌っているからミュージカルなのだろう。
ただ、そのクオリティが恐ろしく低い
元々ミュージカルが得意な方ではないが、苦手だから駄目とかそういう話ではない。学生の自主映画のようだった。こう書くと学生の自主映画に失礼かもしれない。
演者のせいではない。むしろ、役者は実力派ばかりなのにこの結果だから問題。
とにかく安っぽい。
 
日本でミュージカルをやると歌ってるシーンがコントっぽく見えてしまいがちだが、この作品は歌以外のシーンも全てコントにしか見えない。
設定はランプの魔人なんだけど、ハクション大魔王にしか見えない。
誰が何の目的で作っているんでしょう?
 
笑わすために作っているなら失敗でしょう。少なくとも僕には。
まず、竹中直人のアクが強い。アノ竹中直人が全開なのだ。これは好き嫌いが分かれる。
それを受ける優香が癒し担当。今作品では最大限の演技を見せたのではないか?
古田新も竹中直人と同じ人種。二人がテンションを合わせると作品がカオスに。
 
物語自体はあまい作りなので害はありませんが、特に良いところもなし。
もはやこういう話で、間で、演出で感動できる僕ではなくなってしまった。
 
最後に、
ちょっと厳しすぎましたか?もっと優しい気持ちで感想書かないと駄目だな~