タイトル通り、7月のおしゃべりチケット事業の報告です。
全体会は7月6日と20日に行いました。
この2回の全体会でインプット作業とインプットを含めた政策検討を行いました。
重ねての連絡になりますが今期、
私は防災・おしゃべりチケット事業のメンター市民として
高校生委員3人をフォローしていきます。
まずおしゃべりチケット事業は福祉課と社会福祉協議会の職員さんをお招きし、
市の福祉計画の説明と今期のおしゃべりチケット事業の取り組みについてお話を聞きました。
○福祉課から市の総合福祉計画について
リンク↓
http://www.city.shinshiro.lg.jp/index.cfm/7,42128,c,html/42128/20150414-162206.pdf
まずは地域福祉計画の話当たり障りのない計画が羅列してあります。
特に大きく掲げる所として地域社会の連携・助け合いによる「地域福祉」の観点が重要視されているということです。
この上でおしゃべりチケット事業は世代間交流の観点から重要であると感じているようです。
○社会福祉協議会
おしゃべりチケット事業は新城社会福祉協議会(以下=社協)に業務委託をしており、実績報告などを社会福祉協議会が行っているため、現場の実務的な話を伺いました。
現場の声としては若者とのパイプが少ないので広報力が無く困っている事と昨年行った
訪問傾聴方式での運用は難しい為、ミニディに若者がお邪魔し一緒にミニデイに参加して貰いながら会話を行うという方法で今年度は運用するという話でした。
とりあえず、やれる事を考えてみる。
福祉課・社協の話を伺って思った事は
「この事業どうなっていくんだろう・・・」という思いを担当課としても抱いているだろうという事。
実施をする側も不安なので私達は更に先が見通せていません。
とりあえず話を聞いて出てきた直近の課題に取り組んでみようという事で、
・高校生によるおしゃべり隊員の募集活動
・ミニディ方式でのイベント参加
これを行ってみるという様子見の方向性が決まりました。
で、やってみた。
実際すぐにミニディへの参加のチャンスが訪れました。
7月19日 中宇利公民館にて行われたミニディは市民ボランティアによる人形劇を一緒に見るという内容で、人形劇の内容について語ったり手遊びなどを一緒に行う事で交流を図る事が出来ました。
私は昨年の訪問傾聴式の事業も参加しているので比較が出来ました。
個人的な意見ですが、おしゃべりがサブ要素になっているので話す事へのハードルは前年よりも低くなったと思いました。これはお互いに対人ストレスが少なくなった事を意味します。
7月20日2回目のミニディです。
この日のミニディ以前に新城東高校の全校集会で若者議会が行った事業PRが功を奏し、
4人の新東生が参加してくれました。
そして参加者4名の事情を聞くと皆介護福祉関係の職を志望しているという事が分かりました。
7月26日ミニデイをきっかけに福祉業界との意見交換が実現
今回ミニディへの参加で高校生の関心が増えた事でサマリアの家が是非話を聞きたいということでおしゃべりチケット事業について意見交換を行う事になりました。
そこでは今後の活動の柱になる情報・意見をいただく事になるのです。
・介護福祉従事者の人手不足
・ボランティア活動に対して報奨制度の必要性
・認知症への理解を広める為の認知症サポーター制度
・ミニディの運営をお願いしたいという積極的な高校生との関わりの意思ある事
おしゃべりチケット事業が今後どういった方向性を求められているのか?
実際に介護の現場の声に触れる事でこれまでフワッとした目的設定に
一気にブラッシュアップの方向性を示す光明が差しました。
介護福祉環境の改善・福祉意識の底上げ。
これがおしゃべりチケット事業のブラッシュアップ改善要素となりそうです。