こんばんは。東京都立川市の開業税理士@ノブ です。
ちょっと気になるタイトルの本「あらゆる領収書は経費で落とせる」という
本を読みました。
このタイトル、すごく刺激的ですよね。
経理の仕事をしてきた一人として、また税務の仕事をしている一人として、
どういう理由であらゆる領収書が経費で落とせるのか、著者がどう書いて
いるのかに興味があり、
また実は実際にお客様から「経費に落とせるものが増やせるかと思ってこの
本を手にとってみました」という問い合わせがあって、以前ざっと読んだこと
があったのでそのときに概要は説明させてもらったんですが、きっとこれからも
こういう問い合わせがあるであろうこととそのときにちゃんと答えられないのは
マズイので(苦笑)、改めて手にしてみました。
読んでみた感想としては、目からうろこが落ちるような、知らなかった処理内容
はほとんど無かったかなぁといったところです(ホッ笑)
かなりグレーなもの、たとえば愛人手当なども事業との関連性を持たせれば
経費にできるようには書いてありましたが、それが認められるかどうかは
調査官次第ってところが大きくて、事業との関連性がしっかりあるという"証明"
が何より大切で、そもそも黒に近いグレーのものについてはそれなりの
リスクを背負って判断することになるだろうと思います。
それでもできる限りの支出について会社の経費にしたいなぁと思っちゃった方
は事業との関連性や会社経費の考え方について参考にできるところはあります
ので、ご一読されるのはアリだと思います。
ただし、くれぐれも鵜呑みにしすぎずに、でお願いします!(笑)
ランキングに参加しています。応援ポチ↓よろしくお願いします。