こんばんは。yujiです。



今日は『無形固定資産』について

かんたんではありますが、

解説いたします。



無形固定資産』も

有形固定資産と同様に

1年を超えて利用される資産ですが、

有形固定資産と違い、

物理的に形がないものが計上されます。



例えば、

会計ソフトが

ソフトウェアに計上されるといった具合です。



他にも営業権特許権などがあります。



こんばんは。YUJIです。

今日は固定資産のうちの

有形固定資産について解説いたします。



固定資産

1年を超えて』利用されたり、

お金に換金される資産をいいます。



そして、

有形固定資産』、

無形固定資産』、

投資その他の資産』に区分されます。



有形固定資産』は

1年を超えて利用される資産であり、

物理的に存在している資産です。



例えば、パンを作っている会社では、

パン工場が有形固定資産に計上されています。



建物の部分は『建物』、

底地部分は『土地』として計上します。



この固定資産ですが、

メーカーなどの設備が必要な会社だと、

資産に占める有形固定資産の割合が高く

サービス系の会社であれば

有形固定資産はあまりない傾向なんですよ。



こんばんは。yujiです。



さて、本日は流動資産について解説していきます。

流動資産は左側の1番上の区分になります。


決算書読める?


流動資産は、

営業活動の過程で発生してくる資産、

または、1年以内にお金になる資産をいいます。



そして、この流動資産が

負債と比較して多い会社ほど、

負債の支払いに困らない可能生が高いんです。



何故なら、流動資産は

基本的に1年以内にお金になるので、

換金性が高い資産と言えますよね。



ですから、持っている流動資産で

負債の返済に充てられるというこです。



つまり

流動資産 〉 負債

であれば潰れにくい会社とも言えます。



このように、『流動資産』と『負債』だけでも

十分、分析は出来るんです。



こんばんは。yujiです。



前回は3つのブロックのうち、

負債純資産についてお話をしました。



今日はまず『資産』に関して触れたいと思います。



貸借対照表の左側の部分では、

負債と純資産で集めてきたお金が

どの様に使われているかをあらわします。



そして、負債と同様

流動』と『固定』で分かれています。



1年以内にお金に変わるか、

それとも1年を超えてお金に変わるかで、

流動資産』と『固定資産』に分かれます。



次に、貸借対照表の右側部分である

調達』と左側部分である『運用』で見ていきます。



調達と運用という視点で

会社の能力を判断する時に重要なのが次の2点です。



安全にお金を集められているか

集めたお金を利益が生み出せる資産に使えているか



例えば、負債は将来返済するものですが、

純資産は基本的に返済が求められません



そうした中、負債の割合が多いと

返済負担が大きくなるため、

事業活動にお金を使わない傾向になります。



そうしますと会社は成長せず、

もしかすると倒産してしまう恐れがあります。



このように、貸借対照表を

右側と左側で

調達運用として見るのも面白いです。



こんばんは。yujiです。



前回は3つのブロックのうち、

純資産のお話をしました。



今日は『負債と純資産』の

ブロックについて触れたいと思います。



会社はお金を集めて

それを投資することによって活動しています。



そして、『お金を集める調達』と、

どのような形で投資するかの運用』を

表しているのが、貸借対照表なのです。

図で表すと次のようになります。

決算書読める?



『お金の集め方』の部分が右側

『お金の投資の仕方』が左側ですね。



右側があらわすお金の集め方についてですが、

負債の部』は他人から借りてきて

いずれ返さないといけないものですので

他人資本』と呼ばれます。



そして、この負債は1年を基準に、

流動負債』と『固定負債』に分かれます。



次に『純資産』ですが、

株主の出資金会社自身が

獲得した利益が源泉ですので

自己資本』と呼ばれるんです。



本日はここまでにいたします。



次回は、『お金の集め方の右側について

触れたいと思います。




こんにちはYUJIです。



本日は貸借対照表の


純資産についてお話いたします。



貸借対照表は3つのブロックから成り立っております。

資産」と「負債」と「純資産」です。

このような感じです。


決算書読める?


式で表すと・・・

「資産合計」=「負債合計」+「純資産合計」

なります。




また、「資産合計」-「負債合計」=「純資産合計」

と見ることもできます。



そのため、純資産は

資産が負債より大きい場合→プラス

資産が負債より小さい場合→マイナス

となります。



純資産がマイナスということはどういうことか。



これは資産をすべて現金に変えたとしても

負債を返済しきれない状態ということです。

極めて危険な状態と言えます。



このように会社の財政状態を見るうえで

純資産の合計は大切ですので、

貸借対照表を見るときはまず先に

この純資産がプラスかマイナスかを注目しましょう。



損益計算書は一定期間の経営成績を見るものでした。

貸借対照表はある時点の財政状態を示します。


つまり、現在その会社が

どのくらい資産や負債を持っているかを表します。


まず左側には資産項目が並びます。

右側には負債項目純資産項目が並びます。

ここで貸借対照表を見て下さい。

決算書読める?

このように

資産合計=負債合計+純資産合計となっています。


ですから、貸借対照表は

バランスシート(BS)』とも呼ばれるんです。


貸借対照表のポイントは以下の2点です。


『左側に資産合計が並び、

右側には負債合計と純資産合計が並んでいる』

『左側の合計と右側の合計は一致する』


次回からは、

資産・負債・純資産の3つのブロックについて見ていきますよ。



今日は利益の最後の説明で

当期純利益』を解説いたします。



ここの部分です。

決算書読める?

まずは『法人税等』を解説いたします。



法人税等とは、法人税、事業税、住民税といった

所得』に対してかかる税金になります。



法人が所得を得ると、

その所得に応じで税金を納めることが

求められるのですが、

その税金が『法人税等』になるんです。



そして、『税引前当期純利益』から

法人税等』を差し引いた利益が『当期純利益』となります。



この当期純利益ですが、

会社の営業活動の儲けや、

営業活動以外のもうけ、

さらに特別な損益項目を調整し、

1年間で会社が稼いだ最終利益をあらわしています。



よく会社の『利益』というと

この『当期純利益』を指すことが多いようですね。



また、この当期純利益は

『貸借対照表』の『純資産』に加えられます。



ということで、利益の解説は今日で終わりです。

次回からは『貸借対照表』を解説していきますね。





税引前当期純利益を簡単に説明すると、


通常であれば稼げた利益に、


突然の災害や事件などの影響を反映した利益をいいます。




税引前当期純利益は


経常利益から『特別利益』と『特別損失』を


足し引きして算出されます。




特別利益』とは建物や土地を売却して得た利益をいい、


滅多に生じない臨時の利益や多額な利益をいいます。




特別損失』とは地震などの自然災害によって


建物や工場が損害を受けた時の損失をいい、


滅多に生じない臨時の損失や多額な損失をいいます。




特別利益・損失は以下の代表項目があります。




『特別利益』・・・固定資産売却益、投資有価証券売却益



『特別損失』・・・固定資産売却損失、固定資産除却損失、投資有価証券売却損失




『税引前当期純利益』の区分はここです。



決算書読める?


この部分は会社の通常活動外で発生するので、


軽視されがちですが、逆に通常活動外だからこそ、


『この会社に何があったのか?』を見るには重要な箇所となります。




次回は最終利益の『当期純利益』を説明いたします。





さて、前回までで「営業利益」を解説いたしました。



今日は経常利益を見ていきます。

損益計算書だとこの部分です。


決算書読める?

経常利益の次に来るのが

営業外収入と営業外費用です。



例えば、会社が活動していく中で、

営業活動とは直接関係のない活動があります。



こうした営業活動以外の活動から生じた

収益と費用がそれぞれ「営業外収入」と「営業外費用」となります。



例えばお店をやる際に、

金融機関からお金を借りていれば支払利息が発生します。

これは「営業外費用」となります。



また、金融機関にお金を預けていたら受取利息が発生します。

これは「営業外収入」となります。



会社で株式を所有していれば

「受取配当金」がありますが、これも「営業外収入」になります。



そして、「営業外収入」と「営業外費用」の

後にくるのが「経常利益」です。



「経常利益」は「営業外収入」から

「営業外費用」を差し引いたもので「ケイツネ」とも呼ばれます。



この「経常利益」は会社の通常の活動で

稼ぎ出す力をあらわします。



例えば、営業利益がほぼ同じパン屋さんがあったとします。



この時、経常利益に差がある場合は、

借入をしていれば利息を支払うので経常利益は下がりますし、

投資をしていれば配当金をもらうので経常利益は上がります。



このように、「経常利益」は会社の営業活動に加えて、

借入の有無についての資金調達力

投資活動による資金の運用力をひっくるめた、

会社全体としての稼ぐ力がわかります。