この日曜からまあやは発熱、咳がひどく、日曜の夜からはますます悪化。
喘息症状が出始めた。
月曜は朝、水とみかんを食べて、咳き込んで吐いてしまい、その後は寝てしまった。
15時過ぎに起きたところで最寄の小児科へ。
かなりひどいレベル。
吸引と投薬で様子をみて、火曜の様子で入院といわれ、私はびっくりした。
その後も苦しそうでひどかったが(指示通りの吸引、投薬をした)
火曜の朝になるとけろっと元気。だけどまだゼイゼイしている。
午前中、小児科に行って、かなり治まってきたから入院はしなくてよい、ただ、吸引と投薬の治療は1週間続けてと指示される。
吸引器とすごい量の薬が出され、私は途方にくれてしまった。
喘息は私も経験者で中学になるくらいまで苦しんだ。
吸引器も見覚えがある。
卵乳アレルギーのアナフィラキシーショックのときもそうだったけど、こういった症状がでてしまったときは一刻を争うから、対処療法が一時的に必要だけど、根本的な治療にはならない。
ただ発作がおこるたびに止めるだけだ。
そして無理に止められたエネルギーは形を歪めて、他の症状にでてくる
それを繰り返して、病気だらけの体になってしまう。
まさに私がはまったパターンだ。
こんなところまで似なくていいのに、、まあやに申し訳ないと思いつつ、
根本的な治療を考えようと思い、かねてから気になっていた西荻窪の統合医療のクリニックに連絡。
幸いなことに夕方予約がとれた。
きれいな落ちいた雰囲気のクリニックだ。
保険もつかえるのが嬉しい。(もちろん、内容次第では保険は適用されません)
なにより、月~土で診療してくれているのが助かる。
緊張しつつも診療室へ通される。
先生から一言 「気がゆがんでますから。まずその気を治しましょう」
不思議な機械が登場して、その前で数分。
そのあとスパスパっとホメオパシー一種と、カプセル状の薬(多分、漢方系)を処方される。
それで、その後、まあやの最近の食の好みを聞かれる。
パッとうかんだのが、枝豆。この1ヶ月以上、寝てもさめても枝豆で、外にでると「ママ、おうちに枝豆あるの?枝豆買ってね」と念をおされる始末。
次に、お肉、ウィンナー。今年の春(まあや2歳半)に、食品売り場を歩いていて鶏肉やさんの前をとおったらベビーカーにのっていたまあやが
「お肉食べたい~~!!」と絶叫した。
それまでマクロビに傾倒していたこともあって、まあやに肉類は食べさせていなかったから、
私は「へ?にく?なぜ肉を知っている?」とそこに驚いてしまったのだけど、
なにかわけがあるに違いないと思いつつ、そこで焼き鳥を買った。
偶然なのか、まあやはわかっていたのか、そこの焼き鳥のタレは無添加であることが判明し、鶏肉もわりとまともで美味しくて今では時々そこで買うようになった。
それ以来、まあやはやたら「肉」やら「脂っこいもの」を食べたがるようになり、
マクロ派の私は後ろめたさを感じつつ、時々与えていたのだ。
ウインナーの無添加なんてなかなか手に入らないので、大地で、毎週注文するのがこのごろの常になっていた。
その話を先生にしたら、「まあやさんはわかっていますね~」とのこと。
まあやの場合は、気が強く、感覚が鋭いところがあり、ストレスがたまって、それが主な原因で脳から皮膚の神経(運動)と、皮膚から脳への神経(感覚)の乱れが生じるらしい。→それが喘息になって現れた
(先生の話はもっと詳しくて、「説明は難しいんですが」と何度か言われていたけど、私が解釈するに↑こういう意味なんだろうと思う。)
で、その乱れを治すのに、「油」が必要だったのだとのこと。
(脳の大半は「油」でできていて、特に子どもの脳の発達はすごいので良質の油が必要なのだとのこと。)
子どもは生命感覚が敏感で、本能の欲求に従っているから、
「私たち大人が頭で考えて食べさせるより、彼女のリクエストに答えてあげてください」と言われました。
枝豆なんか冷蔵庫が空っぽになるまであげてくださいと。
アボガドもおすすめですよ、といわれ、「アボガド??@@」と私は目を丸くしました。
アボガドは個人的には好きだけど、国産はないので諦めていた食材のひとつでしたから。
今日は買い物にでて、アボガド(完熟、こだわり栽培とのこと。)と牛肉(黒毛和牛の切り落とし)を買いました。
まあやはアボガドを「なにこれ~」といいつつ、醤油で食べてました。
牛肉はどうするか迷ったけど、ナチュラルハーモニーのじゃがいもとにんじんとたまねぎが届いたところだったので「肉じゃが」にしました。
牛肉の入った肉じゃがなんて思い返しても作った記憶がないんだけど。
これからダンナが帰ってきたら何事かと目を疑うに違いない(笑)
まあやは「お肉、美味しいね~」とひととおり食べて、2切れぐらい食べたら「お肉はもういらない~」とのこと。
(大人の肉好きにありがちと思われる肉だけ食べつくしてじゃがいもが残るなんてことはありません。こどもは適正をわかってるのね)
今までなるべく食べさせないように!なんて思ってたけど、まあやに悪いことしちゃってたなぁ
またひとつ、わが娘のことを理解できてよかった。
今回の喘息はまあやからの「好きなものを食べさせろ!」のサインだったと母は学んだのでありました。