食の大切さをお友だちに伝える | こどものうちから伝えたい 心と体をつくる 食育と料理〜一緒に食べたい行事食と季節を感じるごはん

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子どもの好き嫌いなど、子ども×食の悩み。悩みの解決法や子どもと食べる料理や、子どもがお手伝いできるレシピをご紹介しています。
おうちでおいしく、子どもも喜ぶ料理。普段のごはん、イベントの日のメニュー。のぞいてもらえたら嬉しいです。

青空キッチンに通ってくださる理由の一つに

 

「好き嫌いが多いから」というものもあります。

 

 

自分の子だと何が嫌いなのか熟知しているので

 

家の食事やお弁当で出しにくい、避けてしまう

 

というのがありますよね。

 

 

 

一方、給食やこういったレッスンなど

 

その子の嫌いなものなどお構いなしで出てくるので

 

嫌でも食べるチャンスが増えます。

 

 

 

 

 

今週の押し寿司ケーキに

 

キライなものが入っていたJくん。

 

 

 

「え〜トマトーーー?オレやだー」

 

と言いながら作ってました。

 

 

いつもなら、私がその後

 

「でもあるとおいしいんだよー」など

 

何かしら言ったりするのですが、

 

 

その時はお友だちが

 

「でもさ、野菜は食べた方がいいよ」

 

「うん、1個だけ食べたら? 1個でいいよ」

 

と別々の子が言い、

 

もう一人はその時は何も言わなかったけれど

 

その話に無関心でそのまま作り続けるわけでなく

 

その様子に耳を傾けていました。

 

 

 

するとJくん「えーじゃあ1個だけ食べよう」

 

と言い、試食の際はまず先に1個食べていたのでした。

 

 

 

・・・この「えーじゃあ1個だけ食べよう」のコメントが

 

Jくんから出てくるはやさも

 

試食でいただきますから、まず先に1個食べるまでの時間も

 

(ちなみにお友だち試食の時はもうJくんのトマトは

 

特に気にしていなかったので見てませんでしたが)

 

 

私の中で最速最短で

 

平静を装っていましたがその光景に驚きました。

 

 

 

 

「野菜を食べた方がいい」

 

「1個だけ食べてみようか」

 

 

普段、お母さんや、幼稚園の先生が

 

(もちろん私もですが)

 

言っている言葉。

 

 

 

野菜の栄養が云々とか

 

好き嫌いを克服するにはどうする

 

などわかっているわけではないのに

 

 

 

今まで言われたことのある言葉かもしれないけれど

 

そのタイミングで

 

人に伝えるってすごいな

 

 

しかも友達に「食べないといけないんだよ!」と

 

高圧的に教えるのではなく

 

お友だちのことを考えて

 

寄り添うように伝える様子

 

 

 

ステキでした。

 

 

 

 

 

Jくんもお友だちがそんなふうに言ったから

 

食べることができたんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

「キッズ食育5つの定義」の中の一つでもあり

 

重要視していること

 

食の大切さを自分の言葉で表現し、伝えることができる

 

があります。

 

 

青空キッチンに通ってないお友だちにも

 

伝えられるようになっていったらもっとうれしいな

 

 

と思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後までお読み下さり、ありがとうございました!