書店バイト優希の読書ブログ

書店バイト優希の読書ブログ

小説・エッセイ・実用書・自己啓発本などなど大学生の私が読んだ本の紹介です。読書好きな人と繋がりたい!

Amebaでブログを始めよう!

こんばんは、優希です。

 

今日は中勘助さんの「銀の匙」を紹介します。

 

これは中勘助さんの幼少時代の思い出を自伝風に綴った小説です。

大人として子供時代を振り返るのではなく、子供特有の視点で描かれている点が斬新だと夏目漱石に絶賛された作品でもあります。

 

病弱だった主人公を背負って神社やお祭りに連れて行ってくれた信心深いおばさん。

地元に帰って体調を崩したおばさんに会いに行く場面を読んでいるときは泣いてしまいました。

 

おばさんの深い愛情に触れて、親孝行・祖父祖母孝行がしたくなる作品です。

まだ読んでいない方は是非読んでみてください。

 

銀の匙 (岩波文庫) 銀の匙 (岩波文庫)
500円
Amazon

 

こんばんは、優希です。

 

今日紹介する本は、川口俊和さんの「コーヒーが冷めないうちに」です。

 

この本は、過去に戻れる喫茶店のお話です。

 

過去に戻るためには様々な制約があり、戻ったとしても現実を変えることはできません。

しかし、登場人物は強い思いを胸に過去に戻ります。

 

本当に泣ける本で、外で読むものじゃありません。

私は電車の中で読んでいて、涙がこぼれてこないようにするのに必死でした。

 

まだ読んでない方は是非読んでみてください。

 

こんばんは、優希です。

 

今日紹介する小説は、恩田陸さんの「蜂蜜と遠雷」です。

 

ピアノコンクールに出場するコンテスタントたちのお話です。

 

巨匠に育てられた優れた聴覚を持つ天才児、母の死を境に表舞台で演奏することがなくなった元天才ピアニスト、音楽だけに留まらずあらゆる才能に恵まれた青年などなど魅力的な登場人物が多く、コンサートが進むにつれてコンテスタントも互いの演奏に影響されて変化していくところが面白かったです。

 

コンテスタントが弾く曲を実際に聞いてみて、弾いているところを想像してみるのも面白かったです。

 

ここまで読了後の満足感のある小説は久しぶりでした。

 

まだ読んでいない方は是非読んでみてください。

 

蜜蜂と遠雷 蜜蜂と遠雷
 
Amazon