こんばんは、優希です。
今日は中勘助さんの「銀の匙」を紹介します。
これは中勘助さんの幼少時代の思い出を自伝風に綴った小説です。
大人として子供時代を振り返るのではなく、子供特有の視点で描かれている点が斬新だと夏目漱石に絶賛された作品でもあります。
病弱だった主人公を背負って神社やお祭りに連れて行ってくれた信心深いおばさん。
地元に帰って体調を崩したおばさんに会いに行く場面を読んでいるときは泣いてしまいました。
おばさんの深い愛情に触れて、親孝行・祖父祖母孝行がしたくなる作品です。
まだ読んでいない方は是非読んでみてください。
![]() |
銀の匙 (岩波文庫)
500円
Amazon |