先日、地元長野県の千曲市にある戸倉創造館で、

不登校についてのトークライブをしてきました

去年、ひょんな出会いがあり

そこからのご縁が今年になってこんな形になるとは

たまたま、ラジオから流れてきた私の『君へ』を聞いて、

地域の音楽祭で歌いたいので楽譜ありますか？

と連絡をいただき、

そんなことなら、ぜひ私もお邪魔させてください！

と音楽祭にお伺いしたのです

その時のブログそして今回は、

恒例となっている千曲市『子供の健全育成を進める会』

に呼んでいただき、

私の経験から不登校についてのお話と歌をお届けしてきました

広い会場にびっくり

ほぼ満席だったことにもびっくり

（あんまりいい画像じゃなくてごめんなさい）

そして、本番前に緊張して真顔の私と

いつもピアノお願いしてるあんどーくんの後頭部。笑

今回お話しした内容は、

下の2014年の社会音楽家フェスの内容をもとにして作りましたが、

今回は不登校問題についてをよりフォーカス。

不登校や引きこもっているときの気持ち。

そうなった理由と脱却できない理由は違うということ。

大人は焦らずに、でも諦めずに

きっかけを与え続けて欲しいということ。

どんな経験も自分次第で、

絶対に自分を守る武器になるということ。

まだまだお話をする身としてはひよっこだし、

私の経験からしか話すことはできないけれど、

今持てる力全力でお話しさせていただきました。

時を同じくして耳にしたタイムリーな悲しいニュース。

大人は、会社でうまくいかなかったら転職するとか、

環境が合わなかったら引っ越しするとか、

何とかしようとすれば切り抜ける選択肢はあるけれど、

子供にとっては、置かれた状況が全てなのです。

大人にとってはどうして？と思ってしまうようなことでも

子供にとってはそれが全てなのだと思います。

自分ではどうすることもできない世界の中で

状況が変わるのをただ待つしかない。

そういう子供たちがたくさんいることを、

私も含めもっと意識していかなければいけないなと思いました。

学校に行けない→私って人と同じことができないんだ

いじめられる→私って人に受け入れられないんだ

そんな風に自信を失って

世界を狭めていってしまう子供たちが増えないように

世界は広いんだと、

答えは一つだけじゃないんだと

未来が待っているから、胸を張っていて欲しいと

もっと伝えていきたいなと思います。

人に理解されにくい病気だってあると思います。

私もお世話になった起立性調節障害。

自分でさえ自分が病名の付く状態だなんて思いもしなかったし

まして人には、まー説明のしにくい病気。

だけど不調であることに間違いはなくて、

動けないことに一番なぜ？と思っているのは本人自身。

私も今年は喉の手術や薬の副作用やらでてんやわんや。

自分でもびっくりするくらい数カ月で激太りして、

髪がごっそり抜けたり、汗が止まらなかったり、

不調で起き上がるのもしんどくなって。

だけどどうしたらいいのかわからない。

しばらく原因もわからず、人にも突っ込まれはじめ。

どういう感受性してたらそんなに太っても平気でいられるの？

と言われ涙したことも。

そんな不甲斐ない状況に

ふと、中学の時の病気のことを思い出しました。

だけど、できた傷の分だけ優しくなれる。

絶対にわかってくれる人はいるし、

生きてさえいれば必ず何とかなる。

周りにわかってくれる人がいなくても、

少なくとも私は、

心細くて孤独な気持ちはよくわかります。

だから、どーーーーうしようもない状況でも、

自分の命だけは諦めないで

どうかその時を耐えて欲しいなと。

絶対に未来が守ってくれるから。

講演後、打ち上げでいただいたおいしいお料理と

帰りの駅で配られていた甘酒が染みました

みーーんなが温かい気持ちで暮らせる日が来ますように。

未来が君を守る。