お昼時に病室に行くと、母がしんどそう…。
腹水がたまってお腹が張ってつらいのと、体中がダルいのと。
母は狭いベッドであっちこっち寝がえりを打つ。
母のお昼は、朝ご飯の残りを少し食べて、
野菜の煮物を一口二口しただけ。
それでお腹いっぱい、もういらないって。
私はお昼ご飯もそこそこにトイレと買い物の時間以外は
母のベッドの足もとに座ってマッサージ、
というか足腰さするというか…。

そんな時間が1時間半くらい経ったかってところで、
母がいきなり「三色団子か草だんご…ういろうが食べたい」
って言いだして…。
病院の売店見に行っても、近くのコンビニ行っても見当たらず。
仕方なく、所用で出ている父に買ってきてと頼むと。
なかなかオーダーした品が出ないことに母はイライラし始め、
「朝から『ずっと』お腹すいてるのに…!」
って怒りながら泣きだす。
…よほどしんどいんだろうな。
前、緩和ケアの看護師さんと話した時に、母がたまに
意味不明というか、話がくいちがうことを口にすることがある、
あるいは勝手にそう思い込んで話すことがあると相談したら、
「ガン患者さんには多々あることです」って。
あまりに辛くてしんどいから、現実逃避じゃないけど、
あやふやな言動をとることがままあるそうで。
なので、そういう時は否定するのではなく、まず話を聞いて
受け止めてあげてくださいね、と。

実は父さんは金曜の夜から熱が出て、
その後熱は引いたけど、下痢が続く状態。
父さんも母が入院してから、夜中に呼び出されたり、
朝早くから病室に来たり、疲れてるのも、
仕事や用事があるのも私は知ってるから。
…まぁ板挟みってヤツで^^;
なんとか、母さんを否定しないように話を聞いて、
ダルい足腰や、熱をもった腹水で張ったお腹をさすってた。

んで、父だけど土曜日に内科クリニックで点滴と
整腸剤としてビオフェルミンを処方されたけど、
下痢があまり治ってない状態だったので、
夕方、母が入院している市民病院の内科で
診察を受けさせてた。

ういろうや団子を父から受け取ったけど、
病室に姿を見せない父を不思議に思ったのか、
母が「父さんは?」と聞くので、
「今、下の内科で診察してもらってるよ」と事情を話すと
母が泣きだした。
「下に行って父さん見てきて」って。
ままならない自分と父さんへの心配と八つ当たりの後悔と…。
いろいろ感じちゃったんだろうな…。
…あかん、私まで泣いてる場合じゃない!

とりあえず父はまたもや整腸剤(ラックビー)を処方され…^^;
一応トイレ行く頻度は減っているので、一旦様子見。
これがダメだったら、もっかいちゃんと診てもらうんだから。

明日、また腹水を抜く予定。
父は仕事なので、私が朝から一日当番じゃー。