家の近く、と言うかほぼ目の前の空き地にエッチな本が落ちていた。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20131112/20/yuto0907/e7/42/j/o0800106612747275617.jpg?caw=800)
今時、空き地にエロ本を読み捨てる人間がいるのか。僕は思った。
そして古い。考え方が古い。
見た瞬間に思った。「完全にスベっている」と。「今時エロ本ってっ」と。
これは完全に性的弱者による犯行であるように思われた、、、
いや、どうだろうか。
【現代のエロス文化】
まず、ここ最近「エロ本」という言葉を聞く機会も少ない。
コンビニなどではジャンプの2コとなりくらいにまだまだ売っているが、実際のところ買ってる人も見なければ、自分も買ったことがない。
別にエロに興味ないと強がってるわけではない、ただ「本」である必要がなくなったのだ。
昔は「エロ本」と同時に「エロビデオ」も普及していた。略して「エロビ」で、響きはブラピ(ブラッドピット)と同じだ。
今みたいにネットが普及していない当時は、本やビデオでエロスをしていたのだ。
ビデオは高い(エロに限らず)。当時はTSUTAYAも旧作で400円くらいしてた気がする(エロに限らず)。
なのでみんなこぞって安いエロ本を買っていたのだろう。
さらに時代が進み、僕が中学生になったくらいのとき、DVDが世にで回り出した。
薄くて安いDVDはすぐ浸透し、レンタルもセルも安かった。
3000円で買えてしまうのである(何回も言うけど、エロに限らないから知ってるんだからねっ)。
おそらくここで日本中のエロ本離れの一歩が踏み出される。
その後、僕が高校生になったころ、携帯電話でもネットが定額化された。
アウト。完全に決め手だ。
値段だけでなく、今まで最大の問題だった隠し場所にも困らなくなった。
これを機にエロ本の需要は急激に減っただろう。
そしてたぶん、たぶんだけど、少子化にも拍車をかけている。
僕の時代、思春期というのにエロ本を買う奴がなんていなかった。
ダサい。
ノンスマートなエロ。
【エロ本拾い読み最後の世代】
と、言うことで、昔はよく河原にエロ本が落ちていた。皆さんも、落ちていたイメージがあるだろう。
その通り。少なくとも僕が小学生くらいの時は本当に落ちていた。
僕は静岡の糞田舎で育ち、家の近くに静岡でも有名な大きな川と、サッカーグランドが作れるほどの大きな土手があった。
(「大ピンチ!川反乱の危機による下校禁止令!~学校に閉じ込められた僕たちの夏~」についてはまた今度)
小学生の時、その土手で遊ぶたびにエロ本を見つけた記憶がある。
言ってしまえば何度かみんなで見た記憶もある。
大人の女性の胸を見てビックリした気がする。なんかすごかった。
しかし今、エロ本を買う文化がなくり、それにつれて読み捨てるという文化はなくなった。
僕らはエロ本拾い読み最後の世代なのだ。
土手に落ちているエロ本をみんなで見てドキドキする。そんな昔の青春映画のワンシーンにありそうなガキども最後の世代なのである。
冒頭でスベってると言ったが、
この事件は何か懐かしさも感じた。
本の方がエロに価値を感じる。
エロがタダで手に入る時代、僕らはこのエロに本当の興奮ができるのだろうか。
今はきっと中学生だってお手持ちの携帯でエロ動画を見てると思う。
数年前に「14歳の母」みたいなタイトルをやっていたが、これは真剣な現代問題だ。
実際、未成年の売春など性犯罪は増える一方である。
これはエロが近すぎるからだ。
国家レベルで、初体験は高2の夏と決まっているのだ。
17歳の夏なのだ。
それまで我慢しろ。憧れを抱いているべきだ。特に男子。
本当に。マジで。
エロ本。
こう考えると素晴らしいではないか。顔を出して堂々買っているのだ。立派な大人である。
これを捨てた犯人は、ネット社会が広がりすぎた日本を救う救世主なのかもしれない。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20131112/20/yuto0907/e7/42/j/o0800106612747275617.jpg?caw=800)
今時、空き地にエロ本を読み捨てる人間がいるのか。僕は思った。
そして古い。考え方が古い。
見た瞬間に思った。「完全にスベっている」と。「今時エロ本ってっ」と。
これは完全に性的弱者による犯行であるように思われた、、、
いや、どうだろうか。
【現代のエロス文化】
まず、ここ最近「エロ本」という言葉を聞く機会も少ない。
コンビニなどではジャンプの2コとなりくらいにまだまだ売っているが、実際のところ買ってる人も見なければ、自分も買ったことがない。
別にエロに興味ないと強がってるわけではない、ただ「本」である必要がなくなったのだ。
昔は「エロ本」と同時に「エロビデオ」も普及していた。略して「エロビ」で、響きはブラピ(ブラッドピット)と同じだ。
今みたいにネットが普及していない当時は、本やビデオでエロスをしていたのだ。
ビデオは高い(エロに限らず)。当時はTSUTAYAも旧作で400円くらいしてた気がする(エロに限らず)。
なのでみんなこぞって安いエロ本を買っていたのだろう。
さらに時代が進み、僕が中学生になったくらいのとき、DVDが世にで回り出した。
薄くて安いDVDはすぐ浸透し、レンタルもセルも安かった。
3000円で買えてしまうのである(何回も言うけど、エロに限らないから知ってるんだからねっ)。
おそらくここで日本中のエロ本離れの一歩が踏み出される。
その後、僕が高校生になったころ、携帯電話でもネットが定額化された。
アウト。完全に決め手だ。
値段だけでなく、今まで最大の問題だった隠し場所にも困らなくなった。
これを機にエロ本の需要は急激に減っただろう。
そしてたぶん、たぶんだけど、少子化にも拍車をかけている。
僕の時代、思春期というのにエロ本を買う奴がなんていなかった。
ダサい。
ノンスマートなエロ。
【エロ本拾い読み最後の世代】
と、言うことで、昔はよく河原にエロ本が落ちていた。皆さんも、落ちていたイメージがあるだろう。
その通り。少なくとも僕が小学生くらいの時は本当に落ちていた。
僕は静岡の糞田舎で育ち、家の近くに静岡でも有名な大きな川と、サッカーグランドが作れるほどの大きな土手があった。
(「大ピンチ!川反乱の危機による下校禁止令!~学校に閉じ込められた僕たちの夏~」についてはまた今度)
小学生の時、その土手で遊ぶたびにエロ本を見つけた記憶がある。
言ってしまえば何度かみんなで見た記憶もある。
大人の女性の胸を見てビックリした気がする。なんかすごかった。
しかし今、エロ本を買う文化がなくり、それにつれて読み捨てるという文化はなくなった。
僕らはエロ本拾い読み最後の世代なのだ。
土手に落ちているエロ本をみんなで見てドキドキする。そんな昔の青春映画のワンシーンにありそうなガキども最後の世代なのである。
冒頭でスベってると言ったが、
この事件は何か懐かしさも感じた。
本の方がエロに価値を感じる。
エロがタダで手に入る時代、僕らはこのエロに本当の興奮ができるのだろうか。
今はきっと中学生だってお手持ちの携帯でエロ動画を見てると思う。
数年前に「14歳の母」みたいなタイトルをやっていたが、これは真剣な現代問題だ。
実際、未成年の売春など性犯罪は増える一方である。
これはエロが近すぎるからだ。
国家レベルで、初体験は高2の夏と決まっているのだ。
17歳の夏なのだ。
それまで我慢しろ。憧れを抱いているべきだ。特に男子。
本当に。マジで。
エロ本。
こう考えると素晴らしいではないか。顔を出して堂々買っているのだ。立派な大人である。
これを捨てた犯人は、ネット社会が広がりすぎた日本を救う救世主なのかもしれない。