今日から２１０日と呼ばれる９月なのですね
公私ともに色々と忙しい８月を過ごしていました。
進路の定まらない台風にハラハラの毎日でしたね
被害が大きかった地域の皆様、お見舞い申し上げます。
熱帯低気圧に変わりはしたものの、明日は北陸にも近づくので、
午前中の大雨に警戒が必要なようです。
さて、
８月もお盆が過ぎた頃に、姪が家族で富山の我が家まで来てくれました。
太平洋側の横須賀市からはるばる日本海側の富山へ来てくれました。
約７時間近くかけてやってきました。会うのは、彼女の結婚式以来です。
当時出来たばかりのランドマークタワーで、素敵な結婚式でした。
お互い数１０年ぶりでしたが、すっかりいいお母さんになり
いい家族を築けている様子に本当にうれしく思いました。
しかし、今年の１月に一番末の兄が亡くなり、姪は父（兄）や祖父のルーツである
冨山へ、そして一番年が近い私や同じ親族の義母にも会いたくなったのだと思います。
今日は彼女が持ってきてくれた葉山のスイーツを食べながら、
昔よく行った横須賀の思い出を懐かしんでいました。
花は、お義母さんの庭から摘んだもの。
左が葉山町のラ・マーレ・ド・チャヤの焼き菓子
お取り寄せしたいほど美味しかったです。
私の父は、富山出身ですが次男でしたので横浜へ出た人間でした。
私以外の兄３人と姉は、横浜で生まれその後も、横浜市と横須賀市に住んでいます。
次兄が父と栃木に移り、末っ子の私だけが栃木で生まれ育ちました。
栃木になぜ縁があったのかというと、兄たちの母親の兄弟（兄）のお嫁さんが栃木出身
だったからです。病気がちだったので栃木に来たそうです。
兄たちの母親が亡くなり、父は栃木で私の母と再婚し、私が生まれたという訳です。
私もかっこいい浜っ子
に生まれたかったけれど、
根っからの田舎っ子だったという訳です。そして父の故郷、富山に嫁ぎました
精一杯のもてなしをしてあげようとせっせと前日から準備しました。
（まあお盆のセットと代り映えしないのですがね）
到着が遅れていたので、先に並べました。
冷房が効いているのでお花も可愛らしく活けて、姪はとても喜んでくれました。
向日葵がきれいだと大喜び
大きな缶の中に入った沢山の写真を持ってきてくれました。
私が持っていない懐かしい写真がありました。
私も実家から送ってもらった、盛装して家族で写した兄の赤ちゃん時代の記念写真や
幼年期の物などを姪に渡すことにしました。
家族みんなで色々な話をして、なごんでいると姪が我が家の一人一人に
贈り物を渡してくれました。
欲しいと思っていたエルメスのスカーフを私に・・・
ばあちゃんにはエトロのストールを・・・
娘にはスワロフスキーの四葉のキラキラペンダントが✨
トーサンには別便でダルマイヤーのセットでした
身内の温もりを感じて本当に嬉しかったです。兄は良い子に育てたとつくづく思いました。
私にもとても優しく、小さい頃は洋品店に連れて行ってはワンピースを買ってくれました。
私の父は海のない栃木からよく横浜や横須賀に連れて行ってくれました。
そして海水浴に行ったり、油壷のマリンパークに行ったり、
マリンタワーで買ってもらったうさぎの置物はずっと大切に持っていました。
大人になってからも東京にいた時代は、横浜の姉の家や横須賀の兄たちの家によく
行きました。東横線沿いに住んでいたので、横浜へはとても行きやすかったのです。
鎌倉や、江の島や城ケ島にも行ったっけ・・・本当に昔の記憶になりました。
そんなこんなで神奈川がとても近くに感じた１週間でした。
姪は我が町に３日間滞在し、富山を味わっていってくれました。
そうそう、先日思い出して、映画「少年時代」を女３人で見てみました。
柏原兵三原作・藤子不二夫Ａ（氷見出身の安孫子素雄）企画・篠田正浩監督
作品は富山県の朝日町や入善町がロケ地（柏原兵三の出身地）で、
東京から来た子以外は全員富山の子が出演したそうです。
義母は劇中、軍歌や、童謡「杉の子」などが出てくると一緒に歌いだしました。
主題歌になった井上陽水の「少年時代」がラストでかかると泣けてきました。
夏の終わりにふさわしい曲ですね。胸がきゅっと切なくなります。
兄姉たちも小さいころに富山に連れてこられたそうです。
懐かしいふるさと冨山、美しい立山連峰と田園風景が描かれています。
（内容は戦時中の子供世界の厳しさと、友情が描かれて心に沁みました）
私にとっても昔を振り返ったり、名残惜しい夏の思い出が出来ました。
仕事も忙しくなり、歯医者さんに通ったり、おもてなしを考えたりと
あたふたと過ごしておりました。
虫の音がにぎやかになりました。早く暑さも落ち着いて涼しくなるといいのですけど。
それでは長々とおよみいただきありがとうございました
義母のお花畑から～
