お久しぶりのブログです。

読んで下さってありがとう。


2年前の秋に

父が亡くなり。


そこから色んなことが

めまぐるしく起きて。


抱えきれない日々でした。



特に娘の心配が今は

大きくあるのですが。



私のことをメインで。

今日のところ。


ここでは。



8月に急性胆のう炎になり

救急車で搬送されました。


安静にして絶食と点滴で

1週間の入院をしました。


(入院の時の看護師さんが

読んだら分かるかもと思うと

書くことを躊躇いますが…)


その時にですね。

せん妄を見たのです。


私は白昼夢か幻覚かと

怖かったのですが。



退院してから次の精神科

予約までは半月以上あり。


そこで先生に「それは

せん妄かと思われます

と言われるまでは


実際にあったこととして

ヒリヒリと感覚にあったので


実際にはなかったことだと

聞いた時には


ホッとするよりも


ゾッとしました。



広い個室の部屋で。


綺麗な壁紙でソファも

あったのだけれど。


何度も部屋は真っ白の

何もない部屋になったこと。



点滴で繋がれた腕は


閉鎖病棟で拘束されたかの

ように動かせなくなったこと。



大声で叫ぶおじさんが


個室の前まで来て

扉を開けそうになったこと。



明るいオレンジ色の

髪をした看護師さんが


笑いながら


点滴の差し替えの針を

波縫いのように動かし


私は痛みで魚のように

ベッドで飛びはねたこと。



みんな現実には

なかったこと。



でもわたし


ありありと

感じたのです。


点滴の針の痛み。

看護師さんの態度。


悪い夢だと思いたい。

そう思ったけれど。



あれがせん妄?



明日は3週間ぶりに

精神科の通院です。


今ではだいぶ

落ち着いてきたけれど。



胆のう炎は


胆石が詰まっての

ものだったので。


2ヶ月後くらいには

手術をする予定です。



8月の退院する時に


パニックになり

泣き叫んだ私は


夫にも姉妹にも

うんざりされてしまい。



あなたはどこでも

パニックになるよと。


そして「あの病院は

ひどかった」と

さわぐのであろうと。



今日はお彼岸で。


夫は実家にひとりで

お線香をあげに

行きました。


義母は夫に


「あなたまでおかしく

ならないでね」


と言ったそうです。



あたまがおかしくなった

およめさんといっしょにいて


あなたまで

おかしくならないでね。



くるしいなあ。


そんな風に

見えるのね。



せん妄は入院中に

誰にでもありうると


入院のパンフレットにも

書いてあるけれど。



怖いです。


再び入院することも。


おかしな人だと

言われることも。



緊急搬送されるより


前もって決めた入院で

手術して摘出したいので


逃げたい訳じゃないけれど。



身近な家族の

理解がないこと


それが


1番こわいです。