忘れもしない
2012年9月17日。
主人の異変に愕然とした朝です。
主人はどちらかというと
それまでも、朝はめっぽう弱い人でした。
いつも起こしてもなかなか起きてきません。
それでも、何回か声をかけて起きてきて、
その後の朝食や身支度にはあまり時間をかけませんでした。
この日の朝もいつもの様に主人を起こしに行きました。
「おはよ~。起きる時間やで~。」
ところが、主人は布団にくるまって何か呟いています。
「全部僕が悪いねん。」
「ごめんなさい。」
じっと目をつぶって呪文の様に呟いていました。
その光景を見て、
一体何が起こっているのか、その時すぐには理解できませんでした。
「どうしたん?何があったん?」
聞いても「僕が悪いねん。」と言うだけ。
その時、私の頭の中に
主人は「鬱状態なのかもしれない」とよぎりました。