外壁にファース工法ならではの断熱材「ファースボード」が貼られました。
ファース工法専用の現場発泡吹き付け断熱気密材「エアライト」と同じ材質(イソシアヌレートフォーム)の、20ミリ厚の成型板です。つまりファース工法の断熱材は、柱の外側にも在るわけで、いわゆる外側断熱として、躯体のヒートブリッジを防いでいるのです。ちなみにエアライトの断熱性能は、グラスウールのおよそ倍にあたります。
ところで、ちょうどこの写真を撮ったときに、綺麗な秋の青空の中、はるか上空(足場の上あたりにかすかに飛行機雲が写っているはず)を、多分丘珠空港めざして旅客機が飛んで行きました。
次の写真は、2階内部から屋根裏を見たところです。見慣れない材料が屋根板を支えているのが、おわかりでしょうか?これが道産材「アイビーム」です。ツーバイフォー工法には昔から輸入品が使われている部材ですが、今から8年ほど前に、弊社も、当時の道立林産試験場の方たちと、在来工法に応用するための金物開発に携わったものです。ご覧のように、アイビームを使うと、屋根裏に広い空間が生まれます。それがどんな意味を持つことになるか、お考えいただきたいと思います。 では、また。