『雪割草の育て方』雪割草の達人のブログ

雪割草が自生する森は雑木林など人の手の入った落葉樹林です。

森では多くの山野草が共存したり競争したりして、地上の風景を形成しています。

また、土の上に目を向けると、バクテリア、カビ、微生物、昆虫などによって土のバランスが保たれ、独自の生態系を作り上げています。

そのため、自然の中の雪割草には栽培で多発する炭そ病、灰かび病、ハダニなどの病害虫はほとんど見られません。

開花時期には各地で雪割草展示会が開かれ、さまざまなポット苗や鉢苗が展示即売されます。

初心者の方はまず自分の好みの花の株を選ぶようにしましょう。

雪割草の専門店や山野草の専門店や種苗会社の通信販売でも一年中入手できます。

いずれにしても雪割草は多種多様ですので信頼のおける雪割草専門店で購入しましょう。

雪割草の苗を選ぶときは根がしっかり張り、ぐらつかない苗を選びます。秋に雪割草の苗を購入するときは、花芽が太ったものがおすすめです。

初心者は植え替えたばかりの苗は避けるようにし、植え替え後半年から一年後くらいの雪割草がよいでしょう。

植え替え直後の苗は根がぐらぐらして、地際ひカビが出やすく、その後の管理が難しくなります。

紫　雪割草　開花！！

雪割草には無数の花色、花形がありこれほどの変化を見せる山野草は雪割草のほかにはないでしょう。

鉢植えの雪割草

また、雪割草は常緑の多年草で、春の花、初夏の若葉、夏の緑、秋の紅葉と、１年中見飽きることがありません。

雪割草のアップ

雪割草にもっとも適している草木寄せは器に自然の景色を作る寄せ植えの方法です。

花以外の時期も四季を楽しめますし、年月を経るうちに雪割草のほかの植物たち自身が自然なたたずまいを作ってくれます。