参考になれば
前回に引き続き、
「へえ~、そういうやり方もあるのね」と、
老鳥介護・病鳥看護ケージを考えている方々の参考になれば良いと思います。
9歳になってからも、元気いっぱいのちー子でしたが、
年が明けてから、ケージから勢い良く飛び出てくる時に、
開いたステップで「おっとっと!」という瞬間があって、
(老化・・・かな?)
なんて思ったりしていました。
101角手のりケージを利用しています。
受け皿にしているのは、今まで使っていた35型のトレイ。
(改良後)
ちー子の入院中、
≪どうか無事に退院できますように≫
祈りを込めて、止まり木をノコギリで切ったり、
ちー子になった気分で、あれこれレイアウトを何度も変えてみたり。
ケージのプラスチック部分を外して、
止まり木も低目、床にはパネルヒーターを設置。
最近のペット用ヒーターは、
鳥、うさぎ、ハムスター、小型犬、爬虫類と、
種類も随分と豊富になりましたね。
悩んだ末に、
爬虫類用を購入しました。
サイズは24cm×24cm、ペラペラのシート状です。
決め手は、
25℃~40℃まで段階的に温度が調節できる事と、
コードが細い事。
病院での面会時、プラケの下に使用されていた、うさぎ・ハムスター用は、
高温と低温のリバーシブルで温度は一定。
かじり防止コードだけど、太いのが難点だと思います。
ヒーター全体をケージの中に入れると、
ちー子は「黒い塊」=温度調節ダイヤルを絶対怖がるので、
ケージの外に。
もし「黒い塊」もケージに入れるとなると、
敷き紙・ペーパータオルは平らにはなりませんね。
怖がらない、元気度も高い老鳥さんなら、
ケージ下部のプラスチックは外さない事も可能でしょう。
奥の空いてるスペースには好きなおもちゃ、
おやすみボードなどを置いてみても良いかもしれません。
止まり木の有無、高さなど、
それぞれの健康状態に合わせることが大切だと思います。
画像は前後しますが、
入院前日、具合が悪くなりはじめた時の様子。
(改良前)
止まり木は外して、床はぽかぽかです。
レイアウトは改良後とほぼ同じ。
蒔き餌と粟穂を床に、
ちゅっぱらーにも粟穂を差してあります。
左奥には「空中レストラン」という餌入れを床置きしてみましたが、
不調の時には、かえって邪魔になる感じでした。
ほとんど動かなくても食べ物がある状態。
ちー子は蒔き餌は食べず、慣れたカップの所へ行き、
シードをついばんでいました。
ちー子がこのケージで過ごしたのは、
たった一日だけでした・・・
ゆきち達は、普通に食べられなくなってからも、
ケージ内の床の蒔き餌には口をつけませんでしたが、
ケージから出た時、なぜか放鳥マットに蒔いたシードは食べました。
器に入っている餌(シード・オーツ麦・ペレット・ビスケットなど)なら、
たくさんは食べないけど、自分から食べたし、
人の手からだと粟穂も結構食べました。
長年の習慣だったからでしょうか・・・。
ちー子に素敵なお花を頂きました。
(Hさんより)
(Tさんより)
綺麗なお花をありがとうございました。