僕の作品のロングセラーが
このマグカップ。
すでにかなりの数がお客様に使ってもらっています。
個展の初日ともなれば数も相当並んでいるので、
皆さん数個並べて、
じっくり見比べ。
これは取っ手が下がってる…
これは釉薬の流れ方が…
とっても悩んでお買い上げいただきます。
ところが個展後半、また再び来ていただいて「この間のマグカップある?」
気に入ったのでもう一つ欲しいとのこと。
みなさま一様に言ってくれるのが
「口当たりが薄くていいから、気に入っちゃった、もういくつか欲しい」
なんて。
すっごく嬉しい言葉!
でも個展も後半、あんまり数も無いんです…
「いいのいいの、もうあるやつを」
なーんて、ファンになっちゃたんですって。
嬉し過ぎます!
薄い粘土の板を組み合わせて作るタタラ作り、
その上飲み口はさらに薄く加工してあります。
見た目もすごーく重要ですが、
さらに重要なのは触感、
触ってわかる目に見えない部分。
器は道具、
見た目以上に、
気遣いの部分が一番重要なんですね。
今度の神楽坂個展では今までのサイズに加えて、
上の写真にあるように大きなサイズも出品します。
お時間合えばぜひ見にきてください。
石井啓一 陶展 「つなぐ」
2012-6/24~7/1
小路苑@神楽坂
http://www.kojien.jp/top.html
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