「指先ほっと」にもレアアース

「指先ほっと」にはレアアースが使われています。

レアアースとは希土類元素（きどるいげんそ)といいます。

■レアアースの語源
レアアースは、1794年にフィンランドの学者J.Gadolin が、以前に発見されていた新しい鉱物中に未知の元素の酸化物の“新しい土”を発見し、それを“希な土→ rare earth”（レアアース）と名付けたことが語源となっています。

■レアアースの元素記号について
レアアースの元素記号についての説明は、頭が痛くなる方は飛ばしてください。

レアアース（希土類）とは、元素周期律表第Ⅲ族に属する原子番号57 番から71 番のランタノイド15 元素（ランタン〈La〉、セリウム〈Ce〉、プラセオジム〈Pr〉、ネオジム〈Nd〉、プロメチウム〈Pm〉、サマリウム〈Sm〉、ユウロピウム〈Eu〉、ガドリニウム〈Gd〉、テルビウム〈Tb〉、ジスプロシウム〈Dy〉、ホルミウム〈Ho〉、エルビウム〈Er〉、ツリウム〈Tm〉、イッテルビウム〈Yb〉、ルテチウム〈Lu〉）に、同じ第Ⅲ族の21 番のスカンジウム〈Sc〉及び39 番のイットリウム〈Y〉の2 元素を加えた17 元素の総称です。

■レアアースの用途
レアアース元素は、それぞれの化学的性質が類似していて、高融点で熱伝導性が高いです。
また、原子核を周回する電子の軌道が特殊なため他の金属にはない独特の機能を発揮します。
そのため、用途は、永久磁石（希土類磁石）、ガラス研磨剤・添加剤、触媒、蛍光体等と幅広く、
最先端産業、特に日本の技術優位性を生かしているハイテク産業分野で用途が拡大しています。

■まとめ
まとめますと、レアアースは産出量が少ない希少金属や希土類のことで、
パソコンや携帯電話、電気自動車などに使われ、
日本の産業に欠かせないということです。

「指先ほっと」にもレアアースが使われています。

冷え性対策グッズ「指先ほっと」に使われているレアアースはこれです。
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「指先ほっと」に使われているレアアース

「指先ほっと」に使われているレアアースは高融点で熱伝導性が高く、
永久磁石（希土類磁石）なので、ジワジワと暖かくなるという原理があるようです。


レアアースが使われている「指先ほっと」