※この記事、コナンを知ってないと全く意味がわからないばかりか、かなりオタ注意の記事なので全く読まなくてもよいです。読んでもいいという方のみどうぞ。というか多分ほんとに後半の感想キモいと思います、すいません。

 

このブログの久々の記事がこれか感満載ですが、もう書き出さないと自分の萌えが吐き出せないので書きます。

 

『名探偵コナン』

 

内容は知らなくても名前は大多数の人が知っているのではないかというご長寿アニメです。

思えばコナンのTVアニメ放送が最初に始まったのは私が中学生時代でした。当時はリアタイで観てましたが高校に入って芝居が忙しくなったので離れがちになって大人になりました。

 

・・・が、

 

またここまでガチでハマるとは・・・。

 

2月に再燃してからこっち、4月に公開の映画を観るべく、そしてこの20年のブランクを埋めるべく、めちゃめちゃ公式食べました。

やっと追いつきましたよビックリマーク公式にビックリマーク「赤井さん?誰??」「安室さんってキャラ出てきたんだ、へ~」と思っていた私ですが、かなりこの二ヶ月で詳しくなりました。

 

・・・で、感想です。

私の独断と偏見に満ちた備忘録兼感想なので読まなくても全く問題ありません。

まずはネタバレ無しの感想から。

 

ダウンダウンダウン

 

「対比構造」

コナンの映画への力の入れようがわかりますが、前日譚として地上波で「ケーキが溶けた」という話を放送してました。

この話の細かい内容はまぁ割愛するとして、注目すべきは

「コナンと安室さんの事件へのアプローチ」でしょう。

コナン君は「なぜその謎が起こったか」という真実の部分を追究して、安室さんは「起こったことに対してどう対処するか」を考えている。

同じ事件に対して全く違うアプローチをしてるわけです。

でもどっちも正解。

・・・こういう「対比」が今回の映画では特に意識されているのではないかと思います。

 

映画本編でもそれは随所に見受けられて、「大人と子供」とか「真実と正義」とかそういう対比構造が意識されているのではないかと。

私が好きだなと思ったのは少年探偵団のみんなと大人の対比です。探偵団のみんなは今回かなり重要な役割を担いますが、その役割ををこれからの未来を背負う子供たちに与えるっていうのが素敵だと思いますし、大人が思っているよりも子供ってちゃんと自分たちで進んでるんだよっていうのもあるのかなって思います。

 

「メインテーマかっこよ!」

コナンでおなじみのメインテーマがあるのですが(誰でも一度は聞いたことがあるんじゃないかという例のあれ)そのメインテーマのアレンジが今回めちゃめちゃかっこいいビックリマークそれだけでもだいぶ満足。

 

 

「完璧に大人向け」

今回の映画は警察内部の話がだいぶ出てくるので公安警察とか、公安の中にも種類があるとかの話が出てきます。組織の話なので小さい子にはちょっと難しいかなと思います。

・・・が、私はこれは悪いことだとは思いません。今わからなくてもまたわかるときになって観たら「そういうことだったのか!」ってなると思いますし、アニメだから、小さい子も見るから、わかりやすく、とかはそれこそ子供をバカにしてるよなって個人的には思います。ほんとに面白いものは大人が見ても子供が見ても面白い。自分の小さい頃のことを考えても「当時わからなかったけどなんか好き、面白い」と思って観ていたものって凄くたくさんあって、楽しみたいように楽しんでいた記憶があるので。そして大きくなって「あ、そうだったのね」と思うこともたくさんありましたし、詳しくはわからなくても面白いと思っていたものってあると思います。

なんでもかんでもわかりやすくする必要は無いと思います。ちゃんと取捨選択できるよ、子供だって。大人がやるべきことは子供が自分で取捨選択の基準を作れるくらい色んなものを見せてあげることだと思います。

 

「安室さんファンは死なないように注意」

もう、全編通して安室さん格好良すぎ。これで安室さんに落ちない人いるのか?特に安室さんファンの人は絶対タオル持ってったほうがいい。「ぐふぉ」みたいな声出るから。何箇所も。絶対出るから。

 

「主題歌が最高すぎる」

今回の映画の主題歌は福山さんの「零~ZERO~」ですがもう!これが!完璧に安室さん!特に一番の歌詞。

あのラストでこの曲入ってきたときの感慨たるや・・・。

「僕は暗闇に迷いこみ善悪の刃握った」とか「誰も傷つけず誰も傷つかないように君を守ることなどはできないとわかっている」とか!もう!!安室さん!ってかバーボン!!って思います。

 

 

・・・・以上、ネタバレ無しの感想でした。

ここからは酷くネタバレしている、プラス、私のただの呟きと備忘録です。というかほんとにただの呟きです。それでも良いかなっていう方のみ先にお進みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいですか~??

めっちゃネタバレしますよ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、感想です。一応なんとなく時系列を追って書いていく予定です。あと、くそ長いです。

 

・最初のドローン

「ケーキが溶けた」に出てきたやつ!まさかこんなに冒頭に出てくるとは!あと哀ちゃんのセーター可愛い。

 

・サミット会場

最初にサミット会場出てきたときに「今回の爆破場所ここか」ってみんな思ったよね??でもまさかメインテーマより前に爆発起こるとは・・。そしてコナンで「死傷者」出るの珍しいよね。いや、よく殺人事件は起こってるけどこういう形で。そして安室さん・・というか降谷さん、TVに映っちゃダメじゃないですかね・・・?大丈夫か!?いや、ほんと、あのニュースを黒の組織の人が見ていないのを祈るばかり。でも、あの爆発を阻止できなかった時点で一度公安は負けていて、仲間も亡くなって無念だろうにすぐに小五郎のおっちゃんを容疑者にする算段を整えるとか「降谷零・・・恐ろしい子・・・」

あの指紋はそれを思いついてから小五郎のおっちゃんの指紋を採取したってことなんだろうな。まさかいつも持ち歩いてるわけじゃないだろうし。

 

・毛利探偵事務所の家宅捜索

私、風見さんが赤いスマホ持ってたの一回目で気づきました!でも気づいたけどそこから後ろに繋がらなかったのでやはり探偵にはなれない・・・。国家権力の前ではコナン君といえど無力ですよね・・・。「おじさんが犯人だとして、動機はなに!?」って必死で止めるコナン君に「あぁ・・・」ってなった。

 

・ポアロの前を掃く安室さん

あのタイミングで外を掃きに出てきたのはコナン君が何か言ってくることを見越してでしょうな。コナン君の目線がゆっくり動いたところに安室さんが出てくる演出は安室さんの不穏な感じを助長させて良いですね!コナン君が現在どこまで推理しているのかの進捗確認もあるだろうし、あえてコナン君の気持ちを受けるって意味もあったのではないかと思います。小五郎さんを巻き込むことを決めたのは彼なわけですしね、罪悪感は少なからずあったと思う。・・・でもそんなのすぐに封印して非情になることに慣れてきちゃってるんだろうな・・・と思うと、もう・・・降谷さんの孤高さに胸をうたれる。

「警察はね、証拠がない話には付き合わないんだよ」(うろ覚え)

っていう安室さん、否定も肯定もしないのがもうほんと安室さん。

 

・スケボー先輩に乗りながら新ちゃんの声で話すコナン君

この時点でさ、もう盗聴されてるわけで「あれ?!これ新ちゃんってバレるんじゃ!?」って思ったけど、スケボーの音で電話の声が聞こえなかったのかな?っていう風にも考えられるのでまだ保留。

 

・爆発物を解析する哀ちゃん

ここ、スマホに哀ちゃん映ってたらバーボンに顔ばれるよね?本誌でもまだあの二人顔を会わせていないはずで(小さい姿では)この姿を見たら宮野志保=哀ちゃんってわかってしまうのでは?・・・まぁ、でも、降谷さんは小さい頃の哀ちゃんを見たことがないって考えれば成立しなくはないので、このシーンもバレたかどうかはまだグレイ。このスマホに哀ちゃんが映ってたかどうかを三回目にしてやっとしっかり確認できた。このシーン、博士も哀ちゃんもコナン君のこと「新一」とか「工藤くん」って呼んでないんだよね。既に盗聴されてたの気づいてたのかな~??私はもうちょい後で気づいたのではないかと思っているのだが。

「爆弾じゃないのかよ!」

ってコナン君が声を荒らげるのも珍しいよなと思いました。ああやって激昂するとこあんま無いもんね。

 

・英理さん有能

おっちゃんが逮捕されて心配だろうに、自分が弁護したいだろうに、身内だから無理っていう判断が冷静にできる彼女はほんとに有能だよな~。そして後で境子さんが出てきたときに「彼女なら私も口を出せる」っていうところにおっちゃんへの愛があってとても素敵だと思う。

 

・降谷さんがいた電話BOXどこじゃろ?

港の近くであろう電話BOXから降谷さんが電話をしてるシーン。とても綺麗なんだけど、これって今回の映画の象徴のシーンなんだろうな~と思う。ただ、何の象徴と対比なのかが読み解けない。ここは風見さんと電話してるシーンだから風見さんが狭いサーバールームで通話してるのに対して降谷さんが電話してるのは海の近くでとても開けた景色。それがそのままお互いが見ている世界の広さってことなんだろうか?どなたかも書いてらっしゃったけど、昇ってきた朝日にふと目を奪われるほど一日一日明日も知れない感じで生きてるのかと思ったらやはり「降谷さんっ・・・・」ってならざるをえないシーン。

 

・高木刑事情報漏らしすぎ問題

おいおい、普通じゃないとはいえ小学生にそこまで情報を漏らしてよいのかという。ただ、結果としてこのときの高木さんの台詞はかなり事件の核心を突いていて、彼は彼で警官である自分に誇りを持ってるんだろうなって思う。いや、いい男だよね、高木刑事。佐藤さんと幸せになるんだよ。

 

・盗聴器をつけるときのあざと可愛いさ

あのシーンの安室さんなんで来たんだろ?コナン君へのプレッシャー?そして風見さんに盗聴器つけるときの「ぼくのパソコン~」のシーン。よくよく考えるとやってるの新ちゃんなんだよなって思うと滾る。それにしてもあの流れですっと盗聴器しこんでくるあたり、風見さんがかわいそうすぎる。「気をつけろ!そいつ盗聴器仕込んでくっから!」

※盗聴合戦ですが盗聴は犯罪です

 

・降谷さん、どこで聞いてるの??

すごく殺風景な物置みたいな部屋で盗聴してる降谷さん。ここすっごい切なくなった。多分ああいう隠れ部屋みたいの複数持ってて、そこを転々とすることもあって、あんな孤独な部屋で孤軍奮闘してる彼を思うと・・・なんか覚悟とか闇とかが見えてしまって・・・どこまでも孤高で孤独。もう~・・・ほんとに・・・・胸が痛い。

 

・コストコでのお買い物

ほのぼのシーン。安室さん、あの容姿で白シャツジーパンとかボタン二つくらいあけてるとか!!もう!!そりゃJKに人気だし、炎上もするわな!というか私も行きたいから!安室さんがシフトに入ってるときに!多分夢女のみなさんはみんな梓さんの位置に行きたいよ。そして「梓さんはいいお嫁さんになりそうですね」って何で聞いたし!自分にはそういうのは無縁だなって思ってるのかな・・・。うろ覚えだけどその前に上記の盗聴シーンが出てきた気がするので余計に辛いよ・・・。

そして、小麦粉バサってカートに入れるところが降谷零!安室透ではなくて。ああいう素が見えるシーンいいな~。

 

・呼び出して怒られる風見さんの不憫さ

・・・の前にあの東屋で「君は毛利探偵のことになると一生懸命だね、それとも蘭姉ちゃんのためかな」ってあおってくスタイル。あそこの古屋さん(中の人)の芝居好きです。

そして、わざわざ会議中に呼び出された上に腕をひねり上げられて「これでよく公安が務まるな」のオコモードの降谷さんの叱責をうける風見さん・・・、頑張れ、ファイト。あのへんの人が化物なだけであって君も優秀だよ。

か~ら~の~コナン君のいつものきめ台詞「江戸川コナン、探偵だよ」ここ凄く好き。今回あの言い方なのはおっちゃんを助け出せない無力さとか、蘭ちゃんを泣かせちゃってることとかそういう気持ちもあいまってちょっと自嘲とかも入っててのあの言い方なのではないかなと思ってます。

「安室という男は・・・人殺しだ」っていう風見さんの台詞、直接的には羽場さんのことを指してるんだろうけど、多分降谷さんはバーボンとして自分が直接手を下さないにしても見殺しに近いことはせざるをえなくてその度に心を殺してるんだろうな・・・って思うシーン。風見さんは降谷さんが黒の組織に潜入してることは知らないと思うけど、そういう降谷さんの狂気に近い感覚はどこかで感じてるのかもね。

 

・日本橋のシーン

雨に濡れて前髪を書き上げる降谷さん。なにそのイケメンの癖。ここで何人か殺された人いると思う。そして東海道のゼロ地点である日本橋での風見さんとの会話。傘をさす風見さんと濡れっぱなしの降谷さん。このへんも象徴的なシーンだなと思う・・。もうさ~、降谷さん自分大事にしなさすぎだと思うのです!!誰か!誰か彼に傘をさしてあげて!!

そして、みなさんおっしゃってるけどここの降谷さんの消え方、ほんと妖精。あ、降谷さんの僕より怖い男のもう一人は最初は赤井さんかと思ったけど二回目以降は多分ゼロの上司のことではないかなって推察してます。

 

・夕焼けのシーン

この映画、凄く印象的な感じで夕焼けのシーンが使われてるのですが、その意味合いがまだわからんのよな~、確か夕焼けのシーンは三回あるのだけど・・・引き続き見てみようと思います。小五郎のおっちゃんの送検が無しになったってとこも夕焼けの中白鳥刑事が報告に来るのだけど、あのシーンも綺麗だったな~。

・・・で、真相に気づいたコナン君が

「新一兄ちゃんの携帯にNAZU不正アクセス事件のデータ送っといて言ってた!」

って言って出て行くシーン(多分こんな感じの台詞言ってたと思うの)ここ重要だと思います。

・・・でスケボー先輩に乗るコナン君を追いかける降谷さん。ずっと聞いていたのですね。

 

・もはやこれはアクション映画

はい、コナンはアクション映画ですよ。コナン君に迫る車にRX-7で体当たりして軌道かえるとか、ダイナミック!いや、そうやって変えるとは思わなかった・・・からの素手でフロントガラス割る降谷さん。そりゃゴリラって言われるよね。でも「行け!!」は萌えた。滾った。

そしてスケボーで前を行くコナン君とそれを追う降谷さん。スケボー何キロ出てんねん。ってか、追いかけるなら乗せてあげれば・・・と思ってたけど、どなたかの感想で、あれは降谷さんのコナン君への信頼を現してるのかなってのを見て考えを変えました。

 

・まさか宇宙(そら)からとは!

サマーウォーズ!!!ってかもうその声で宇宙(そら)って言ったらガンダムですよね!これ、言わせてくれって指定入った台詞ですよね、多分。だってガンダムだもん。

 

・死人を生き返らせるのさ!

やめて~!!降谷さんにその台詞言わせないで~!!切ない!!!この人大事にしてた人みんな亡くなってるんだから!

 

・忍者降谷

犯人を追いかけるときのあの車をひょいひょい飛び移る降谷さん。この人妖精じゃなくて忍者だったわ。どんな運動神経してんねん。そのあとのスッてパンチかわして腕ひねるとこもかっこよかったな~!

そして、羽場さんを自殺にみせかけた公安警察は降谷さんってわかるシーン。あれって多分公安警察の協力者になるようにもちかけたんだよね?じゃないと羽場さんのゆがんだ正義監視できないし、彼自身も「今もこうして戦える」って言ってるし。

 

・ムキーってなる哀ちゃん

ただただ可愛い。衛星の軌道計算しろとかいう無茶ぶりに応えられるのって凄いよ、哀ちゃん。

 

・コナン君と降谷さんの背中と夜景

屋上で二人で並んでるときの二人の背中がとても格好良い。距離感も今の二人の距離だな~と思う。

「警察の許可はとってるよ・・・公安警察だけどな」

って台詞もあいまって格好いい。

 

・爆弾爆破するとこ

圧倒的ガンダム感。・・・え?みんな思ってないの?あそこめっちゃガンダムだったよね??

 

・黒田さんの口パク

私はあそこは「バーボン」って言ってたに一票。・・・とすると、黒田さんがゼロの上司なのか?と思ってます。

 

・NAZU不正アクセス事件のデータ見せるとこ

順番前後してますが、日下部検事に不正アクセス事件の資料を「ちょうど届いた」ってスマホの資料見せるとこ。それ、新ちゃんの携帯だよね?で、コナン君が「新一兄ちゃんの携帯にデータ送って!」って言ってたタイミングで降谷さんはぜったいそれを聞いてたはずで、その携帯をコナン君が持ってるということは・・・、これ降谷さんが気づかないわけないと思ってます。というか、警視庁に向かうところあたりからコナン君ずっと新ちゃんのほうの携帯使ってるんだよね。そもそも小学生が携帯二個持ってる時点でちょっと怪しいのに、それを降谷さんの前でずっと使ってたら確実にばれると思う。

・・・で、屋上で「携帯・・・さっきからずっと光ってるよ」のところでも、光るってことは誰からの電話かとか見えてたのではないかと思うし、やべっ!ってなってるコナン君を降谷さんはガン見してるわけで、もうコナン=新一はほぼ確信してて、あとは証拠くらいのもんだと思う。・・・というか指紋照合とかされたら一発だよね。

 

・カプセルがタワーにぶつかる!!からのシーン

・・・・だめ、もうこっから虫の息だし、語彙とかなくなる。もう無理。ひたすら画面を眺め続けることしかできない。いやもう、かっこよすぎ、エロすぎ、どうした。

まずコナン君の「今度は安室さんが僕の協力者になってよ」のシーン、虚を突かれた表情からの笑み。あのあたりが本当の降谷零なのかなって思う。計算とかじゃなく、自分の力をつかえるとかさ。からの!あのドラテク!!!!もう!だから!語彙死ぬ。

あの瞳孔開いてる顔とか、あのへんもうさ~、極限感というか、死への恐怖すらも快感に変わってるというか、彼のくぐってきた修羅場とかさ色々考えるし、その降谷さんを持ってしても自分の100%を出さなきゃ死ぬみたいなとこあったんだと思うし、なんか彼の狂気を見るよね、でもかっこよいんです、ご馳走様です。もう既に虫の息だったんですがどうしたらよいですか。

「次はどうする!?」ってコナン君に言うとこ、降谷さんの信頼が見られていいよね。この人が次の行動を問うとかよっぽど相手を認めてないと無理だと思う。あと「このビルにむかって!」「おし!」ってとこもお兄ちゃん感出てて好き。

 

・「愛の力は偉大だな」

・・・・これさ・・・・、すごく人ごとっぽいというか、降谷さんがそう思ってた相手は亡くなっちゃったのかなとか思うし、自分にはそんな相手は現れないというか作らないとも思ってそうだし、私はとても切なかったよ、ここ。からの~!!

 

・「前から気になってたんだけど・・・・安室さんってさ彼女いるの?」

・・・・・前っていつ~!!!!!!!

ってか、何聞いてるの!?これ劇場の空気ぜったい固まったでしょ!!!いや、単純に考えたらその前で安室さんにからかわれた意匠返しかなって思うけど!!!大きいお姉さんとか、腐ったお姉さんはそう取らないのだよ!!!わかってやってるでしょ!公式!!!

そして・・・

 

「僕の恋人は・・・・」

で、鼻の下こするのとかずるい。急に少年感出さないで、可愛すぎるので。で、みんな車っておもったよね!?そして!!作画!!!ってか!!ハンドルを握る手!シフトレバーを握る手!!えっろ。大事なことだからもう一回言う。エロい。ひたすらにエロい。あそこで呼吸困難に陥った人挙手。そして、そのフリがあってからの・・・・「この国さ」

・・・・孤高!!!!!!そうくるか!そうくるのか降谷零!!!もうだめだ、これはみんな敵わない。相手国家だもん。もうどこまでも孤独な戦士でどうしたらいいんだ・・・。ただもう格好良すぎて死ねた。語彙とかない。すごい、エロい、かっこいいって繰り返すことしかできない。

 

「5.4.3.2.1.0!!!」

あそこのカウントダウンとそれにかぶるRX-7のエンジン音。お前がんばったよ。今回の映画の一番の頑張ったで賞はキミだよ。RX-7は今までずっと頭文字Dのイメージだったんだけど、今後は見るたびにコナンとこのシーンのこと思い出すよ。あと、ここの舌ペロもやばかった。降谷さん29歳でしょ?ちょいちょいそういう可愛いとこ見せるのほんと反則ですよ。どうしたらいいんだってなるでしょ、こっちが。

 

「1秒の腹チラ」

爆風の中、コナン君かばいながら銃ぶっぱなすところ、あそこの腹チラをみんな見逃してなくてとてもウケた。もちろん私もばっちりチェックしましたとも、というか素肌にセーターだったの!?チクチクするやん!?いやでも、このシーンほんとやばかった(語彙)・・・で、自分は怪我を負いながらコナン君をかばうところな~・・・。何回目かの「あぁ・・・」ってか一瞬倒れてる降谷さんとか想像したから!あの血の量で!とりあえず生きてて良かった!

 

「買いかぶりすぎだよ」

小五郎を巻き込んだら君の本気の力が借りられるだろ?からのこの、みなみさんの台詞の言い方、鳥肌もんだった。照れ、無力さ、自嘲、いろんなものを含んだあの台詞、ほんと凄い。そしてラストの二人が背を向けて反対側に歩き出すところ。どこまでも対比・・・。ここからは民間人と公的な力の差で、ここもう一回確認したいんだけど、降谷さんが歩いていく方向に闇が無ければいいってほんとうに思う。

コナン君はどう考えても光なので、それに対比される降谷さんは闇ってことになってしまうじゃないか。

か~ら~の~!主題歌零~ZERO~はもう反則だと思う。あの映画を見てこの歌詞を見てしまったらもう・・・・。福山さん・・・神かよ。

 

 

・・・・自分で書いて思ったけど、この感想ここまで読んだ人いるのかな?

もしいたらありがとうございます、こんなん読んでくださって。

今回の映画で安室さん・・そして降谷さんへの印象がだいぶ変わりました。何と言うか・・・私が思っていた以上に孤独で孤高。多分彼は国家のためなら何よりもそれを優先するし、自分の命すら道具だと思うし、それをもうなんとも思っていないのではないかと。そうなるまでにいったい何があったのか・・・もう考えるだけで・・・・「降谷さん・・・死なないで!!!そして幸せになって!!頼むから自分の幸せを求めて!!」って思わざるをえない。

そんな降谷さんの光に新ちゃんがなってくれたらいいなって本当に思いました。このジャンル、これからくるね、絶対。

 

・・・・で、映画本編より一瞬で息ができなくなった予告・・・・。

まさか萌えすぎて足がつりかけて、過呼吸になりかける経験をするとは思わなかった・・・・。一緒に行った親友が私があまりに動揺したので逆に冷静になったって言ってた。あの、酔っ払いがいると自分は酔えないって思うやつ。

一回目は「お待たせしました、名探偵」(うろおぼえ)で、もうスクリーン直視できなかったのでよく見てなくて、二回目以降ちゃんと見た。

だって!!!難破船と向日葵をDVDで見た時に「なぜこれを劇場で見なかったの!!私!ばか!!!」ってなってて、コナン本編もそろそろクライマックスだし、もう劇場で見るチャンスないかも・・・でも・・・って思ってたところにですもん!!!!

そんなん動揺するって!!!というか、今回の安室さんみたいな感じで劇場で二人を見れたら…、もう生きていられる気がしない。というかスクリーンで見るだけでもう大変なことになる予感しかしない。

公式もこれから映画にむけて盛り上がってくるだろうし、グッズも沢山出るだろうし、どうしたら良いのか…。とりあえず来年の劇場を見るまでは絶対に死ねない!!!

月下の奇術師が来年っていうことがわかったことが私が一番動揺した出来事だったことをここに記す。


ここまで読んでくれた人本当にありがとうございます。お疲れ様でした。