先日の続きを記載しようと思います。
今回お知らせする内容についてですが、講演がイオン周辺だったこともあり、イオン周辺での地域の中で教えていただいたものが主になりますので、詳しく御自分の住まわれている場所について土地の形状をお知りになりたい場合には、国土地理のほうで、\800~\1000ぐらいで注文が出来るという事でした。
南海地震の想定マグニチュードは、8.0以上です。
連動の状態により規模が増大します。
過去のマグニチュード
西暦 684.11.29 白鳳南海地震 (M8.0~M8.3)同時期に東南海・東海地震発生(地質調査から)
西暦 887. 8.26 仁和南海地震 (M8.0~M8.5)同時期に東南海・東海地震発生(地質調査から)
西暦1099. 2.22 康和南海地震 (M8.0~M8.5)
西暦1200年頃 南海・東南海・東海地震(地質調査から)
西暦1361. 8. 3 正平(康安)南海地震(M8.0~M8.5)
西暦1498. 6.30 南海地震 詳細不明
西暦1605. 2. 3 慶長地震(南海・東南海・東海地震連動)(M7.9~M8.0)
西暦1707.10.28 宝永地震(南海・東南海・東海地震連動)(M8.4~M8.7)49日後富士山噴火
西暦1854.12.24 安政南海地震(M8.4)32時間の時間差で発生 余震9年間で3000回
西暦1946.12.21 南海地震(M8.0)
そして、震度ですが・・・
同じ高知市でも、震度は土地によって違うと教えてくださりました。
岩盤を切り開いた土地に建てた家と埋め立てた土地とでは
南海地震が発生した場合、小さくて震度5強大きくて震度7です。
同じ、高知市でこの違いについても教えていただきました。
震度7に相当する揺れがある場所
大津・春野・種崎・三園・愛宕4丁目の一部
北環状線沿い、震度6強ぐらいだろうと・・・
理由は、地域の方ならご存知かと思いますが、久万川は、昔暴れ川として、有名でそれを堰き止め埋め立てた場所・田んぼなどを埋め立てた場所は、かなり揺れるという事でした。
そして、揺れの違いですが、今回の震災時の揺れとは全く違うと・・・
0.1秒から2秒の揺れが合わさったものが今回の震災の揺れ。
それは、墓石が倒れておらず、回転していた事で明らかだと言っておられました。
しかし、南海地震は、震源域が高知市の下まである事を考えると、
直下型とほぼ同じで阪神大震災の時の揺れ、0.7秒の揺れが1分~2分続くと言っておられました。
周辺の地図です。
実際に地図で見ると、その上に家が建っているのです。
イオン周辺・北環状線もそうです。
ほんの少し前までは、昔、田んぼでした。
イオンは、現時点海抜2mです。
地震が起きると、海抜0mです。
それプラス・・・液状化が発生します。
でも、耐震は、抜群だという事で、避難先には最適だと・・・食料もあるし・・・
本当に近場の人は、ここへ逃げる方が言いといっていました。
でも・・・液状化になった場所
田んぼのドロドロした中を避難するには、お年寄りには苦痛ですよね。
この地域で、避難するとすれば・・・イオンしかないというのも現実。
秦小学校・泉野小学校も避難指定になっていますので、どちらを選ぶかは、地震が起きた状況にもよると思いますが・・・
ここの辺りだけではなく、高知市にこういう場所はいくつも存在していることでしょう。
知らない事が、一番怖いことです。
せめて、ご自分が住まわれている場所をお調べすることをお勧めします。
そして、新たにそのような場所へ家を建てることのないように、していかなければいけません。
でも、これは、行政や不動産会社からすれば、最悪なお知らせかもしれませんね。
その土地が売れなくなる、土地が安くなるなど・・・
それを避ける為に、公表していないのも事実です。
それが、本当の防災に対する矛盾点なのです。
これから、地震が起き、被害が大きくなると想定されながらも・・・誰も言ってくれません。
やっぱり、自分でアンテナを張るしかありません。
まだまだ、続きます。