勝手なレビュー野郎!!
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身勝手に戦っちゃってな

世論調査とかで、「選択肢がない」というのがかなり高くなっているというニュース。

だらだら朝からテレビとか見ていて、珍しくうなずいたアンケートのひとつだったと思います。

今の首相がよいとも思わないし、かといって誰がいるかと問われたら答えられない日本。

でも、それって小泉さんがちょっと出てきた以外は、ずっとそんな感じだったように思えますね。

それにしても違法献金とか、そういう問題は確かに大切なことではありますが・・・

どちらがどうとか騒いでいる場合ではなくて、どっちでもいいからなんとかしてよといった感じ。




どっちでもいいからなんとかしてよ、ということで。

PSP「プレイステーション・ポータブル」 ラディアント・レッド(PSP-3000RR)
PSPの新色が先に2色発売。
なんというか明るい色なので、好き嫌いは激しく出るかもしれない。
ネットなどで見るのとはディスプレイ環境とかで実際は大分違うこともあるので
店頭で確認してみてから購入をしてみてほしい。後の2色は19日に発売。
と、それに合わせたかのようにDSiも新色が登場。
ニンテンドーDSi ピンク

ニンテンドーDSi ライムグリーン
ニンテンドーDSi メタリックブルー
ご丁寧に20日に発売。Amazonでは予約も開始されているようなのでこれを機に買い替えたいとか
しょこたんがピンクに物凄い反応しているから、わたしもピンクみたいな人はお早めにご予約を。
こういった派手な色が流行るのでしょうか?単なる対抗意識での色発売ではないですよね?
今はテレビでも見られなくなったドクターコパの風水的にはオレンジがあって欲しいところ。
いや、黄色でしたっけ?金運がよくなるのは。経済がとんでもないことになっているので・・ね。
そういう意味ではPSPのイエローを19日に買えばいいと思います。ええ・・コパ的に。
DSiに関してというか任天堂製品から離れてしまった僕の心を取り戻すがために
何か買いたいのですが、それでもまったく手が出ないWiiとDS。果たして・・何かあるでしょうか。
個人的にはDSiで、まるでマジコンとかそういうのをしないでPSPのように過去作品ができればいいんですが。
それだったら僕は喜んで聖剣とかのために買うんですがね。まぁうまくいかないでしょうな・・・いろいろと。
聖剣・・・というか、政権というか・・なんかこのゲームでもある機種の戦いみたいなのも悲しいですね。
ひとつのゲームになれとはまったく思いませんけど、なんかくだらないなぁと。
(たとえばWiiひとつになってファミリーな世界になったら、たぶん世の中が崩れる。犯罪増える。)
何がくだらないって、そういう僕もですが、Wiiやってるユーザーなんてとか、いや箱でしょ!、とか。
PS3オワタ!みたいなそういう感じ。まぁネット社会だから仕方ないんですけどねそういうのが見えるのは。
ゲームも政権も、マスコミっていうかなんというか・・・。

と、ゲームを考えていますがまったく最近はやっていません。

(一応PSPでずっとサガ・フロンティア2をやっているけど。)

でもPS3にはがんばってもらっていました。ナイスな機能、ブルーレイ。



いつもわがままガマおうじ/えんどう しゅうこ

¥1,365


パコと魔法の絵本は6日に発売。邦画苦手の僕が見たいと思っていた映画のひとつ。

邦画嫌いというのは、まぁ僕が好きな系統の映画がわりとギャングとかそういったものが多いから

邦画でそれをやるとなると、任侠ものにしかならない・・・タケシ映画とか・・いいんだけれども。

正直、泣けました。こんな泣ける話はない。ハッピーに泣ける幸せな話だと思います。

ネタバレとかになるので詳しいことは書かないつもりではありますが・・・。

このパッケージにあるようなCGなキャラクターとか、ディズニーみたいな感じへの違和感とか

もしかしたら感じる人もいるかもしれませんが見てみると世界観を崩さず最高に組み合わされています。

こどもの無邪気さと視点にうまく合わせて、頭の中を映像化した感じがとても映えます。

映像美は邦画なのかというくらい素敵なのでBDでおすすめしたいわけではありますが、

別に内容がすばらしいのでどっちでもよいです。ただ、BDにはない特典がDVDの2枚組みにはあります。

BDのよくないところは、高いし映像がよいけれどそういった特典的なところからファンを離しているとこですかね。


えっと、内容はですが

記憶に障害がある女の子に、どうにか思い出を、いや心に残したい自分を、幸せをつくってあげようと

人生を挫折したり、悲劇を味わったり、からっぽになってしまったりした人たちが立ち上がるっていう感じの話。

また記憶なくなる系かとか、病気系かとか一瞬思うかもしれませんが、そこ重視には見えないのですばらしい。

病気で泣かせるとかそういうのあんまり好きじゃないんですよ。いやぁ、難しい話になるんですが。

映画って人の一生だから、死ぬとかそれは頻繁に出るものではありますがね、

そこをなんか魅せるっていうのは嫌い。そこまで必死に生きてるってのが好きかな。

まぁ、パコも死ぬとかだめになっていくのをネタにはしているのでなんか矛盾ではありますが

そういった部分が嫌いな僕が好きだといっているんだから、たぶんよい意味での生き死にとかの話なんでしょう。


なんかギャグなのかよくわかんないほどファンタジーで、それが本気で。

おとぎ話のような世界を、役者たちがマジでやっている。そして妄想がきれいに映像化されている。

絵本を読んでいるときの楽しさ、子供のころの気持ち、今の気持ち、いろんなのが混ざると思います。

何回見てもいいかなって思いましたね。

勝手な更新休み

なんか毎日忙しいわけでもないんですが、PCに向かう足はなく・・布団直行でした。

全部花粉のせいにして、今日も明日もがんばって生きましょう。しっかし、晴れると本当につらいですね。

かといって雨の日が続いていた最近は、洗濯物もだるいし気分もだるいし最悪でしたしねえ・・うーん。



最近ギャグマンガ続きですが、先週はこんなのを読んでいました。

銀河宅配便マグロ 1巻 (ビームコミックス)/おおひなた ごう
銀河宅配便マグロ 2巻 (BEAM COMIX)/おおひなた ごう
銀河宅配便マグロ 3巻 (BEAM COMIX)/おおひなた ごう
でた、またしてもBEAMだ。まぁ、ちょっとサブカルとか自分で言ってみたい年頃は
きっとBEAMとかIKKIとか手を出してしまうんだと思います。勝手なイメージですが。
音楽でいうと、クラスに一人はでてくるインディーズバンド好きみたいな人とか・・・。
よくわからないけど、インディーズ好きみたいな。
よくわからないけれど、とりあえずピエール瀧みたいな。
よくわからないくせに、太宰みたいな。
よくわからないまま、中央線沿線とか。高円寺阿佐ヶ谷みたいな。

きりがないのでやめておきますが、実際なんか自分で色んな無理やり看板つけすぎ!

自分もだけど・・・というか自分のことなんだろうけど・・全部自分への・・



さてと漫画の話にもどりますが、おおひなたごうのこの作品は好きです。

正直に言うと、初期作品であるものは全然面白いとも思いませんでした。

というかむしろ買ったということを後悔するほどに激しくつまらないものでした。

本で言うところの未公開とか絶版とか、漫画とかだと「ボツっぽい」のが多いんだと正直思います。

まぁ初期衝動ということで・・・なんとなく理解はしますが・・。


その点で、マグロは3巻の間でちゃんとキャラクター性がそれぞれあって

話もうまくまとめられていてすらっと読めました。別にストーリー性はまるでないし

理解不能なネタも多すぎるとは思いますが、その妄想ワールドっぷりは楽しいです。

そこらへんが銀河という部分にあてはまり、SFっぽさで妄想にうまく合わせているところがよいですね。

初期作品はというと、4コマとかみたいなものが多いので、その感じが彼には向いていないというか・・・

妄想とかギャグとかは評価できるのもあるのだけれど、それをうまく伝えるにはコマが足りないというものでした。

でも、こちらはたっぷりとコマが使えるし、うまく話ができていたので、彼の妄想が形になったという感想です。


また、もうひとつ彼は今はこちらを描いています。

犬のジュース屋さんZ 1 (1) (ヤングジャンプコミックス)/おおひなた ごう

犬さんのジュース屋の話なんですけど、

僕としては立体くんという少年の変態な感じと、叩かれっぷりが好きです。どちからというと犬さん微妙。

この漫画もこれまたギャグで一話でちゃんとまとめられてはいますが、銀河マグロと同じようなもんです。

犬のジュースはヤンジャンでまだ連載中なのでそこで気に入った人とかならマグロも是非といった感じ。

でも犬のジュース屋さんの方がどちらかというと現代の問題とか、微妙に深いこといったりとか

面白い描写は多いかなと思います。でも、それは受け取り側の問題ですので気がつかなければ別に。

おおひなた漫画は、ちょっとサブカル。いぬまるだしのような単純さだけではないかもなのです。

だからちょっと、誰にもオススメっていうものでもないのかもしれないぞね。




じゃあ・・何が誰にでもオススメできるギャグなんだと言われたら・・・・・・?

あなたは何をオススメしますか?

勝手に騙されて

三日坊主という言葉がうまくあてはまりそうでした。

なんとか復帰して今日も勝手な気ままに語っていくわけであります。



前回の記事で書いた

喧嘩商売 14 (ヤングマガジンコミックス)/木多 康昭
¥560
Amazon.co.jp
もう14巻まで出ているということを知り、絶望しています。
なぜなら勢いのまま買ってきてしまいました。9巻までだけども。
結論から言うと、勝手にギャグ漫画ではないと思い込んでいて
勝手なイメージ・・・そう、なんかこう刃牙とか・・・

こんな感じの雰囲気を持っているだろうと思っていましたが、
感想からいいますと『相変わらず』です。全く変わらず。
泣くようぐいすの時も、野球を真剣にやっているシーンなんかは
意外と真面目に青春みたいに描いていて楽しかったんですがね
それと同じくして野球という題材を喧嘩に変えただけであります。
あとはちょっと年齢が高めの層に見られる雑誌に移動しただけあって
エロが多いです。下ネタばっかりな感じにはなっています。
幕張も、うぐいすも下ネタはありましたが、それ以上に溢れ出ています。
だから・・・なんかちょっと疲れちゃうかなって思うところも正直あるんですが
喧嘩というか格闘技というか、その闘いを描いている彼はなかなか面白いです。
ギャグマンガとも言えないのがそこにあります。後半はもしかしたら盛り上がるのかも。
(わかる人にはわかるような例えでいけばZZガンダムみたいな)
まぁそんなわけで騙されたんですけど、とりあえず読み続けてみます。

まんまと騙されたといえばこちら。
魅機ちゃん (IKKI BOOKS)/平山 瑞穂
¥1,575

帯に騙されるのはバカだと思いながらも見事引っかかりました。

コミック+小説、オルタナティブノベルとかいう紹介に見事気になってみました。

IKKIコミックが発ということで、なんとなく雰囲気は予想していましたが・・・

別に衝撃が受けるほどの進化した小説でもなければコミックでもありません。

ライトノベルというジャンルの中からちょっと出た、絵が多い作品といった感じ。

まぁ確かに、ライトノベルみたいに口絵が少ないものはちょっと悲しかったりするんだけど

この自称オルタナなノベルは、絵本のようにたくさん散りばめられているわけで

見ていて楽しいというか、場面がすらすら浮かんでくるから読みやすい。

だから、ライトノベルよりもライトな感じな小説です。


内容はというと、まぁ僕の彼女はサイボーグとかそういう類のをも浮かべてしまうような

ロボット女の子との話なんだけれど、今まだ途中過ぎてオチが楽しみでしょうがないです。

よくあるオチが待っているのか、果たしてというそのギャンブル性。内容の評価じゃないな・・。

何よりもいまさら買った原因について言わせていただきますと、イラストですよ。阿部潤。


ラーメン王子 (2) (KADOKAWA CHARGE COMICS 19-2)/阿部 潤
¥609
Amazon.co.jp
今はこんなの描いているみたいですけど、前に描いていたTHE山田家ってのが
僕は本当に好きで、なんか絵のタッチとか少女マンガとかにもありそうな系統なんだけど好き。
山田家っていうファミリーは絶対にありえなくて薬でもやってんじゃないかって、そんなこと思っちゃうほど。
常にぶっ飛んだ発想が常に出てくる家族で、でも悪くなくものすごくハッピーな世界を描いていて
たまにぐっときたり暖かいシーンもあるギャグマンガ。ギャグマンガってのもいっぱいありますけど
ハッピーギャグ。もう人間って感じがあふれているんだけど、全然現実味はないっていう。むちゃくちゃな。

で、その人が描いているっていうから買ってしまったんでした。

あと、IKKIとかBEAMとかは表紙とかのデザインが卑怯。ちょっとうまい。騙されてしまう。

ジャケ買いとかしてしまうもの。でも、それで当たりもあるといったらあるけど、外れはでかい。

『前衛的だよね~』

って言葉ですませろ!って何のマンガだったかな・・・本当にそんな気分。

魅機ちゃんは、まぁ思ったよりも革命的なことはしていませんが、男にはわからんでもない感覚があるし

気軽に読めるのでとりあえずラノベには手を出さないけど小説はって感じのひととかでもとりあえずどうぞ。

あ、でもTHE山田家ってのをとりあえず紹介したいっていう話ですが。

ラーメン王子は買ったけど読んでいなかったり。もう、表紙がひかれない・・・。


デザイン大事ですよデザイン!!!

お天道様も勝手なんだから

都内は急に暖かくなり、見事なまでに花粉にやられました。くしゃみが出るたびに

『噂をされているのだな、全く人気者は困るね』

なんていう今時の子供は絶対に言わないような事を思いながら

何発も何発もくしゃみをしました。そして今もくしゃみをしたところです。

まったく、人気者どころか誰もこのブログ読んでないんですけどね。

と、開設3日目にして早くもこんな調子。



さて、暗くなったところで自分を元気にさせるような漫画を紹介します。



長い心の文

(マンガだとか漫画だとか、統一感のない昨日からの書き方に苛立ちが・・

まぁ、どちらでもいいんだが、このマンガがすごいとかはカタカナ・・う~

いってみればそれほどに今は‘画’を重視した世界ではないのかもしれなくて

マンガとカタカナで表記するような、広く扱われやすいソフトなものが重視されるのかも

・・・・・・とかいう話は長くなるのでやめておこう。とりあえずマンガでいいや・・・)



最近はギャグマンガが何かと充実している気もするのですが

その中でも僕がオススメしたいマンガはこちらです。

いぬまるだしっ 1 (ジャンプコミックス)/大石 浩二
¥420
Amazon.co.jp

いつもフリチンの幼稚園児いぬまるくんの暴走ギャグ漫画。

とか書くと、かの有名なクレヨンしんちゃんのような世界観が浮かびますが

それともまた違った方向性でまるで幼稚園児とは思えない行動を見せてくれます。

今旬のネタだけではなく、なんとも懐かしいというか忘れ去られたよなワイドショーネタ、

さまざまな方向性から繰り出されるいぬまるワールドは本当に面白い作品です。

なんでフルチンなのかもさっぱりわからない、でもかわいいから全然OK。

ただ、ネタにするところがギリギリなところが多くて、面白いんだけれど不安です。

何がって、連載が継続できるのかという不安ですよ。大丈夫なのかと。

そういう意味では幕張とか泣くうぐいすを描いた彼の本当なのかわからない

連載終了という突然な終わり方が待っているのではないかと・・。

喧嘩商売 1 (1) (ヤングマガジンコミックス)/木多 康昭
¥560
Amazon.co.jp
そんな幕張とか描いてた彼が完全復活を今はこんな形にて。
読んでないので内容がわかりませんが、ギャグではないんですよね?
気になってはいたのですが、まだ未読。どうしよう、ギャグだったりして。

そういえばギャグマンガとして有名だった稲中ですが、

それを描いていた彼は本当に作品がというか世界観が変わってしまい

今ではギャグではなく黒い闇の、そして人間の深いところをえぐるような作品をだしていますね。

シガテラとかヒミズだけで僕はまだ止めています。いいかげん見るのが嫌になった。

でも彼にとっては稲中のような、青春の世界と妄想が混じって出来上がった僕らの中にある

その欲望とか思い出の塊がギャグでもあり、人間の中にある黒くて狂気的な部分である欲求なども

またギャグとして元からとらえていたのではないのかなとも思います。

だから作品が変わったとというか、もともとの彼なだけかもしれません。

どこの部分を描いたか、どの角度から見たかというだけの変化なのかも。

人間って怖くて本当におもしろい生き物なんですよね。

行け!稲中卓球部 (1) (ヤンマガKCスペシャル (432))/古谷 実
¥509
Amazon.co.jp

シガテラ (1) (ヤンマガKC (1193))/古谷 実

¥560

Amazon.co.jp



最新作品は興味があっても手を出さない。

まぁそんなわけでとりあえずはいぬまるだしをおすすめということで。

休載しないようにみなさんあたたかい気持ちでよろしくお願いします。

聖☆おにいさん 1 (モーニングKC)/中村 光
¥580
Amazon.co.jp
まぁ、ブッダとイエスをギャグにしたマンガが許される日本なんだから大丈夫?

明け方にも勝手に

眠らなくてはならない、と思ったときに風呂に入ってしまい、眠れない僕がここにいます。

ゲームも漫画も気分じゃなければ、映画を見る体力はないし、小説なんか無理なので

とりあえずネットをだらだらしてればよいかと思ってまた机に向かっているところです。


さて、さすがに気まぐれとはいえど前回の記事からの数時間内で

予告が変わるというのはさすがにありえないので・・・とりあえず漫画話をしようかと。

昔、CDのレビューなんかを読んだりしてわくわくしていた自分がふと

「マンガのレビュー雑誌なんてどう?」

という発言をした時に、それはありえないと見事に否定されたわけでしたが

最近では時代もかわったのか単なるレビューブームというのか

自分で考えることをやめてしまったというのか、流れに乗りっぱなしというのか・・・

『この~がすごい!』とかいう感じのものが出まくっていますね。



このマンガがすごい! 2009  このライトノベルがすごい! 2009

ライトノベルまで・・・ミステリーのものまでもある・・
でもこの雑誌たちの効果は実際はかなり凄まじい様子。

あの頃、自分が発言したような形のものを目の前にして

手にとってしまいながめては見たものの、結論としては

こんなものはいらなかった、と思ってしまったのでした。

マンガにはあってはいけないものだと、昔の自分に説教したいです。


確かに選ばれている作品の数々は面白いものとはなっていますが

僕としては、マンガにたいしてのランキングであったりジャンル分けだったり

性別分けまでもされてしまうこの思考はよくないのかなと思ったりします。

2008年の作品、2009年の作品、そして2010年と今後続いていくだろうこれは

ひとつの作品にたいして時間を植えつけてしまうような気がします。

時間をもつことは悪いことではありません。でも、それとは違った植え付けなのです。

高校生が話しているのを聞きました

『○○とか今更読んでんの?だっせ~。△△だろ今は~』

果たしてマンガに今更とか、ださいとか、今はとかあったのでしょうか。

○○に入るのは、2008年でこの雑誌に選ばれていたものであり

△△に入るのは、2009年でこの雑誌に選ばれているものなのです。

この1年だけで、そんなことってあるのでしょうか。

単行本一冊が出来上がるのに1年かかるものもあります。

2008年に選ばれたものだってまだ続いていて、新しいものがでるのもあるでしょう。

それが古いってどういうことなのでしょうかと。


常に新しいものを見つけ、誰よりも先に面白いものを見つけ

そして誰かに伝えて自慢げに語り合うというのは確かに心が躍ることかもしれません。

でもそれは違う。新しいものが常に良いもののはずもないし、差を生んではいけないのです。

また、そこで何かランキングに負い目を感じるのも間違いです。

自分が楽しければいい、それが全てなのだから。だから常に人は勝手であるべきだと。

ほら、数年前に自分が言った発言を今になって完全否定している勝手な人がここに・・・



とまぁ散々書いてみたものの、僕はこの雑誌は嫌いではありません。

もともと、こういったものがあったらいいなとは思っていたわけですので。

ただそのランキング形式とか、そういったものとか細かいところとかに

なんだか疑問を感じてしまっただけで、あとは高校生の発言とかなんですが

これもまた受けての側が問題なだけで、結局はこうした僕の文みたいなものと同じで

誰がどうとらえるかが重要で、発信側にも責任はあるとはいいますが微量だと思います。

だいたい、こんなマンガのことばっか考えている雑誌をつくっている人たちが

マンガのことばかにして作っているわけもないんですから、むしろものすごい愛ですよね。

むしろ、僕がその高校生の発言にむっとしたり、マンガをもっと大事にしろと思ったという

その感情を生ませたということでは、この雑誌の策略としてすばらしかったのかもしれません。



まぁあんまり人の意見につからないで

絵とちょっとしたストーリーをながめてみて気に入ったら買うのが良いですよマンガは。

生理的に受け付けないってあるでしょう、悲しいことながら。あれ、なんなんですかね。

まだ一度も言われたことないですけど、一生言われたくない言葉な気もします。




ということで、ランキング形式は僕のブログはありませんが

これからは自分の面白いと思ったマンガを適当に紹介していきます。

でも昔読んだのとか忘れているからたぶん最近買ったものからという感じで適当に。

ちなみにこのマンガがすごい2009の表紙のおっさんの絵は下のマンガ。

また次の機会に紹介したいが、いつまでも夢を追いかけているあなたに、

そしてニートとかでもないけれど、あまりにも空っぽなあなたに読んでもらいたい。

ただのだめなおっさんマンガではない、シュールで熱い人生マンガ。

個人的に2巻のカバー絵が好き。

俺はまだ本気出してないだけ 2 (IKKI COMICS)/青野 春秋
¥620