アメリカンショートヘア 男の子 11歳
眠ったような安らかなお顔です。
うん、きっと寝ているのね。
でも、もう起きられないのね。
すごく、残念です。起きてきてくれません。
でも、呼吸が苦しくて、動けなくて、ご飯も食べられなくなって、
眠りたくても、眠れなくて、
その苦しさが私たち夫婦にもよく分かって、
やっとくるみさんが寝付けた時に、
きちんと看取る覚悟がありました。
くるみさんは向かっているんだ。
この写真は7月6日土曜日に撮ったものです。
キッチンのトースターの上に乗ったまま、降りてくれないので、その前にテーブルを持ってきて、座ってもらいました。
パンが温められないー
ママはぷんぷん 😠
でも、くるみさんは知らんぷり。腹いせに写真撮ってやりました。
何かあると証拠に写真を撮っておりました。根が真っ黒い私です。
こんなに生意気そうな様子なのに、実は、このトースター事件のあたりから、水もご飯も口にしなくなりました。
一週間前の6月29日土曜日に、急遽、病院に連れて行ったばかりでした。
だんな様が、ずっと俯いて動きが悪くなっているくるみさんに気づき、次回の定期検診を早めてもらいました。
その時、貧血を起こしていたことが判明し、心臓病の薬と吐き気止めの薬を追加されました。
輸液も一度に100ccは反動が大きいので、時間を置いて、50ccづつの注射に変えました。
少し持ち直し、持ち前の生意気顔が戻りました。
しかし、急変。
翌日の7月7日日曜日から下痢を起こして、トイレで動けなくなりました。
そして、7月8日月曜日早朝3時、トイレに入ろうとする気配にだんな様が気づいて、それから、息を引き取る6時32分まで
夫婦2人でくるみさんを見守りました。
呼吸困難で途中、苦しみながらも、少し眠れる時も訪れて、
休み休み、少しずつ、その時を迎えました。
7月9日午前中、葬儀を行いました。
丸一日とちょっとでしたが、自宅で小さなお通夜のように、静かに眠ったままのくるみさんと過ごしました。
くるみさんの顔を見て、少し安心しました。
本当に寝ているようにしか見えません。
愛らしいその寝姿に、とても感謝しました。
くるみさん❤️
ありがとう💕
たくさんの感謝だけです。
イタズラも介護にも困ることはあったけど、天使のお世話係は
素晴らしい体験でした。
全ての出会いに感謝します。
この写真は昨年の元旦に撮影したものです。私の布団を取って、スヤスヤ中。
今年の4月撮影。新聞を読んでいると邪魔してくる意地悪なくるみさん。
随分、長く一緒にいたのに、あまり性格が分かっていませんでした。
大人しくて静かで我慢強くて、辛抱するきちんとした穏やかな子でした。
賢くて、素直でした。
他人に素直ということではありません。
正直なままで、忖度や思いやりなどありません。
絶対、正しい、お猫様です。
小賢しさが微塵もなく、ストレートに行動するので、
いつだって、ガチです。
猫と人であっても、一つ屋根の下で生活していれば、ぶつかる事もあっただけです。
いい関係だったと勝手に思っています。
こうして、ブログを書きながら、言葉にする事の意味や大切さを噛みしめています。
ブログにお越しの皆さまありがとうございます。
心が少しずつ落ち着いてきました。