ボクが生まれた1953年に20世紀最大の発見がされました。
それはジェームズ・デューイ・ワトソンというアメリカシカゴ大学の教授が、細胞の中のDNA(核酸)の分子構造を発見したのです。
ワトソン教授はこの功績で、論文発表後わずか9年という早さで1963年にノーベル生理学・医学賞を受賞しています。
最近の遺伝子工学や遺伝子治療の発展は、全てこの素晴らしい発見が基になっているのです。
DNA(核酸)はあらゆる生物の細胞の中にあって、遺伝子の本体として、細胞の分裂、成長、エネルギー生産のいっさいをコントロールしています。
生命の誕生から老化、死までを支配しているのです。
では、そのDNA(核酸)と老化の因果関係はどうなっているのでしょうか。
DNA(核酸)は腎臓・肝臓で作られ、生産量のピークは20代です。
その後は徐々に生産量が落ちて行きます。
端的に言うと、DNA(核酸)の生産量が落ちる現象が老化を引き起こしていると言えます。
と言うことは、核酸を身体に取り入れられれば、身体の衰えは抑えられます。
核酸は色んな食物に含まれていますので、意識して食べる事で、身体が作らなくなった分を補うことができます。
鮭の白子
ちりめんじゃこ
煮干し
鰹節(かつおぶし)
鰯(いわし)の缶詰
大正海老
鯵(あじ)の干物
おきあみ
鰯
さんまの干物
鰹
車海老
鮭
牡蠣
スルメイカ
上記が核酸を含む食品の上位のものですが、鮭の白子がダントツに含有量が高いようです。
総じて海産物のようですね。
なので、肉系を減らして、魚介類を食べましょう。
ボクは魚介類が苦手なのでサプリメントを飲んでいますけど。(≧∇≦)