yuchi日記

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緑あふれるちょっとだけ田舎の四季


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蛇の苦手な方は、この記事はお読みにならないでください。

 

 前回、おたまじゃくしがたくさん発生したので、かえるをねらって蛇が来るかも叫び・・・という話を書きました。

 そこで次に岩井に出かけた時に、ホームセンターで蛇の忌避剤という薬を買って池の周りにせっせと撒いたのです。でもこの薬のボトルには「これは忌避剤ですので、餌が多いなどの誘引が大きい時には効果がないこともあります。」と書かれてあったので、なんとなく半信半疑だったのですが、まだ蛙じゃなくておたまちゃんだから大丈夫!と訳の分からない理由で安心していたおバカなyuchi。パンチ!

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じゃーん!翌週にはおたまじゃくしをねらって、細い細い蛇が、もうしっかり池に住み着いておりました。5月7日のことです。近寄れないのでちょっとピンボケ写真です。

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 頭は女性の小指の先ほど。長さは40センチくらい。一番太いところでも私の小指の付け根くらいです。こんなに小さな蛇なら、かえるではなくおたまちゃんが餌なのでしょうね。 私は毒蛇ではなければ、それほど怖いとは思わないので(そりゃー大好きとはいえないですがむっ)へービーに向かって話しかけました。(へービーと勝手に命名済み。)

 「へーびーちゃん、この池の主になっていいから、この家をマムシから守るんだよ。そして私が池を掃除する時は、何処かに隠れていなければいけないよ。」と話しかけると、まるで聞いているかのように、小さな鎌首を持ち上げてじっとしていました。

 

 さて、2週間後の5月21日には、池には睡蓮の葉が茂り、花が咲き、へービーの姿が見えない。なんだか物足りない気がしていたところ、夕方庭から駐車場に続く階段にへービーちゃんがいました。「おいおい、そこに伸びてちゃ、だめだよ。一段飛びするほどyuchiは足が長くないからね。」とどんどんと足踏みをすると、へービーはちょっとびっくりしてスーと階段脇に逃げていきました。なんだか上品で優しい感じのする蛇なんです。ネットで調べてみると、どうも「ヒバカリ」という蛇のようです。毒のない蛇のようだし、岩井邸の池の主として住み着いてもいいからね。

 ところで一方おたまちゃんはというと、きれいな青蛙へと成長していました。写真に撮ろうと家の中につれてきたところ、跳ねるは跳ねるは、やっと一枚パチリ。大急ぎで捕まえて外に出しました。大きさは女性の手の親指と人差し指で丸を作ったくらい。小さいケロちゃんです。でもへービーの餌には大きすぎなんですね。
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昨年の泥沼が今年は睡蓮池に大変身。昨年の夏の終わりに池さらいをした努力が報われて、花もつぼみもいくつも見えます。嬉しい!ニコニコ はい、へービーはここの主なのです。おしゃれな住まいでしょ。
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冬に植えたジギタリスが1メートル50センチほどに大成長。
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アガサ・クリスティの推理小説をを思い出しますが、大丈夫。葉っぱなんて食べたりしませんよ。
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昼咲き月見草が見事に群生。まめに雑草を抜いたおかげと自画自賛です。
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 3月26日のことです。

 昨年の夏に岩井の庭では池さらいをしたのですが、きれいになって澄んだ水の間になにやら怪しげなものが浮かんでいます。ガーン 直径18センチくらいのとぐろを巻いた半透明のもの。最初は蛇かと叫び思いましたが、蛇は暖かい岩井でもまだ冬眠中でしょうし、池の中で冬眠なんで聞いたことがありません。次は大きな獣の巻き○そうんちかとも思いましたが、このあたりの南房総には熊なんていませんし・・・。

 半畳ほどの池を観察してみると、この半透明の巻き○そが10こもありました。
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家で息子に写真を見せると「かえるの卵かも?次に行けば分かるよ。」とのこと。


はいはい、次に訪れた4月16日のことです。
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 見にくい画像ですが、お分かりになりますか?数え切れないほどのおたまちゃんです!!! 1.5センチほどで、ひじきそっくりの色をしています。

 ひょえーカエルカエルカエル かわいいけれどこの池にはおたまちゃんの天敵もいないので、全部かえるに成長したらここは蛙屋敷になっちゃうかも?キスマークしたら王子様王冠1指輪に変身したりして・・・と冗談言っている場合じゃありません。果たしてどうなりますか。

理科系頭の息子はかえるを狙って蛇が来る!と脅かします叫びひょえーそれだけはご勘弁を!!!


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鯛釣り草が咲きました。想像していたより大きく成長していて嬉しい。
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ドイツ語では「涙を流したハート(心臓)」という名まえでしたが、日本人の私はやっぱり「鯛が大漁だい!」親父ギャグは無視してくださいませ。のほうがピンときます。



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 4月の半ばまでにびわの袋かけをしたほうがいいといわれていましたので、ぎりぎり間に合いました。親切なOさんご夫婦に手伝っていただきました。私と奥さんは口のほうが忙しく、すみません。私、すごくおしゃべりなんです。にひひ もっぱら労働の主役はご主人でした。馬
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白のシラーが紫より一足先に盛りになりました。



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岩井海岸。3月の震災時には60センチほどの津波があったそうです。津波の前には、かつてないくらい潮が引いたのだとか。海岸に元禄地震の際の津波の想定高さ、という標識が立っていました。
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公園で見かけたお散歩猫ちゃん。飼い主と散歩をするのも珍しいのに、セーラ服を着てランドセルをしょっています。
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嫌がらずにやっぱり服を着てランドセルをしょったワンコと一緒に連れられていました。にゃーわんわん 写真をとりたいのにこっちを向いてくれないのが残念でした。
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 3月11日の大震災では多くの方が亡くなり、どれだけ辛く悲しい別れがあったことでしょう。

 その悲しみとは比べるべくもありませんが、私にも人生の区切りになるような別れがありました。
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 20年以上前から、お茶のお稽古をしていただいた先生が急遽グループホームに入居することとなり、3月いっぱいでお稽古場を閉められました。お茶のお稽古の時は、まだまだお元気でしっかりしていらっしゃると思っていたのですが、日常生活はお一人ではかなり難しくなり、ケアマネージャーさんによると認知症も進行しているとのことだったようです。

 先生は息子さんとそのお嫁さんを先に亡くされ、現在は孫娘さんとの二人暮らし。彼女が出勤してしまうと、朝7時ころから夜の8時過ぎまでは一人暮らしです。先日の大地震の時は幸いデイケアセンターにいる最中だったものの、余震の続く中、別居のお孫さんたちも心配されて、急遽、グループホーム入居が決まったようです。
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 姉弟子に当たる先生のところでもお稽古をしている私は、お稽古自体がなくなってしまうわけではないのですが、お茶が大好きで生きがいだった優しい先生のお気持ちを考えると、そしてその先生のもとにお稽古に通えなくなることを思うと、なんだか心が沈みこんでしまうようです。

 「のうてんき」がひいた風邪がなかなか治らないのも、そのせいじゃないの?といわれるくらい元気が出ません。

 ホームに入られたのは先日の日曜日、暫くはお里心がつくといけないのでは・・・ということで、一月ほどしたらお社中で遊びに行くことにしていますが、今日はこれからホームまで行って、外から様子を見てこようと思っています。

 当たり前のように通っていたお稽古が、自分にとってどれだけ大切だったか、しみじみ分かりました。
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白雪芥子(しらゆきけし)。お茶花を見てもなんだか悲しい。

 あの多くの被害をもたらした大地震から2週間たちました。とても長い2週間だったように思います。我が家は計画停電の第2グループで、今日も6時20分から停電が実施されるとのこと。でも避難所生活を送られている方のご苦労やご家族の安否が分からない方の辛さを思うと・・・とご近所や職場の仲間とも励ましあって、知恵を出し合って停電に備えています。今日は勤務がなかったので早めに買出し。途中で見つけた花をご紹介します。


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 はじめてみる黄色い花。何だろう?「馬のあしがた」という名前のキンポウゲ科の花があり、以前はこのあたりの空き地にも咲いていたのですが、花びらの油を塗った様なつやは似ているものの、花の大きさ、形、葉っぱの形など全然違う。ただ、キンポウゲ科と目星をつけて調べたところ「姫立金花(ひめりゅうきんか)」と名前が分かりました。姫がつかない立金花はもう一月ほど遅く開花し、花びらは5枚のようです。


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 家の近くに500坪ほどの市民の森があります。木漏れ日の当たるあたりにこんな風に水仙が咲いていました。

 市民の森は地主さんから八千代市が土地を借りて手入れをしているとのことですが、我が家からもみえるこの森をいつまでも残して欲しいと思います。森自体は落葉樹なので、まだ裸んぼさんです。べーっだ!



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ソメイヨシノよりいつも一足早く咲くご近所の桜。名まえが分かりません。今年は入学式ころにソメイヨシノが満開でしょうか。



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 去年の12月、寒い寒い、庭に花がない時期にこの花が咲きました。(写真を撮るのを忘れちゃったのですしょぼん) 我が家では私しか球根を植える人などいないのに、私には記憶がありません。花の名前も、植えた記憶もない。叫び 日常でしょっちゅうボケている私ですが、球根を植えたら「嬉しくてラベルを保存して指おり開花を待つ」タイプなのでかなりショックでした。

 でも、ひょっとしてスイスに行く前、今から18年前に球根を植え、開花の前に転勤でこの地を離れた「あの球根」?名前は忘れましたが、「夏に咲く花で白く背が高く香りがよい」という花の球根を植えた記憶があります。とはいえ12月に咲いたこの花は香りがなかったのです。おまけに帰国してから10年も咲かず、今頃急に咲くでしょうか? でもご覧ください。この花、本来は夏に咲くはずなのです。

 もしかして何年もかけて栄養を蓄えて球根がやっと開花するほどに育ったのでしょうか。確かにここ何年もそのあたりに「おもわせぶり」な菖蒲のような葉っぱが出てきていたので、抜かずに様子を見ていたのですが。

 真相は不明ですが、来年は力尽きて花を咲かせないでしょうか。写真を忘れたのが悔やまれます。

 阪神大震災を経験されたしぇるさんからお見舞いコメントを頂きました。yuchi一家はお蔭さまで全員無事ですのでご報告します。


 今日は仕事が休みだったため、お風呂場の見積もりをしてもらうために工事業者さんに来てもらっていました。業者さんがお風呂場で寸法を測り、私は工事の参考にするために二階で家の図面を探していました。


 

 その時ぐらぐらと揺れが。関東地方ではいつものことなので「あらまた地震!」とあまり気にも留めていなかったところ、揺れが収まるどころか今まで経験したことのない激しさ。

 洋服ダンスの扉がばだばた開き、階下で物が落ちる音もしています。棚のものは落ち、壁に立てかけてある額が倒れ、情けない私はなすすべもなくその場で揺れが収まるのを待つだけでした。(でも負け惜しみじゃなくて、2×4工法の家のは、地震の時、慌てて外に出るより安全だと家を買うとき言われたような気がするんですよ。)

 階下の工事業者さんは素早く玄関を開けて外に避難していたようです。

 

 何度もメールや電話を試みて大手町の息子、渋谷の娘に連絡が取れ、幸いにも二人とも無事。(娘はエレベーターに乗り込む直前だったとのこと。)隣市に住む母と妹も、藤沢市の義父母もお蔭さまで無事でした。 


 今もまたかなり大きい余震がありました。震度2から3くらいの地震が続いています。このあたりのご近所さんはどこも東側の壁沿いに被害が大きかったようですが、東に食器棚がなかったの我が家の被害はコップとガラスの保存容器が各一つ、猫の置物が一つ割れただけですみました。ライフラインの電気・ガス・水道も使えます。



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 NHKをつけっぱなしで地震のニュースを見ていますが、だんだんと津波の被害の詳しい様子が分かってくると、その残酷な報告に頭から血の気が引くようです。どうぞお一人でも多くの方が無事でありますよう、心から祈ります。