☆無料公開☆ 0泊4日の弾丸旅 無理してでもW杯に参戦する理由
お久しぶりですただいま(・Д・)ノガッツリ放置プレー決め込んでましたがシレッと4年ぶりにブログを更新してみます。読み返してみるとイグアスの滝の途中でバッサリ更新が途絶えてますねw
今さらですが、ロシアW杯も1試合だけ見に行ってきました。0泊4日の弾丸で行ってきました。で、10年来のサポ仲間の村上アシシくんが、いろんな人のロシア体験記をまとめて電子書籍を出版する、と言うので(http://atsushi2010.com/archives/12014)、面白そうだから弾丸で行った理由や動機なんかを文章にしてみました。
ドイツも南アもブラジルも3週間ほど行って日本戦は全試合見てたのになんでロシアは1試合だけだったのか?なんで1試合だけでも見に行ったのか?ぜひ読んでみてください。
---以下転載---
0泊4日の弾丸旅 無理してでもW杯に参戦する理由
横山孝宜
日本代表の初戦、サランスクで開催されたコロンビア戦に6月18日(月)から21日(木)まで、0泊4日の弾丸観戦旅に行ってきました。東京練馬区中村橋で居酒屋さんを経営しているよこちんと言います。この「現地観戦記」、他のサポーターは意外とお堅い文章を書いているようですが、自分はブログを書くような柔らかい文章で書いていきます。しばしおつき合いください。
0泊4日とその前後のスケジュールはこんな感じです。
6月17日(日)
居酒屋 12:00 ~ 22:00通常営業
6月18日(月)
居酒屋だいぶ遅めの正月休み
成田 12:00発 モスクワ 16:05着アエロフロート便
6月19日(火)
居酒屋だいぶ遅めの正月休み
モスクワ 1:10発 サランスク 11:10着無料寝台列車
15:00コロンビア対日本キックオフ!
19:00勝利の宴
6月20日(水)
居酒屋定休日
サランスク 2:15発モスクワ 11:55着無料寝台列車
モスクワ 19:00発アエロフロート便
6月21日(木)
成田 10:35着 アエロフロート便
居酒屋 15:00〜24:00通常営業
ホテルには宿泊せず(寝台列車内で2泊、飛行機内で1泊)、ロシア滞在約50時間。その内20時間は列車の中。特に復路のスケジュールはやばかったです。成田空港に10時半に着陸 →13時に家に到着 →シャワー浴びて買い出し行って掃除して仕込みして15時にお店開店。我ながらド Mな旅程だなと(笑)。
自分は2006年ドイツ、2010年南アフリカ、2014年ブラジルと過去3大会、それぞれそれぞれ3週間ほど現地に滞在して日本の全10試合を現地観戦してきました。実家の寿司屋で働いていたこともあって、親の了承を得て長期休暇を取ることができましたが、昨年8月に独立して居酒屋を開業したこともあり、今回のロシア大会はさすがに行くのは無理だろうと考えていました。
その後日本のロシアワールドカップ出場が決定し、組み合わせ抽選が行われ対戦相手と開催都市も決まりました。以前ならそれぞれの都市について調べて、移動手段や宿泊施設の手配などをどんどん進めていたところですが、日々の仕事に追われてそれどころではない。周りの仲間たちが調べた内容をSNSに投稿しているのを少し寂しい気持ちで眺めている日々。悶々としていました。
そんな中、ついにワールドカップイヤーが始まり、FIFAが観戦チケットの抽選販売を開始しました。
悪魔のささやき「抽選が当たるかどうかわかんないんだから、とりあえずポチっちゃえばいいんじゃない?」
天使のささやき「ダメよ! 開業1年目でお店を長期間休むなんてもってのほか!」
心の中でそんな葛藤がおきつつも、無意識のうちに観戦チケットをポチっている自分がいました。自分が選んだのは日本の初戦であるコロンビア戦。過去3大会の経験から「ワールドカップは初戦がすべて」というのが持論なので。
2月に入りチケット購入に使用したクレジットカード会社に引き落としがかかり、当選を確認。もうこうなったら無理してでも行くしかないだろう、と腹をくくりました。なるべく店を休まないで行ける方法を模索した結果、0泊4日という弾丸スケジュールになったわけです。無理してでも行きたくなる魅力があるんですよね、ワールドカップって。ちなみにFIFAから当選メールが来るよりも先にカード会社に引き落としがかかって当選を知る、というのはワールドカップあるあるです。
弾丸旅で注意すべきポイント
さて、0泊4日の中身に触れていきましょう。成田 →モスクワは直行便で約10時間。昨年末に価格をチェックした時は10万円弱でしたが、観戦チケット確保が確定した3月にはすでに約15万円に値上がりしていました。中国などで乗り継ぐ経由便だともっと安い航空券もありましたが、移動時間が長くなるのと、万が一遅延して乗り継ぎに失敗した時のリスクを考慮して、値上がりしている直行便を購入しました。弾丸旅の場合、「時間をお金で買う」という考えを持っておくと、選択を迫られた時の決断に苦労せずに済みます。
弾丸旅行で気をつけるべきポイントは、限られた時間をいかに有効に使うかです。事前に行きたい場所の候補を挙げて、移動手段や所要時間を調べておきましょう。行き当たりばったりだとタイムロスが多くなり、弾丸の短い時間で何もできずに終わる危険性があります。こういった下調べが苦手な人もいるかもしれませんが、ガイドブックやインターネットを使って旅先のことを想像しながらチェックするのも意外と楽しいですよ。
モスクワからサランスクへの寝台列車の発着駅、カザンスカヤ駅では、それぞれの旅路でモスクワ入りした友人たちとフードコートの一角で適当に時間を潰しつつ、発車時刻を待ちます。サランスクに向かう列車は無料と有料含めて10本以上あって、みんながそれぞれ勝手に予約するもんだから、同じ列車とは限らないわけです。とはいえ、このカザンスカヤ駅に日本人がぞろぞろと集結してくるサマは壮観でした。だって、特に連絡を取り合っていないのに、サポーター仲間が何十人とこんな異国の地の鉄道駅に勢ぞろいするなんて、滑稽じゃないですか。久し振りに会う仲間も多く、まさに4年に1度の同窓会のような感覚になるのは現地観戦の醍醐味ともいえます。
FIFAと書かれているのがすべて無料の寝台列車
コロンビア人だらけの寝台列車で完全アウェイの中、ベッドで快適に横になり10時間、無事サランスクに到着。発着時間がキッチリ時間通りだったのは驚きました。この寝台列車、ちゃんと横になって眠れるし、寝て起きたら目的地に着いてるし、食堂車で飲食もできるし、同部屋のサポーターと国際交流もできるし、FAN IDを持っていれば無料だし、一石五鳥か六鳥くらいにお得でした。
過去の様々なトラウマを払拭してくれた会心の勝利
試合内容はみなさんご存知の通りなので割愛しますが、勝ちましたねぇ。勝った瞬間はなんかふわふわしていたというか、信じられない気分で自分でも不思議なほどに感情があまり動きませんでした。けれど、試合後いろんな人と淡々とハイタッチしたりしてる中で、とある観戦仲間に「クイアバの悔しさを晴らせたね!」と言われた途端に一気に涙腺が崩壊。
4年前のブラジルワールドカップ。今回以上に完全アウェイだったクイアバで、同じコロンビア相手になす術なく叩きのめされたあの悔しさ。ザックジャパンラストマッチとなった試合後に「この4年が終わっちゃったね」と泣きながら慰め合ったあの時の感情が一気に込み上げてきて、自然と涙があふれました。とはいえ、現地で流す嬉し涙は格別です。この瞬間を味わうためならどんなに無理な日程でも現地に行かない手はないんですよ。
サランスクは陽射しこそ強いもののカラッとしていて、この気候はドイツワールドカップ初戦のオーストラリア戦の開催都市、カイザースラウテルンを思い起こさせました。
コロンビアのエース、ハメス・ロドリゲスが途中投入された時のスタジアムの雰囲気は、ブラジルワールドカップ初戦のコートジボワール戦でドログバが途中投入された時の雰囲気を連想させます。
そして、先制するも追いつかれるという展開はこれら2つの試合に共通するトラウマ。試合中はポジティブにポジティブにと自分に言い聞かせていますが、ここまで同じようなシチュエーションが生まれると、嫌な予感を抱かざるを得ません。
そんな中、日本代表は同じ轍を踏まず、俺たちの大迫勇也が叩き込んだ決勝点で、過去のそういったトラウマをすべて払拭してくれました。
昌子が活躍し、柴崎が躍動し、そして大迫が決勝点を決める。鹿島アントラーズサポーターの自分にとっては新旧の所属選手が活躍するのをその目に焼きつけることができて大満足でした。
試合後には友人から大迫半端ないゲーフラを
拝借して記念撮影
次はあなたも「24人目の日本代表」に
ブラジルも南アフリカも弾丸で行くにはちょっと遠かった。それに比べればロシアは近かったです。弾丸でもそんなに無理なく行動できました。さあ次はカタールです。国土も狭く秋田県と同じくらいの面積しかないので、国内移動もしやすく弾丸にはもってこいです。深夜便でカタール入りし、試合を観戦してその日の便で帰ってくれば0泊2日で行けてしまいます。試合のたびに日本から往復する強者も続出すると思います。現地の雰囲気や大会の盛り上がりを感じるには大会期間中ずっと滞在するのがベストなのはいうまでもありませんが、そんなに休みを取らなくても現地で観戦する方法はいくらでもあります。テレビで見るだけのワールドカップとは比べ物にならない感動や興奮が、そこにはあります。
自分は新モデルが出るたびに毎回日本代表のユニフォームを買っています。背中に自分の名前を入れて、背番号は24番。なぜ24番なのか?ワールドカップの登録選手は23人ですよね。だから自分は24人目の日本代表として現地に乗り込むんだ、という気持ちを込めてこの番号にしています。24人目の選手として現地で同じ空間を共有できる喜びを、少しでもこの観戦記で伝えることができていれば幸いです。
日記のよーなまとまりのない拙い文章で恐縮ですが、次のカタールW杯に行こうかなー、と思ってる人の背中を少しでも無責任に押せればいーなー、と思ってます。
他の方の文章は力作ばかりなので気になった方はぜひポチっとしてみてください!
イグアスの滝!ブラジル編!
ちなみにこの情報は2014/6/27現在のものです。
で、いよいよボートに乗船!
滝アタックも2回やった後一緒に乗ってたアルゼンチン人の団体のアンコールに応えてもう2回の計4回してくれるわで鬼楽しかったですw
まずはアルゼンチン編の補足を。
入場料は215ペソでした。いろんなトコに載ってる情報より高いけどなぜかは不明です。。
それではブラジル編へ!
シェラトンからブラジル側の空港近くのハーバーコロニアルと言うホテルへ。
で、さっそくチェックインしてずぶ濡れになる準備して出かけよーとしたら、ホテルの入口脇に観光案内所が。
支払いも済ませてバウチャーもらってバスで公園まで送ってもらいます。近くて5分ちょいでアッサリ到着。
チケット売り場もキレイだしお土産売り場もなかなかだったしブラジル側の方が観光地としては良かった印象です。
ブラジル側の入場料はR$49.2でした。
ATMもあるしキレイだしなかなかの設備。まあアルゼンチン側ではシェラトンに宿泊したからエントランスには行ってないので単純比較は出来ませんけども^^;
で、バスで園内を移動。Macuco Safariのバス停で降りてボートアタックへ。バウチャーをチケット売り場に提出してチケットもらってまずはプチジャングルドライブ。途中車を乗り換えてボート乗り場に向かいます。
車もボートも何時に出発とかでは無く人が集まり次第随時出発と言うカンジなので、行ってすぐ出発するかは運次第です。
すげぇ飛ばすわ、写真撮影はするわ、もうとにかくテンション上がりまくりですげぇ楽しかったです!!!
あとカッパ着てても全身ずぶ濡れなんで、Tシャツとかの着替えがあると良いかと。風邪ひいた人もいたみたいです。
滝アタックも2回やった後一緒に乗ってたアルゼンチン人の団体のアンコールに応えてもう2回の計4回してくれるわで鬼楽しかったですw
この日のために買った防水カメラで動画もガッツリ撮りました!帰国したらYouTubeにあげるのでお楽しみに!
ボートアタックツアーの所要時間は1:45と言われ、まあ実際1:30くらい?でした。自分らは特に並ぶことも無くスムーズに乗れたのでこんなでしたが、混み具合によっては2時間は見ておいた方が良いと思います(・Д・)ノ
で、ボートアタックを終えてバスに乗ってビューポイントへ!
ちょっと長くなって来たのでブラジル編の続きはまた次回!
イグアスの滝!アルゼンチン編!
コロンビア戦の翌日もクイアバに宿泊して、その翌日に1日かけてイグアスに移動しました!
ブラジル側のフォスドイグアス空港からアルゼンチン側のシェラトンまで、空港のタクシーカウンターで頼んでR$120。途中イミグレ通過時の手続き等は運転手さんが全部やってくれます。入国した時の紙を忘れずに。
アルゼンチンのイグアス公園に入るにはペソが必要で他の紙幣やカードは受け付けてくれません。フォスドイグアス空港(空港に両替所はナシ)のタクシーカウンターのお兄さんが「ペソ持ってるか?」と聞いてきてUSダラーからペソに両替してくれましたが、US$77ドルで500ペソ。無茶苦茶レートは悪いです。が、他に選択肢も無かったしめんどくさいからそれで両替してもらいました。
で、アルゼンチン側の公園内のシェラトンに泊まりました。翌日効率良く動けるためにちょっと奮発(1人一泊約2万円)しましたが、結果大正解!
費用対効果は抜群なんで結構オススメです!
夜ごはんはホテルのレストランで食べたんだけど、これがまた美味いしデカいw
で、今日の午前中はアルゼンチン側の滝を散策!
ガッツリ土砂降りの雨w
残念ながら一番の見所の悪魔の喉笛は先日の大洪水で橋がぶっ壊れた(2014/6/27現在)ため少なくとも4~5ヶ月はアウトとの事( ̄◇ ̄;)なので電車は中央駅とカタラタス駅を往復するだけ。
あとアッパートレイルの一番奥のビューポイントも橋が壊れて通行止めでした。
悪魔の喉笛まで行けないウチは正直アルゼンチン側は行かなくても良いかな?と言うのが正直なトコです。
その理由は次のブラジル編で明らかにw