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さて、これも一番みなさんが聞きたい点だと思われますが、「理由書の書き方」について。

理由書というのは、ビザ申請をする理由を説明する書類です。

永住申請の場合などには、申請書類に理由を書く欄が、わざわざ2~3行用意されています。ですが、もちろんそれでは全く足りません(ここが入管の意地悪な、いやらしいところなのです。わざわざ2~3行用意せずに、理由書を要求すればいいのに、って感じですよね・・)

そして、「難しい申請になればなるほど」、「何らかのトラブルや話しにくい事情があればあるほど」、「不許可になった経験があればあるほど」、この理由書の完成度が高くないと許可をもらえません(つまり、理由書の完成度が低かったり、不用意な理由書だと、不許可になりやすくなります)。

理由書を書く事自体は、誰でも、どうにでも書けます。形式は何も指定されていませんし、何をどう書いてもかまいません。

なので、書く事自体は簡単です。

ですが、完成度の低い理由書や不用意な理由書を書けば、以後の申請でかえって不利になってしまい、自分の首を絞める結果になることもあります(このあたりが一般には知られていない、ビザ申請の怖いとこり)。

また、不利な点を書かないようにしたとしても、書くべきポイントや書き方の方式や手順やルールを守らずに書いた理由書は、厳しいことを言うようで大変恐縮ですが・・出しても意味がありません。

入管職員の目線で語るとすれば、「なすべき説明がなされていない」ということで評価されないのです。

では一体何をどう書けばいいのか・・・

結論から言ってしまいますと、理由書には何を書いてもよいわけではありません。

ここで細かく説明するのは難しいのですが、理由書に書くべき内容等は実はある程度決まっていて、厳然とした書き方の方式・手順・ルールが存在します


膨大な入管法令や入管内部資料を参照しつつ、相当な時間の勉強や実務経験を積まなければ見えてこない、ある方式・手順・ルールがあり、それに従って書くのが基本中の基本かつ王道になっています。

あえて、一言で言うとすれば、結局は、「入管法令への適合性をいかに説明するか」、この一点が最重要です(役所のガイドラインや内部審査資料ももちろん重要ですけどね)。

つまり、条文を指摘して、ビザ申請の理論を押さえて、手順を踏んで、説得的に理由を簡潔かつ分かりやすく説明・・・・といったイメージです。

そういった事情から、特に難しい案件になればなるほど、入管ビザ申請の内部事情を知らない一般の方が、「許可を引き出すような」理由書を書くことは、困難になってくのです。

もちろん、簡単な申請の場合や恵まれた事情の場合等であれば、理由書はそもそも不要の場合もありますし、完成度が低くても不許可になることはないでしょう。


*ただし、簡単な申請かそうでないかの区別は、一般の方には難しい場合もありますので、少しでも不安な方は事前にプロに一言ご相談いただくのが一番よいと思います。


以上、実はこのあたりが、「理由書作成は難しい」、といわれる本当の理由なのです・・

「なんとなくこんな感じのことを、こんな感じで書けばいい」というものではありません。

あくまで、「入管法令等にこのように適合しているから、このビザが欲しいのです」と理由を説明するのが理由書です。

理由書を書くのは簡単なのですが、「ちゃんとした(許可を引き出すような)」理由書を書くのは、非常に難しいのですね。



入管ビザ申請專門 行政書士  横田 あずま



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